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財政インフレについて

財政インフレとは、中央銀行が政府の発行する赤字国債を引き受けることにより、 通貨量が著しく増加することから発生するものだそうですが、 なぜ赤字国債を引き受けると通貨量が増加するのですか?

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noname#206832
noname#206832
回答No.1

赤字国債を引き受ける、ということは、見方を変えれば国が発行している 国債を中央銀行が買う、ということです。そしてその買った資金は政府から 公共事業などを通じ、民間などへ流通していきます。つまりその過程において 民間に流通する資金量が増えるため、通貨量が増加する、ということです。 ちなみに、前提知識として、中央銀行というのは理論的にはお金をいくらでも 増やすことができます。なので、国債を買う際にトレードオフとして、資金回収 的な政策も同時に実行しないかぎりは純粋に民間の資金流通量は増えて しまいます。つまり、単純に国債を買うだけだった場合、買えば買うほどに 民間の資金流通量は増え、そしてインフレしていくことになります。

hanako94736
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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回答No.2

ふつう、国が使ったお金は、税金として回収するので、通貨量は増えません。 税金として回収できない分は、国債を発行して、市中から使った分を回収します。 でも、日銀の直接購入の場合、市中のお金ではなく、日銀が刷ったお金でそのまま国債を引き受けるので、通貨量が減らないことになります。国が使ったお金分、通貨量は増えるということになります。 なお、知っておいてほしいのは、日本の通貨量は、80兆円。経済規模はGDPで480兆円。国債発行額は年44兆円。 日銀は、ただ同然で銀行に資金を貸し出すようにしていますが、一向に通貨量は増えません。日本の銀行制度はもう破綻していて、必要としているお金を供給できずにいるです。そして、せっせと国債を買って、血流のはずの通貨量を減らしています。 なので、実際は、日銀が引き受けても、その分、増えた通貨で、市中の銀行が国債を買うだけなので、あまり心配は要らないんじゃないかな。

hanako94736
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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