二度めの回答のNO.4です。補足をありがとうございました。
「拾った」
これは言い訳の常套句です。まず言葉通り拾ったという可能性は限りなく低いです。
たとえ拾ったものでも他人のものには違いないわけで、どこでいつどう拾ったかなど聞いて誰のものか目算をつけたりして持ち主に返す努力をし、わからない場合は警察に届ける等の対処が正しいわけですよね。
型どおりでありますが、そこはきちんと聞いてください。
ウソならボロが出ます。
でも決して責め口調で問い詰めるような言い方はしないように。
本当に万引きしたのだとしても、本人の意志でやったかはわかりません。
友達に強制されてやったかも知れません。
友達が盗ったものを預けられたかも知れません。
小学校高学年というと、そろそろ親子の関係よりも友人関係の方が上位になる年齢です。
親にウソをつき通してでも自分、あるいは友達の立場を守ろうとする事は良くあることです。
まずは一度で解決しようとしないで少し時間をかけてみましょう。
本人が頑なになってるなら「わかった。今日のところはこの話はおしまいにしよう」と切り上げます。
でも決して解決したり収束したわけではないので、日をあらためて話を聞きましょう。
お子さんが落ち着いている時に「もう一度聞いてもいいかな」と切り出しましょう。
買ったものではないモノがあるのが確かなら、どうやって手に入れたかの経緯は最後まで聞くべきです。
「お母さんはあなたがモノを盗る子だなんて思ってないよ。
だけど仕方なく盗ってしまうことってあるかも知れない。
もしもそういう事があったのなら、きっとあなたは今つらい思いをしてるんじゃないかと心配なの。
決して怒ったりしないから本当のことを話してくれないかな。
あなたがつらいとお母さんもつらい。苦しんでるなら助けたいと思ってる」
そんなふうに心を開かせるような聞き方をしてみてください。
そしてどんな事実であれちゃんと話してくれたなら「話してくれてありがとう」とまず言いましょう。
もし本当にお店から持ちだした物なら、一緒に謝りに行きましょう。
お店の人のためと言うよりお子さんのためにです。
友達にやらされた、預かったという場合は慎重に行動しましょう。
あとはケースバイケースになり長くなるのでまずここまでにします。
まずは親自身が冷静になること。
万引きはいけないことだけど、あまりに重大視する態度は良い結果を招きません。
もしやってしまったのなら二度としないこと。それが大事なことです。
腫れものに触るような態度も良くないしむやみに叱るなど子供の事情を無視した態度も良くない。
いたって普通の態度で接することだと思います。
そして「いけない事はいけない」という基本理念は曲げない事です。
お礼
回答ありがとうございます。