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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:多価の酸のふるまい 電離 中和 大学受験)

多価の酸のふるまい 電離 中和 大学受験

このQ&Aのポイント
  • 多価の酸のふるまいについての質問。多価の強酸と多価の弱酸の例を挙げ、実際にどのような反応が起こっているのかを知りたい。
  • 多価の強酸の例としてH2SO4や多価の弱酸の例としてH2CO3を考える。それぞれの酸の水溶液の電離反応について、具体的な反応式と反応の程度を知りたい。
  • 多価の強酸と多価の弱酸についての特性を一般化することはできるのかを知りたい。硫酸と炭酸に限らず、他の多価の酸にも同じようなふるまいが見られるのかを知りたい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.5

いつもながらのことですが あなたの質問を見ていると何かアンバランスな感じがするのです。 どこまでが分かっていてどこが分からないかで戸惑うことが多いです。 「二価の酸は二段階に電離する」・・・これはほとんど「二価の酸」の定義だと言ってもいい内容です。 二つの水素がH^+となって離れてくることが出来るから「二価」というのです。 「段階的に離れる」・・・一度に両方ともが離れるのではない  ・・・二つ目は最初の水素が離れるのに比べて弱い(三つ目だともっと弱くなる) 各段階での電離は平衡にあります。 二価の酸をH2Aと書くことにします。 (Aという文字を使うのは酸を acid と言うからです。HAとかH2A、H3Aのような形で酸を考えるということができるのはアレニウスの酸の定義に従っているからです。アレニウスの定義は「酸の標準形」を提案したものです。・・・以前のあなたの質問にもでてきましたね。この表現を使っていながら「アレニウスの定義は古い、現在はほとんど使われていない」と書く人がいるという、おかしなこともおこっています。困ったことです。) H2A⇔H^++HA^- HA^-⇔H^+A^2- この平衡が成り立っていれば水溶液中には H2A,HA^-、A^2-が共存します。 これがどれくらいの割合で存在するかは平衡定数で決まります。 [H^+][HA^-]/[H2A]=K1 [H^+][A^2-]/[HA^-]=K2 K1>>K2 ここまではどこにでも載っていることだと思います。 K1,K2の値は検索しても辞典を調べても出てきます。 (あなたが東京化学同人の「化学大辞典」を持っているとは思っていませんでした。 私は東京化学同人の「化学辞典」を持っています。炭酸のK1,K2、亜硫酸のK1,K2,リン酸のK1,K2,K3、全て載っています。硫酸のK2の数字も載っています。K1は無限大であると書かれています。これらの数字は理科年表にも載っています。詳しいのは「化学便覧」です。市の図書館では置いていると思います。) ・平衡と平衡定数の意味は承知している ・平衡定数を調べることのできる環境にある ・質問する前には必ず下調べをしている ということであれば#1の回答に対して「もっと詳しく」という返事が書かれているのがピンとこないのです。こういう関係が硫酸と炭酸に限らず成り立っているとしていることもまた当然のことです。そうでなければ平衡定数はどういう意味を持つのでしょう。「平衡定数が求められている」という#1の回答が出てきているののはそういう意味でです。二価の酸をH2Aと表した段階で硫酸、炭酸以外の酸も視野に入れて考えているということが分かるはずです。どちらかというとK1を無限大とする硫酸が他の酸と性質が異なるものだいう注意が必要になるものです。 「モザイク的な理解になっている」のか、「疑問に思っていることをうまく伝えるような質問文になっていない」ということなのか、どちらなんでしょう。回答の書きようがないのです。 「具体的にこの式をどのように解くのか」または、「H2A,HA^-、A^2- の3つの状態の存在割合はいくらぐらいになるのか」を大雑把でもいいから知りたいということでしょうか。それならそういうことの分かる文章である必要があります。 0.1mol/Lの二価の酸があったとします。 K1=10^-4 K2=10^-8 とします。 これでやってみればあなたの疑問に答えたことになるのでしょうか。 (連立方程式はどの変数についても一次であれば簡単に解くことができます。どれかの変数について積の関係が入ってくれば次数が上がります。平衡定数は積の関係で表されています。平衡定数が一つ入ると二次方程式になります。二つ入ると三次方程式になります。二価の酸では水の電離平衡と合わせて三つの平衡の式が出てきますから四次方程式になります。普通教科書では式を扱うことはやっていません。代表点を選んで近似的に解くことしかできませんので省略されています。) 滴定曲線のグラフは入試問題の中に頻繁に出てきます。 教科書でも炭酸のグラフは出てきます。 二段階で中和が起こるというのは二段階電離が起こることと同じことではありませんか。 グラフではっきりと段が区別することができるというのはK1,K2の違いが大きいからです。10^4~10^6程度の違いがあります。(シュウ酸はK1/K2≒10^3 です。これは例外的だとしてもいいでしょう。) wikiの「中和滴定曲線」には主な酸、塩基のpHの変化のグラフが載っています。そのために必要な式も載っています。実際に解くのは近似を使っているはずです。たいていはニュートン法という近似法で間に合います。エクセルを使っても出来る数値解法ですからやって見られるといいでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%92%8C%E6%BB%B4%E5%AE%9A%E6%9B%B2%E7%B7%9A 数値的に解くということが呑みこめたら硫酸の第二段階の電離による段が見えるのはどれくらいの濃度の時が境い目になっているのかということなどもやって見られるといいだろうと思います。 もしこういうことまで考えるのであれば 一般的な関係式からpHを決めて行くという手順が分かっていなければいけません。この前の質問にあったような「電離度」というような量にこだわっていては一歩も先に行くことはできないでしょう。 「加水分解」という怪しげな考えも捨ててしまう必要があります。 CH3COO^-+H2O⇒CH3COOH+OH^- 分解されているのはH2Oです。塩が分解されているのではありません。 エステルの加水分解 CH3CO-OC2H5+H2O⇒CH3COOH+C2H5OH と比べてみて下さい。エステルの中の共有結合が切られています。はっきりとした違いがあります。  「塩の加水分解」というのは物質をすべて分子として考えていた時の考え方です。水の中に溶けて存在する物質はすべて中性の粒子(分子)として理解されていたのです。アレニウスが電離説を出す前のことです。日本で言えば明治時代の初め当たりです。塩は水に溶ける前からイオンとして存在している、正負のイオンの集合体である ということがまだ理解されていなかった時の考えかたです。 CH3COO-Naという分子が水中で分解すると考えるのです。 CH3COO-Na+H2O⇒CH3COOH+NaOH 「酢酸ナトリウムがアルカリ性を示すのは加水分解によって弱酸の酢酸と強塩基の水酸化ナトリウムが生じるからである」という説明です。(危険物取扱資格の問題集などではいまだにこういう説明が行われています。工学部の工業化学の講義でも出てきているかもしれません。応用系の分野での基礎化学には危ういところがたくさんあるようです。) イオンの集合体が水に溶ければ水の中にイオンがばらばらに散らばって存在するようになります。水に溶けるということとばらばらのイオンの状態で分散するということはおなじことです。イオン結合性の物質では電離度が0.9というようなことはあり得ないのです。アレニウスから100年後の教科書にNaOHの電離度とかNaClの電離度とかの数字が載っていたのですから驚きですが「塩の加水分解」というのも同じレベルの言葉です。(50年ぐらい前の本を見て下さい。「NaClの分子が・・・」とか「NaClの分子量は・・・」という文章がいたるところで出てきます。ノーベル賞級のレベルの学者の書いた本の中にでもです。)

