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森永卓郎氏の「年収300万円時代」の内容は本当?

経済評論家の森永卓郎氏の著書「年収300万円時代」に次のようなことが書いてありました。 失われた10年の間はただの下り坂ではなかった。 1996年と2000年に景気が回復しかかった時期がある。 しかし、すべて途中で腰を折られてしまった。 それは政治家がわざと景気回復を妨害しているから。 政府がやりたいのはアメリカ型社会への構造改革なのだ。 アメリカ型のグローバリズムを推し進め、金持ちと貧乏人しかいない世の中にしたいのだ。 実際に、ブッシュ政権は小泉改革を強力に支持している。 今までの世の中は総中流世帯で、年収平均500万程度が大多数の世帯だった。 しかし、今後はそれらの多くの世帯が、年収300万円に落ち込み、 その減った分をごくわずかなエリートたちがぶんどって年収1000万円以上の世帯が増加する。 「ごく普通に働いて、みんな同じようにステイタスが上がって、みんな年収500万程度の格差のない世の中」は終わり、 「24時間、携帯電話、メール、FAX、インターネットを駆使して、死ぬほど働いて、ライバルを蹴落とし、子供をつくる暇もなく、子供を作っても、働きづめで一家団欒の時間も取れず、万一仕事で失敗すれば、あっという間に文句なしに首切り(左遷、降格、窓際、子会社出向なんて甘いものではない)がまっている、超高度な緊張を強いられる年収1000万円以上」か、 「そんなことしないで出世レースを諦めて、少ない年収でも心豊かに生きる術を見出して、家族そろって笑顔で過ごせる年収300万円」 の両極端の世の中になる。 森永卓郎氏の予測は本当でしょうか?

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.8

”政治家がわざと景気回復を妨害しているから”    ↑ わざとかどうかは判りませんが、景気が上向くと消費税を上げる 金利を上げる、などをやり、景気回復を妨げたのは確かです。 ”政府がやりたいのはアメリカ型社会への構造改革なのだ”    ↑ その可能性はあります。 サッチャー → レーガン → 中曽根 と新自由主義 の流れが出来ているように思われます。 ”森永卓郎氏の予測は本当でしょうか”    ↑ 今の格差拡大は、人口構成で年寄りの比率が上がった ことによるものです。 年寄りは、人生が蓄積されるから、貧富の差が大きいのです。 その年寄りが増えてきたので、格差が拡大しているだけ です。 だから、森永氏の予測は当たっておりません。 しかし、この格差が相続により若者に引き継ぎされ ますから、将来はそういう結果になるかもしれません。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 当たっていないんですね。

noname#188107
noname#188107
回答No.7

>森永卓郎氏の予測は本当でしょうか? おおよそあたってますよ。現実がそうじゃないですか。 そして、現実は彼の予想をさらに上回って、 年収200万円台同士の非正規労働者の 男女が結婚するという 夫婦共稼ぎ世帯所得500万円という 社会になりつつあります。 で、彼の年収300万円代というのを言いだしたのは バブル崩壊後まもなくの頃です。 自分や自分の周りでも当時同じようなことを考えている 人がけっこういたので、別に彼の予言や予測が 飛びぬけてということではないと思います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おおよそ当たっているんですね。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.6

