>自分は何がしたいのか、どうなりたいのかも思いつきません。
大学出たからって判るようなことでもないのでしょうね。
一方で、卒業したら、仕事をして金を稼いで独立しなければならない、少なくとも、そういうことを目指さなければならない、ということは理解できていますか。
"やりたい"かどうかが問題なんじゃなくて、"やらなければならない"ことではありませんか。
あなたが"やりたい"といったところで世の中がやらせてくれるとは限りません。
若造が"やりたい"と言ったところで、その根拠なんてたかが知れていますから。
あなたは勉強が"やりたい"から大学に進学したのですか?
本音では勉強なんて"やりたくなかった"のではないでしょうか。
だからと言って責めたりはしません。大抵はそういうものなのではないかと思います。
なのに、どうして就職に際して"やりたい"仕事なんて言葉が出てくるのでしょう。
とりあえず進学だったように、とりあえず就職なんです。大きな違いはありません。
とにかく、就職する、仕事を得る、数年は続けてみる、これが社会勉強です。
そうすると、自分がやっている仕事、まわりの仕事が見えてきます。
そうやって視野が拡がらなければ、やりたい仕事を見つけることはできないでしょう。
人生で、急激な進路変更は無理があります。進むべき方向はほぼ現状の延長上にあります。
大学の学部によってある程度進路は限定されてくるでしょう。
選択肢に迷ったら、先の選択肢を多くとれる道を選ぶのが良い、と助言を受けたことがあります。
大きな組織であれば、多くの職種があります。
一方で、組織の雰囲気(社風)はどの職種でも変わらない可能性もあります。
会社を替わるという方法もあります。
ただ安易な転職は将来の選択肢を狭める可能性もあります。
○○会社の□□、という看板がなくても評価される人間を目指しましょう。
現時点では10年後ではなく、3年後、6年後を考える程度でよいのではないでしょうか。
就職は、"流れ"で"縁"のあったところを選択することになるでしょう。
"縁"は求めなければ得られません。
就職活動をしなければ話にならない、と思います。
現状に問題は多くありますが、そんなことを言っていても仕方がありません。
動かなければ道は拓けません。