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サッカー日本代表でわからないことがあります
オリンピックのサッカーでわからないことがあります。素人です。オーバーエイジとか聞きますが23歳以下とかなぜ分けないといけないのですか?その経緯を知りたいです。日本に敗れたスペインもそうだったようですね。なでしこジャパンのさわ選手は33歳なのに23歳以下と一緒に試合してますけどそのあたりのことがよくわからないです。教えてください。素人です。
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- yama1998
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まぁ、五輪の時期に必ず話題になる話ですね。 簡単にいえば、国際サッカー連盟(FIFA)としてはすでにワールドカップが世界最高の大会としてるからです。国別世界一を決める大会は戦前からやっており、参加国は五輪より多く、単一競技としては世界最高峰のイベントです。 五輪も戦前から採用されていましたが、当時五輪はアマチュアのみの参加であったので、アマ最高の大会の位置づけでした。しかし五輪でプロの参加が認められるようになり、バスケなどがプロ参加で大成功したように、オリンピック委員会(IOC)もFIFAにプロ参加を要請します。しかし、五輪がプロ参加すると、世界一を決める大会が2つになってしまい、ワールドカップの価値が下がるとしてFIFAはプロ選手の参加を拒否したのです。価値が下がれば当然、集客やスポンサー、TV放映権料なども下がり、興業的にも影響もでます。 その妥協案として、最初に1984年のロス五輪では、ワールドカップに出場経験のないプロ参加としました。まぁ、2軍ですね。そして1992年のバルセロナ大会から年齢制限を設け、23歳以下としたのです。年齢制限にしたのは、元々FIFAは20歳以下や17歳以下の世界選手権(その後年齢別のワールドカップと改称)を実施していたこともあり、年齢別の最高峰として23歳以下にしようとしたのですが、開催国のスペイン以外の試合はガラガラのスタンドが問題視され、96年大会からオーバーエイジを認めて現在に至っています。 他の競技は戦後になってから正式種目になるなど歴史も浅く、そのオリンピックで人気が出たこともあって、五輪を最終目標とすることが殆どですが、サッカーだけはそうでない、あくまでワールドカップが世界最高、サッカー選手として最終目標の大会としている特殊な競技です。女子は元々正式種目になったのは1996年あたりと最近で、興業的に男子より相当落ちることもあって、現在は年齢制限なしですが、近い将来は女子も年齢制限を設けるのではないと噂されています。
- drum_KT
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まず、男子と女子で制度が違います。 男子サッカーは、ワールドカップこそが世界一を決める大会という位置づけになっていて、オリンピックはそれより格下の大会と位置づけています。そのため、ワールドカップは年齢制限なしですが、オリンピックでは23歳以下という制限を設けているのです。 但し、何人かだけ特別に23歳以上の出場を認めるという特例がついていて、それを「オーバーエイジ枠」と言っています。この枠は特別枠なので使っても使わなくてもいいのです。 一方、女子の方はワールドカップもオリンピックも同列の世界大会と捕らえていて、むしろあまり有名ではないワールドカップよりもオリンピックの方が一番上の大会と考えている傾向にあります。なので、女子ではワールドカップもオリンピックも年齢制限なし、同じメンバーで出場できるのです。