ちょっと言葉の使い方に誤用があるようですので、それについて。 「預言」の「預」は「預かる」を意味しています。つまり、「預言者」というのは「神様の言葉を預かる者」という意味です。モーゼとかそういう人を指します。今回使う場合は「予言」ですよね。ノストラダムスとか、ああいうやつです。 その回答者さんがいいたかったことは、「予測」はある程度のデータや根拠に基づいて行うものだが、「予言」は占いみたいなものであるということではないでしょうか。明日の天気を予報するために天気図や気象データに基づくのが「予測」、靴を放り投げて決めるのが「予言」ということじゃないかしら。 経済学者の近未来予想って、はっきりいってアテになんないですよね。私はしばらく前に「1ドルが50円になる」という方の本を読みました。なかなか読みごたえのある本で説得力があるなと思いました。一方、「急激な円安になる」と予想した経済アナリストがいて、その人の著作も読みましたが、ある程度の説得力を感じました。 しかし、実際には1ドルは50円にもならず、かといって円安にもならず、どっちつかずが続いています。どちらの予想も外れたってことですね。 ただ、森永さんのいう「年収300万円の世の中になる」は当たったのではないかと思います。私が社会人デビューした頃は年収400万円以下が「低所得者層」といわれていました。今、年収400万円以下なんてザラなんじゃないでしょうか。地方なら400万円以下がほとんどなんじゃないかと思います。夫婦共働きで世帯収入が400万円前後ってのが多いんじゃないかと思います。 森永さんも予想できなかったのは、天下のJALやSONYやパナソニックでさえリストラが行われるってことだったんじゃないでしょうか。これらの会社は20年前なら「一生安泰」の超一流企業でした。 リーマンショックの前までは森永さんの予想に近い路線だったと思いますが、リーマンショックで高所得者が落ち込んだのでそこからは想定外の事態ですよね。ましてや震災はまったく予想していませんでしたからね。 ただ、森永さんは「年収300万円になってしまうのは避けられないから人生の喜びを収入に求めないで、年収300万円の幸せを求めよう」と提唱していたわけですが、日本人の価値観がまだそれについていってないですよね。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 森永氏は1ドル85円の頃に「1ドル80円を割って、70円台に突入することもあり得る」と言っていましたね。それだけで彼の能力を推し量ることは無理ですが・・・ >森永さんは「年収300万円になってしまうのは避けられないから人生の喜びを収入に求めないで、年収300万円の幸せを求めよう」と提唱していたわけですが、日本人の価値観がまだそれについていってないですよね。 そんな感じがします。 質問文中に 「熾烈な出世競争とそれに敗れた時には左遷や窓際どころでなく、簡単に首切りされるプレッシャーにさらされながら24時間働きづめでの年収1000万円と300万円の二極化する」 と書きましたが、世の女性の半分近くは 「1000万円稼いでくるなら、亭主元気で留守がいい。300万円じゃろくな生活ができない」 と思ってるんじゃあないかな? と思ったりもします。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.5

>>、貴殿の仰っておられる、予測と預言の意味の違いがよくわかりません。  予測とは、自然科学あるいは社会科学で一般に認められた法則に基づくモデルを用いて、未来に起こる事象を合理的に説明することでしょうか。それゆえ、客観的な吟味が可能です。  予言とは、未来に起こる可能性のある危険または不幸について、社会大衆に対し警告を発することです。もちろん、人々に喜ばれる予言も少なくありませんが、メッセージ性があるのは不吉で敬遠されがちな予言の方でしょう。  私が予言者ではなく紙の意思を伝える預言者をという言葉を使ったのは不用意といえば不用意でしたが、経済学者や社会学者の考えたモデルをもとにした予言なので、このほうが通じやすいと考えたのも事実です。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 森永氏から読者に向けられた、警告と思えばいいんですね。

  • nakammo
  • ベストアンサー率34% (39/112)
回答No.4

予測が本当も何も現在進行形ですから、答えようがないですよね。 でも、派遣が増えて、中産階級的な社員が減ったのは事実です。 小泉さんがやってきた改革は、この流れを加速させてきたのです。 1000万プレイヤーが誰しも仕事に追われているとは思わないですけどね。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰る通り、年収1000万円以上の人が全員、熾烈なサラリーマン生存競争にさらされているわけではありませんよね。

