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総理大臣直接選挙制・間接選挙制のメリット/デメリットとは?
総理大臣の国民直接選挙制と間接選挙制それぞれの、メリットとデメリットを教えていただけないでしょうか? 【注意】 但し、「こちらの方が絶対に良い!」という御意見ではなく、”直接選挙制/間接選挙制を中立的(客観的)立場から見た際のご意見”が頂きたいです。 皆様、ご意見よろしくお願いいたします。 (※ ちなみにこれは http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=4775 の #4 「総理大臣を国民の直接選挙で選べない」の派生質問です)
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再び回答させてもらいます。 いろいろな層というのは、あまりに抽象的すぎてわかりにくかったと思います。申し訳ありません。 Can-Chu-Hiさんが挙げられたようなことです。多少詳しく言えば、農協(農業者も含まれると思います)など各種団体、各企業の労働組合(ひとまとめに連合とも言われています)、サラリーマン(勤労者)、自営業etc. ただ、2世議員が多いのは問題だと思います。親から譲り受けた地盤をそのまま引き継ぐので選挙の苦労、一票の重みの受け止め方が、他の議員よりも希薄になるのではないかと思います。 官僚出身の議員が多いのも特徴ですが、彼らは議員になる前までは勤労者(サラリーマン)だったわけですから、 政治の恩恵を他の職業の人たちよりもうけていない勤労者 に目を向けるべきだと思います。 話が雑然としていて申し訳ありません。 選挙公約は非常に重要です。政治家に一番求められるは、美辞麗句で公約を語ることではなく、選挙後に公約をどれだけ実現させたかという行動にあると思います。
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直接選挙制 (メリット) ・首相を直接選べるので国民の政治に対する意識が高まる。 ・選挙公約が実現する。(現在は選挙向けのものがほとんどです。) ・内閣が政治の都合でころころ変わらなくなり、政治の安定性が高まる。ちなみにこれだけ内閣が変わり自分の国の首相が誰かと言うことも答えられない人が少なくない国は先進国の中で日本だけでしょう。外国からの信頼も得られるようになると思います。 ・首相になった人は当然国民によって選ばれたのですから 国民のためになる政治を目指すでしょう。現在の一部の団体や企業に顔が向いた政治が無くなります。 (デメリット) ・有名人やテレビタレント等と言った政治の素人が選ばれる可能性が否定できない。最悪の場合、人気取りの政策を 行ったり、逆の場合は官僚の言いなりになる可能性があります。 間接選挙制 (メリット)・(デメリット)は単純に言うと直接選挙制 の逆です。 メリットに付け加えるとしたら、田舎から都会までまたいろいろな層のそれぞれの代表が選ばれるので中立な政治が行われる。ただしこの劇的な社会の変化を伴う世界にあって斬新な改革が行われないデメリットにもなります。 客観的な立場での意見をということでしたが、私の意見をあえて言わせてもらうと、現在の間接選挙制度はグローバルな観点からみると世界から遅れているような気がします。 日本と同じ間接選挙制度を行っているイギリスやドイツは実質的には首相を選ぶ選挙になっています。つまり、先進国は国民の一票で首相(あるいは大統領)が選ばれています。二大政党制が根付きそうもない日本ではいつまでいっても政治の世界の中だけで国民の代表が選ばれる状態は変わらないでしょうから。 余分な意見を述べて申し訳ありません。
補足
▼直接選挙制 ・「選挙公約が実現する」というメリットは高そうですね。公約を達成できなかったら次回は票を入れてもらえない確率が高まりますね。これは確実なメリットそうですね。 ▼間接選挙制 ・masayuki0305さん、「いろいろな層」というのは具体的にはどういったものでしょうか (?.?) 例えば、年齢層・収入層・職種層とかでしょうか?