okokadka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 よく分かりました。 >「モザイク的な理解になっている」のか、「疑問に思っていることをうまく伝えるような質問文になっていない」ということなのか、どちらなんでしょう。回答の書きようがないのです。 私は化学は未履修・完全独学でまだ学び始めてから半年しかたっていないので 理解にアンバランスさがある可能性があります。 おそらくはそれが原因かと。 >あなたが東京化学同人の「化学大辞典」を持っているとは思っていませんでした。 私は東京化学同人の「化学辞典」を持っています。 先生より頂きました。大辞典はとても高いですよね。値段をみてびっくりしました。

その他の回答 (6)

  • nious
  • ベストアンサー率60% (372/610)
回答No.7

(2)の各反応(酸解離)がどの程度進行しているかは、溶液の[H^+]を求めれば分かります。 その理由は、3つの化学種の存在比率が分かるからです。

  • Tacosan
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回答No.6

K1, K2 の値については (#4 でごまかしたように) 分子構造などによるのでいちがいに「10^4~10^6程度の違いがあります」とはいえないです>#5. (これも #4 で逃げたように) 単核オキソ酸ではだいたい 1段あたり 10^5倍程度の違いになりますが, 単核でないとかなり場合によります. シュウ酸でもそれなりにわかるかもしれませんが, とても明らかなのはフマル酸とかグルタル酸あたりでしょう. 特にフマル酸は (その cis/trans 異性である) マレイン酸と比較する (K1(maleic) > K1(fumaric) > K2(fumaric) > K2(maleic)) って問題も作ろうと思えば作れる... けど, これは高校の範囲を越えてる?

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

補足. もちろん「水素イオンが解離しやすいかどうか」については分子構造を考える必要があります. たとえば, 同じような構造であっても「水素イオンとして解離できる水素」の空間的な配置が異なれば「解離のしやすさ」 (つまり酸としての強さ) は違ってきます. なお, 典型元素の単核オキソ酸では酸解離定数に経験的なおよその傾向があることが知られていますが炭酸のようにその傾向に (表面的に) 従わないものもあります.

  • Tacosan
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回答No.3

H2A を 2価の酸としたときに A^2- + H^+ → HA^- HA^- + H^+ → H2A のどちらがエネルギー的に有利だと思う?

  • Tacosan
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回答No.2

自分で調べてみましたか?

okokadka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 化学1.2の新研究、テライ式解法カード、原点からの化学シリーズ 東京化学同人の化学大辞典で調べた後ググってみましたがうまく見つけられませんでした。 元高校の化学教師の方が問答を公開してくださっている↓ http://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/masa/q06-11.htmに近い話題があり 水溶液中のリン酸の電離に関して H3PO4 ←→ H^+ + H2PO4^-   H2PO4^- ←→ H^+ + HPO4^2-   HPO4^2- ←→ H^+ + PO4^3-  であるという記述が存在したので多価の酸についてはすべて同じように考えてもいいのかと 思いましたが、強弱もあることですし一概にそういえるのか分からず困っています。 ちなみに私は多くの質問をしていますが、自分で調べる前に横着をしてここで聞くことは 絶対に無いのであしからず。 質問をする場で質問しているのに「自分で調べたか?」と言われるのはあまり愉快ではありません。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

1個ずつ電離し, それぞれの電離定数が求められています.

okokadka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もう少し詳しくお願いします。