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末期ガン、医師の引き継ぎミスで余命宣告
こんにちは、82歳の末期ガン患者の家族の者です。 今年の4月ごろから、体調不良を訴えた父親に下された診断は、肺がんから肝臓やすい臓、リンパにも転移が認められる、手術も出来ない末期状態であるという診断でした。 父親自身には、以前も喉頭がんを経験し、声帯は切除したものの克服した経験がありましたので、先生からもガンであることは告知しました。 手術が難しい事、抗がん剤は副作用がきつく体力が失われることも告げられ、父親も抗がん剤は使用しないことにしました。 それでも主治医の先生は、まだ「イレッサ」という肺がんには効果のある薬があるので、遺伝子検査をしてみましょうと勧めてくださり、希望を捨てないように励まして下さいました。 治療方法や告知については、事前に家族との話し合いを何度か持ち、このまま何もしなければ良くて半年くらいだと余命宣告も受けましたが、父親には言っておりません。現在、立って歩くのも難しく、身の回りの事も一人で出来ない状態なので、もう治療方法がないなどとはとても言えないのです。身辺整理をできるような場合なら、余命を教えてあげることも一つの選択肢だと思いますが、今それがわかってしまうと、絶望するしかないからです。余命が残り少ない事を悟られないようにしてほしい、たとえ治療方法がなくても、本人には希望を持たせてやってほしいとお願いし、主治医も了解して下さいました。 ところが、7月に入り、主治医の先生がICUの当番になり、別の先生が引き継がれました。 話があるので来てほしいということで、7月9日に父親、母親、私、私の妻の4人で話を聞きました。 新しい主治医の先生とは、その時が初対面で、看護師に父親も同席しなければいけないのか尋ねましたが、先生が連れてきて下さいとおっしゃってましたとのことで同席させました。 父親が同席するのだから、この前病室で転んだ時に腰を打ったレントゲンの結果だろうと思っていると、いきなり「イレッサの遺伝子検査の結果がでました。結果は陰性で、従ってもう治療方法はありません。緩和ケアへの移行をお勧めします」と事務的に言い放ったのです。 横にいる父親の血の気が引いていくのが、はっきりわかりました。 父親を病室へ戻したあと、その先生に問いただしました。 すると、「引き継ぎがうまく出来ていなかったみたいで配慮が足りませんでした」 引き継いだあと、家族と何の相談も確認もせず、父親から希望を奪い取ったこの医師が許せません。 法律的に言うと、弁護士の先生曰く、診療義務違反、それに付随する義務違反にあたるそうです。 来週、病院側と話し合いの場を持ちますが、病院側が誠意を見せなければ、慰謝料請求も考えております。このようなケースの場合、どれくらいの額を請求すればよいのか教えて下さい。 宣告を受けた後から、明らかにその日を境に現実が受け止められず、生気を失い言動すら時々意味不明の事を言う、頭が混乱している父親がかわいそうで仕方ありません。 家族なりに、もしダメな場合でも、余命を出来る限り安らかに過ごさせてやりたい希望がありました。 それももう取り返しがつかなくなり、死期が早まってしまうのではないかと不安の毎日です。 長文になりましたが、宜しくお願いします。
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- USB99
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基本的に治療の選択権は患者自身にあるので、認知症がひどいとか幼児で理解できないという事がなければ、治療の選択の自由があります。 よって、緩和の方法を含めた治療の選択肢はすべて患者に提示し、患者に選択してもらう必要があります。しかし、あなた方はその権利を奪ってしまった言わば泥棒です。そして医師にその泥棒に加担するようにし、後任の医師にもそれを押しつけようとしている事になります。 慰謝料を請求する時は、裁判になるかと思います。すなわち、家族が患者の治療選択権を侵害してもいいくらい患者の理解する能力がかけていたかを論点に争う事になります。
- USB99
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>弁護士の先生曰く、診療義務違反、それに付随する義務違反にあたるそうです。 これは本当ですか? 今は個人情報保護法があるので、本人の同意がないと家族に癌であると話せないのです。 本人の同意なしで家族に癌を告げたということは問題にはなりますが、ちゃんとした判断能力の本人に癌と告げない事は現在の個人情報保護法下では考えにくいのですが??
