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金融引き締め

金融引き締めについて どうして景気がよいときに金融の引き締めをするのでしょうか… よくわかりません 原理?を教えていただきたいです よろしくおねがいいたします。

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noname#206832
noname#206832
回答No.4

簡単に言えば、景気の行き過ぎが崩壊する場合にはかなりの悪影響を 回りにばら撒きながら崩壊してしまうからです。なので事前に多少 ブレーキをかけ、そのような破壊的な崩壊から軟着陸のような状態に 誘導するためにそのような金利引き締めは行われます。 大抵景気が過熱しすぎている状態の場合は(バブル経済など)投機や 投資の資金がかなり集まってきてしまっています。これらが一度値下がり を開始すると、皆一斉に資金を引き上げ始めるため、逃げ遅れた資産は 処分するにも処分できず、不良債権化してしまいます。このような不良債権 等が銀行の経営などを圧迫し、最悪銀行倒産→民間企業にも波及という ような流れをたどってしまいます。 なので、このような状態をあらかじめ防止するために金融引き締めは 行われます。 ここで少し疑問があるかもしれません。景気がよい状態をずっと続けられ ないのか?景気というのは必ず悪い状態にいずれなってしまうのか? この質問に対する答えは理論上は可能だが現実的には難しい、とでも 言ったところでしょうか。 まず景気が良い状態、というのはどういう状態でしょうか?経済に活気が あり、ものがよく売れ、お給料がどんどんあがり、貿易も黒字、といった ところでしょうか。このような状況にするためにはまずインフレ状態に しなければなりません。基本的にデフレではお給料も下がっていって しまうからです。そして貿易を黒字にするためには自国通貨も安めに 誘導しなければなりません。 通常このような状態を維持しようとすると他国と摩擦になります。また、 自国通貨はこのような状態で放っておくと徐々に価値があがり、通貨 高になってしまうので延々と介入し続ける必要があります。 正直、延々と介入をし続けることは比較的簡単なのです。通貨を安く したい、と思えば通貨を延々と発行し続ければいいのです。ただ、 このような介入を延々と続け、通貨が必要以上に安い状態を続ければ、 他国と摩擦状態になり、最悪通貨安競争になり最後には戦争に突入 します。過去にもその様な事例がありました。 その様な事情から、先進諸国間においては暗黙の了解としてそういう 介入は必要最小限にする、というようなルールがあります。なので 机上論としては自国の経済が良い状態を延々と続けることはできるの ですが、現実的にはそれは難しいということになります。

mai2011powerup
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お返事おくれてすみません ずっと疑問におもっていました。 好景気はいつまでもつづくことはないのか…… 経済は他国との関係で成り立っているということを視野にいれると、そのようにはいかないのだなということも理解ができました。 他国間での摩擦が戦争にも発展する 先進諸国間、暗黙の了解ということ 経済は調和が大切なのだなということ 理解できました。 ありがとうございます。 、

その他の回答 (3)

noname#209756
noname#209756
回答No.3

たいがい、インフレ率があがっているのが、その時の常だと思います。物が値段が上がっていく現象ですね。今のデフレとは逆です。物をみんなほしがり、貨幣の価値が落ちるのです。 インフレ率をある以上に上がるとかえって、経済効率が悪くなります。バブル期の土地などです。土地の値段の上がり過ぎは生活費を圧迫しますし、弊害が多いのです。 それでマネーサプライ(貨幣供給)を下げて、貨幣の価値を上げるのです。 理論では、インフレ率と失業率のトレードオフでしたっけ。忘れましたが、経済学の基本理論ですので、この見解は簡単に本で解説をみれます。

mai2011powerup
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もっと勉強できたらなとおもいます。 ありがとうございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

景気をず~と良くしたままで行くことはとても 難しく、現実には不可能です。 それで、安定的に経済が発展し続けることが理想なのです。 景気が良いのを放置すると、どんどん加熱して、 あるとき、その反動がド~! とやってきます。 バブル崩壊がその典型です。 米国は第一次大戦で大儲けして、うはうはでしたが その反動で1930年の大不況に見舞われました。 GDPは1/2に、株価は1/10に落ち込み、 1200万失業者が街に溢れ、あちこちで暴動が起こりました。 景気の好不況を繰り返すのが、自由主義経済ですが、 そういう訳で、その波が、極端に高くなったり低くなったりしない ように色々と調整する必要が出てくるのです。 その調整の技術として、好景気に金融を引き締めるという 手法がある訳です。 昔は、こうした手法が不十分だっため、極端な 好不況の波になり、時には戦争の原因になったりしたのです。

mai2011powerup
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お返事おくれてすみません。 経済は安定的に発展をすることがたいせつなのですね。 好景気をそのままにしておくことはその反動がとても大きいということ 金融の引き締めの理由 わかりました。 経済のはたす役割は大きいのだなということもわかりました。 ありがとうございます。

回答No.1

過度なインフレにならないように。また、設備、在庫過剰になって、その反動での大きな不景気が来ないように。 「景気がいい」というのは、企業に取っての言葉で、生活者にとっては、必ずしも「いい」状態とは限りません。 モノが売れる、高く売れる ことが景気がいい ということで、収入の上昇以上に物価が上がるケースも多々あるわけで、その辺のバランスを取ることが、自由主義経済での「政治」の役割のひとつです。

mai2011powerup
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 過度なインフレ、反動、それぞれの立場での調整が大切ということ  理解できました。 ありがとうございます。 政治のことをもっと理解できたらなと思います。

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