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虐められる人間の共通点「何かむかつく!」とは?
虐めをする人の言い分として「何となくむかつく」という理由がありますが、それって何でしょう? 虐める側の好みがあるでしょうが、何となく虐めのターゲットになりやすい人の傾向があると私は考えています。その傾向を具体的に言葉で表現するとどうなるでしょう?。
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#21です。 >人間が本質的な欲求としてある、自分以外の存在を虐げて 自己側の団結を図り、悦に浸る集団とそれに従う被害者。 ”誰しもが持っている本質的な欲求”・・・と断定したくはありませんが、 みんなが嫌いとか、気持ち悪いとか言っているものって 自分はそう思ってなくとも、いつまにか刷り込まれて毛嫌いするように なることがあるらしいのです。まさに一種の催眠効果とも言われる集団心理、 群衆心理の作用ですが、その心理効果こそが「人心集握力」なのかも知れませんね。 個人の力で全て動かしたというよりは、人が寄り集まったときに生まれる 集団自己暗示能力です。では、その中心に立つ人とは、 個人の役職がつかない学生時代では「リーダー格」の人物であり、 会社では地位の高い人間であればあるほど、 自分の意のままに人をはべらせることができますよね。 その「権力」に屈しながらも、自分がはみ出さないために、 大衆が迎合し、なおストレス発散のために弱き者をくじいて鬱憤を晴らす・・・ おっしゃりたい事は、現実問題としてわからなくもありません。 有力者の前に、抵抗勢力は無力であればあるほど、淘汰されてしまうというのは、 この世で生きて行くためには、ある程度は仕方のないことでしょう。 弱肉強食とはよく聞きますが、長いものには上手く巻かれろとか 触らぬ神に祟りなしの精神から、いじめに加担する人と 傍観者の役割を生み出していきます。 さながら、いじめっ子ジャイアンに寄生するスネ夫のように 「ジャイアンに取り入っておけば安心」 「のび太をいじめておけば、とりあえず自分は被害を免れるから安心」との精神で 強い者と弱い者を識別して自分のポジションを確保しようとする人がいます。 それは生きるための打算であって、では、本当に個人個人になった時に 誰かをいじめたいと渇望しているかといえば、そうでない人もいるでしょう。 「その場での有力者」に対する媚びや、ミイラ取りがミイラになりたくない一心だけで 周りがついて行ってるので、先ほどもお書きした集団心理効果で 連帯意識を生み、群れていれば安心、いじめをして安心というような 図式を生み出していると思います。なので、masarumasakaさんがおっしゃったような >その流れでの人心集握術を持つ人間は「得」なのでは? というお考えですが、そういう人は本来のその人のカリスマ的、人間的な魅力で 人の心を掴んでいるとは言い難い気がいたしますので 「得」といえば、そういう権力のある位置づけに、 たまたま座れたことだけでしょうね。 (その座を得るためにも、本人の個性や能力が反映するでしょうが) もし、その場の中心人物や権力者が温厚で人情に厚い人間なら 周りを巻き込んでのいじめ大会は起こらないですから。 私も以前の回答では、偉そうなことを言っておきながら 生きる上でのいろんな計算もあります。でも、心ない言動で 相手を虐げたりするような卑劣な人間にはなりたくないなと 思いながら日々を過ごしておりますが、淘汰されやすい人間とは#16で書いたような 特徴を持つ人材であると大まかには考えています。 そして、自分が目をつけられないように気をつけながら、 自分に取って不利な相手は敵に回さないように生きていこうとしている事も もしかしたら否定できないかも知れません。 それでも、傍観者に落ち着かずに、いじめられているような人にも さりげなく手を貸してあげてる人も、自分の周りには多いので、 そういう人こそ尊敬の対象と崇めてお手本としていきたいなと思います。 何かダラダラと長くなってよくわからなくなってしまいましたが(^^;
お礼
いえいえ、おっしゃりたい事もあります。 文章がお互い、長くなってしまうのは「虐め」の問題はいかに複雑であるか、現実と理想の差があるかということでしょうね。 難しいです本当に・・・。 誠心誠意な問答をして頂きありがとうございました。