回答No.3

氏の著書の初刊が2003年発行ですから現在「あれから10年」‥氏の予測は更に格差大となって当ったと言えるのではないでしょうか。 但し竹中-小泉ラインの施策が原因ではない。 伝聞を紹介してもしょうがないので事実を記します。 90年代前半に某電器メーカー工場で研修実施して製造ラインで夜勤をしていた小生の隣に同世代の「有期社員」がいました。 彼の賃金は小生の2.5倍で冬のあいだ半年働いて夏に全国にバイクでツーリングに行くのだそうです。 デートの度に無断欠勤するので冷蔵庫の釜洗う簡単なサルでもできる仕事の彼の担当補填をよくさせられました。小生は工場隣の寮暮らしだったので地元親元暮らしの彼に買出しを頼むとよくソアラのなんとかターボ車で行ってくれました。 一億総中流社会というバカげた妄想を抱いていた時代です。 その後「機械より劣る」製造ラインのコマはどんどん不必要になっていったのに労働者保護などのバカげた運動気運がコスト競争での敗北、工場の海外移転、国内雇用空洞化を加速させたのは周知の事実。 そこに竹中-小泉ラインが派遣法改正で『猶予』を与えてくれた。 森永氏のいう200万以下の心豊かな生活を選択するか猛勉強して這い上がるチャンスを得るか。 外的要素、自然災害など様々な要因もあり現在に至りますが森永氏の著にもう一つ異論を唱えると『スローライフ』などは金が有り余るほどあるか以後の収入に不安の無い該当者にしか有り得ないと。 その昔は津軽半島から離農期に中部地方へ出稼ぎにいった歴史が行きの旅費負担ゼロでインドネシアの工場へ「派遣」される若者が出てくる事間違いなし。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >その昔は津軽半島から離農期に中部地方へ出稼ぎにいった歴史が行きの旅費負担ゼロでインドネシアの工場へ「派遣」される若者が出てくる事間違いなし。 ああ、私もそれ、考えてましたよ。 退職金をたんまりもらって、貨幣価値の差を利用して、発展途上国のリゾート地で貴族的な余生を送りたい、と思っている年寄りがいるのと同様、国内の産業が空洞化したら、海外移転した日本企業の工場を追って、海外に仕事を求めて出ていく若者労働者が出現するのでは? とね。 ただし、現地人と同じ賃金で働く条件を呑まなくては職に就けませんから、カネは貯まりませんね。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.2

評論家の役割は、いわば預言者としての働きにあるのでは。  つまり、今まで気づかれなかった社会現象の一面を素早く指摘し、読者にその問題の重要性を考えるきっかけを与えることです。漠然と世の中は今までのように進まないと考えていた人々は、預言者の言葉で認識を改めることができるのです。  森永氏の著作を読んだわけではありませんが、この結論自体は別に目新しいものだとは思えません。いわゆる格差拡大論の亜流です。しかし、なるほどと納得する人も少なくないでしょう。  著者自身、これを予測とは思っていないでしょう。予測ではなく、預言ですね。しかも、著者は避けようと思えば避けられる、どうすれば避けられるか考えようと訴えているのではないでしょうか。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 うーん、貴殿の仰っておられる、予測と預言の意味の違いがよくわかりません。 予測は避けられないものであり、 預言は避けようと思えば避けられるものである。 森永氏の著書の主張は後者の預言である、ということですか? あ、質問文の中には書きませんでしたが、森永氏自身は今の自分(著書執筆時のこと)の仕事の量はバブルであり、近い将来、必ずはじける。 そうなったら沖縄に移住して、職業は半農業半ライター、年収300万円生活をするんだ、とか。 この著書発表から約7,8年。忙しさはちっとも変ってないですけどね。 彼のバブルはいつはじけるのでしょうか?

noname#222486
noname#222486
回答No.1

〉内容は本当?  評論家が評論とする事物には特に制限があるわけではなく 評論家とは、評論を職業とする者で、職業とする限り、「個人的見解」としての評論する」ことで自分の主義・主張を表明するものでウソかホントかでなくあくまでも「評論」。

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質問者

お礼

個人的見解にすぎないんですね。

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