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動物の、首から胸にかけての白い毛
毛に覆われている動物は、首から胸にかけて(また、足なども)、毛が白い場合も結構多いと感じます(例:犬)。 首や足の毛が白いのは、動物として何か意味があるのでしょうか?
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毛色の遺伝子は複数あります。その一つにホワイト・スポット(白斑因子)と呼ばれます遺伝子があります。これが最も弱く作用しますと胸と脚先だけ白くなります。イヌやネコ等多くの動物にあります。しかしながら,胸や脚先が白くなることに意味があるのかどうかは知りません。
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- suiran2
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白斑因子(白斑遺伝子)は,白い斑紋を作る遺伝子です。どんな毛色に対しても独立して作用する遺伝子で白い斑紋を作ります。白斑遺伝子をホモに持って,この遺伝子が強く作用しますと,腹部も白くなったりして面積は増えますが,全身白になることはありません。 別に毛色を白にする遺伝子もあります。ネコの場合には,白色遺伝子(マスキング遺伝子)は,他の毛色の遺伝子が何であっても,独立した遺伝子で他の毛色を覆い隠して白にする優性遺伝子です。 またアルビノと呼ばれます,毛色を発色させますメラニンを合成できないケースも毛色は白になります。これは突然変異で全ての動物で起こります。目の赤い白ネズミや白ウサギ等はアルビノです。この遺伝子は劣性ですからアルビノ同士の交配で無いと子もアルビノにはなりません。 蛇足ですが,ネコやイヌの場合には,毛色が白ですと自然界では目立って生存しにくくなります。ですから性格が神経質で強い傾向があるようです。日本ネコの場合には,自然色に一番近いサバトラが正確も穏やかで人になつきやすく,また,ネズミを良く捕るようでして,ネズミ退治用に猫を飼う場合には,白猫や白斑遺伝子を持たない,鼻や手足の肉球が黒い猫がよいと昔はいわれていたものです。
お礼
ありがとうございます。 色も性格に影響を与えることになるのですね。 詳細にご説明頂き誠にありがとうございました。
お礼
ありがとうございました 勉強になりました
補足
>これが最も弱く作用しますと胸と脚先だけ白くなります。 では、強めに作用した場合には、真っ白となるのでしょうか?