>絶対でしょうか?…
人の死を汚れと考え、身内に不幸があった場合、一定期間喪に服すというのは、神道に仏教、儒教が織り混ざった宗教行為です。かつては、血も汚れと考えられ、出産後や生理中の女性は人前に出られなかったものです。さすがに女性蔑視の風潮はなくなりましたが、年賀欠礼だけは根強く残っています。また、鳥居をくぐらない、祭りに参加しないなどの風習も一部では残っているようです。
ご質問の「1年間」というのは儒教の教えと、このサイトで習いました。この件以外に儒教を信じている日本人はどれだけいるのでしょうか、はなはだ疑問です。
仏式で考えれば、宗派によって多少の違いはありますが、49日を忌明けとする場合が多いようで、それ以降は普通に暮らします。
神道では、亡くなられたと方の関係により期間が変わってきます。参考URLに、神社本庁の定めた服喪期間が載っています。父母で50日、祖父母なら30日とのことです。この期間を過ぎれば、祭りに参加してかまいません。
以上のように、これらはあくまでも宗教行為です。信仰の自由が保障されている今日のわが国において、
「人の死は汚れなどではない、天寿を全うしたお祝いだ。」
と考える人がいてもおかしくありません。また、以前このサイトで、
「喪中を理由に祭りの世話役をしないくせに、わが子の七五三はしている。」
というご相談もありました。何人も自己の宗教心を他人に強制することはできません。
要するに、ご質問へのお答えは、質問者さんが、ご自身のルールを作って対処すればよいのであって、他人がどうするかなどと気にする必要はないということです。それが憲法で保障された信仰の自由というものです。
>祭の行事などに参加すると何か起こるでしょうか…
口うるさいオジサン・オバサンに嫌みを言われるだけでしょう。「迷信」と考えるかどうかは、個人の信仰心によります。