補足
回答有難うございます。 本文に述べた通り、癌であることは本人も知っています。 治療方法がないということを告げないでほしいと、主治医と約束していたのです。 それを破る理由が主治医にはないと思います。
- rokutaro36
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(Q)来週、病院側と話し合いの場を持ちますが、病院側が誠意を見せなければ、慰謝料請求も考えております。このようなケースの場合、どれくらいの額を請求すればよいのか教えて下さい。 (A)金額は自由ですよ。 10万円でも、1億円でも自由です。 ただし、慰謝料を取れると思っておられるならば、考え直した方が良いですよ。 本気で考えておられるならば、 「法律的に言うと、弁護士の先生曰く、診療義務違反、それに付随する義務違反にあたるそうです」 というその弁護士に相談してください。 弁護士の言うところの、診療義務違反に問うには、 ご尊父様が告知を受けたことで余命が短くなったことを 証明しなければなりませんが、そんなこと実質上、不可能ですよ。 余命を告げたこと自体は、問題になりません。 道義上の問題であり、道義上の問題は、法律上、 謝罪すればそれで良いことになっています。 その弁護士に訴訟を起こしたいと告げて、 弁護士費用などを相談してください。 病院には、顧問弁護士がいますから、素人では対抗できませんよ。 さて、上記のようなことは、後からでも十分に間に合います。 今、もっとも重要なことは、ご尊父様の精神的な回復です。 それも、一刻を争います。 治療が遅れれば、それだけ回復が遅れ、最悪の状況も予想されます。 ならば、精神科医それも、サイコオンコロジーに精通した医師の 診察を受けさせることです。 日本は、病気を治すのは一流だけど、 患者を診るのは三流だと言われています。 どんな病気だろうと、重い病状を告げられれば、 患者はショックを受けます。 それが当たり前で、平気でいる方が異常なのですから。 欧米では、そのようなショックに対するケアも治療の一部として セットされています。(特に、がんの場合) でも、日本では、ほったらかしです。 がん患者の家族である質問者様も、多分、 サイコオンコロジー(精神腫瘍学)という言葉すらご存じないでしょう。 その辺りの話が、まったく出てこないので、そのように思いました。 サイコオンコロジーで検索してください。 また、医療コーディネーターの助力を頼むのも良いでしょう。 これも医療コーディネーターで検索すればヒットします。 彼女たちは、サイコオンコロジーの基本をわきまえています。 最後にもう一度…… 病院の謝罪は、後からでも間に合います。 でも、ご尊父様の精神症状は、待ったなし、ですよ。 週明けの火曜日にでも、診察を受けさせるべきです。
補足
回答有難うございます。 医療コーディネーターの存在は、全く眼中にありませんでした。 早速調べてみます、有難うございます。 本文が拙く申し訳ありません、父親のケアが二の次のように思われていますが、大切な肉親ですので書くまでもなく当然ケアを出来る限り実行しております。
お気持ちお察しします。 質問内容は「慰謝料の金額」ですよね・・ しかし、今一番大切なことは、お父様の気持ちをいかに 軽くし、和らげてあげことができるか? ではないでしょうか? >それももう取り返しがつかなくなり、死期が早まってしまうのではないかと不安の毎日です。 家族が皆この状態で、一番不安になるのはお父様です。 病院側のミスを許せ、と言うのではありません。 家族皆が、お父様のことに集中する為には・・と考えてほしいのです。 病院側との話し合いは、専門家に任されてはどうですか? 弁護士へ依頼し、費用は病院から回収してもらう。 話合いを専門家へ任せて ・家族は、できるだけお父様に集中する ことが・・・良いのではないでしょうか? お父様は今、慰謝料だとか話合いだとか そういった事は何も考えておられないと思いますよ 残りの日々を 少しでも明るくしてあげることが一番だと思いますよ。 おだいじに。
補足
runku様 回答有難うございます。 父親の方はもちろん出来る限りのケアはしております。 私たち家族は全然諦めたわけではなく、末期ガンから生還した例はいくらでもあるわけで、熟考したうえで免疫療法を開始する準備をしております。 一番よい物はなにか探していましたが、よしこれで行こうという物を決めましたので、早速昨日父親に「諦めるな、俺達は全然諦めてないからな。必ず助けて見せるから、気力持つんやぞ」と元気付けてきました。 病院側とは切り離して考えて行動していくつもりですので、ご心配頂きまして感謝いたします。 また、父に対する思いやりのあるお言葉も痛み入ります。 有難うございました。
お礼
あなたの言われている事は正論かも知れません。しかし、すべての人があなたのように告知を望んでいるわけではありません。私たちのような状況の人間に対し、泥棒呼ばわりするあなたは、気の毒な人間ですね。もう少し、他人の気持ちを思いやり、まともな人間になるようにお勧めします。