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風水に詳しい方教えてください
紫月先生の本に 木と火は相性がよく、土と木は相性が悪いと記載されていました。 これは木は火の燃料になるが、土は木に養分を吸収されるという理由からでした。 私はこれに疑問を持ちました。 なぜ土は木の養分になる(相性が良い)と考えないのでしょうか・・? 最初の考え方だと、木と火の場合は、火に木は燃やされますし、相性が良いとは思えません。 これはこじつけなのでしょうか? 詳しい方説明して頂けると幸いです。
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nina22さん、初めまして。 風水を学んでいるものです。よろしくお願いします。m(_ _)m 木と火は相性が良く、土と木は相性が悪い、と記載されていたのですね。 これは五行の、かなり浅い解釈です。しかも間違っています。 簡単にいってしまうと、五行はこじつけです。物質と五行の氣は、完全に一致する訳ではありません。(命式に木の氣が足りない方に、「木氣(酸味など)」を欲しがる方が多いかと言われれば、違うと思います。) 氣の波動が分かる方には分かりますが、木の氣の波動と、火の氣の波動はそれぞれ個有としか言いようがありません。しかし一般の方にも分かるように、先人が知恵を絞り、定義付けたのだと思います。 さて、五行の関係について触れます。 土は木と良い関係にする条件も、当然あります。これらを説明するには、nina22さんに四柱推命の詳しい知識が必要となりますが、できるだけ簡単にご説明したいと思います(もし十干の知識を得られれば、理解ができると思います。) まず木→火ですが、木は燃えて火の燃料となります。これは相性が良いのではなく、木が火を生む、もしくは火の勢いを助けるという意味のみです。相性が良い、というのははっきり申し上げると、間違った言葉です。しかも火は盛んになりますが、エネルギーをとられて木は弱まります。 火→土ですが、火は燃やした物を土と化す事ができます。これも相性が良いのではなく、火が土を生む、もしくは土の勢いを助けるという意味のみです。木と火同様、火は弱まり、土が強くなります。 土→金は、土が固まって金となります。土は弱まり、金が強くなります。 金→水は、金は冷える事により表面に水滴が集まり水を生じます。金が弱まり、水が強くなります。 さてここまで説明しましたが、これもまだ浅い知識です。 そして反する意味として、火→土では、強すぎる火は土を乾かし、金を生む土へと変化させないようにします。(火生燥土。)土→金では、多すぎる土は金を埋没させ、金を弱くします。(埋金。) さらに傷つけあう関係もあり、その一例である木→土などの組み合わせも、本来は木が土を弱めますが、バランスが良ければ、土を強める事もできるのです。もちろん、疑問にもたれておられます、土が木を強める関係もあります。 ここまでくると、風水のみでなく、五行論全体、十干、十二支を含んだ話になりますね。(風水は五行を使用した五術のうちの、一つに過ぎないのであります。) このように反する意味があるのは、「バランスが取れていないと五行もうまく働きませんよ」、と五行論は教えようとしているからです。