- 00qok
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長所短所はIMASAさんの言うとおり、直接の場合は、長所として、有権者全員のの代表となるので、国という大きい団体の代表の場合には適するけど、その分間接のよい部分である地域性の反映がなされない、という短所があるのだと思います。 間接選挙については、現行の制度なので、いうまでもないことでしょう。 ところで、直接選挙とはいっても、結局立候補者はどこかの党員である場合がほとんどなので、その立候補者の選択の段階で1度以上、選挙などがありますよね。(日本の場合はその部分が闇に包まれているので批判が多いわけですが) つまり厳密な意味での直接選挙というのは不可能に近いということです。 逆にこれをやってみるとしたら、知名度のある、実力のない(不確かな)人間を選ぶしかなくなるわけです。 いずれにしても私見としては、現行の制度、そしてそこから生まれる政治に問題しかない以上、みんなが結託して○○党に入れない、という選挙をするしか可能性は残されないでしょうね。 棄権も意思表示だという人もいますが、その分組織票の割合が高まり、そういうバックのある政党に有利になるだけなんですが、その辺をもっと報道してもらって意識を高めてほしいですね。 (こういった理由でできるだけ政治的意識の高まりを抑えたいわけですね。) まあ、最終的にはやってみないとわからない(国民性になじまなそうなので)というところでしょうか。
- 参考URL:
- http://00q.virtualave.net
補足
「立候補者の選択の段階で1度以上、選挙などがあり」という点は知っているはずなのに、全然気付いていませんでした。 そうですよね、国民全員1人1人の中から誰か1人に投票して下さい、という真の直接選挙になったら、政治手腕が伴わない有名人も多く当選しそうで恐ろしいですね。 国会議員全員の中から国民が直接投票できる「半・直接選挙制」としたら、どういった結果になるのでしょうね? この場合でも、各政党のCM合戦で政党選挙になりそうな気もしますね。。。 半直接/間接に関わらず、立候補者1人1人の真の政治手腕を理解して投票するのは困難そうですよね。アピールが上手な人だけが目立ちそうで。 アピール度だけで政治が上手とは言えませんし、総合的手腕を客観的に見る方法があったらな~!(^o^)
- imasa
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回答とするよりは、意見です。 日本国の内閣総理大臣を直接選挙で選ぶべきかどうか、との質問と理解しますがいいですか。 さて、政治ですが辞書によれば せいじ(‥ヂ)【政治】 国を治めること。近代では、主権者が立法、司法、行政などの諸機関を通じて国家的統一を維持し、国民と共同生活を守ること。政事。まつりごと。 Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988 となっています。しかし歴史的な流れとしては、為政者(国王)が民から吸い上げた税金の使用目的とその使われ方を監視するために、民衆が自らの代表者を議会と言う機関に送ることから始まったと言われています。 日本では、江戸時代多数の国に分かれ(諸藩)藩主を中心に内政担当の国家老、外交担当の江戸家老と比較的しっかりした官僚組織がありました。それら諸藩を統一し、日本国とし立法司法行政の形を整え現在にいたったと、私は考えています。 ところで内閣は憲法では行政権を司るとなっています。言うなれば、日本国の国家老と言うところでしょうか。その総理大臣を直接選挙で選ぶべきかですが。 直接選挙長所は、有権者(国民ではありませんよ)代表という自覚が、選ぶほうも選ばれるほうも生まれるはずと言うことです。理論的には、行政と立法とが完全に独立します。 間接選挙長所は、現行の憲法を変更しなくてよいことです。地方自治体の首長は、すなわち諸藩藩主であり、自治体との名前の通り住民が自分に都合のよい行政をしてくれそうな人を選ぶことになります。しかし、国は諸藩の集まりだから、代表者の中から、国会議員の中から行政の長を選べばよいという考えです。 ここで考えていただきたいことは、国を代表する人は誰かです。すなわち元首です。国の非常最悪のとき、托せる人を直接選ぶか、間接で選ぶか、それともそもそもそこまで首相に望んではいないのか。 直接性を敷いている国は、全てではないにしてもその背景に民族として中心となる具体的な人間が存在しない場合が見受けられます。 ちなみに短所は、長所のバランスが崩れると悲惨な結果を生むことです。
補足
現在の政治や選挙方法も、そういった長い年月を経た淘汰によって今の方法に至っているのでしょうから、現段階に於いては、現在の方法が現在に適っているだろうことは収束の法則から言っても否めませんよね。 ただ一旦、ある方法に決定してしまうと、その方法から他の方法へ移行するには、かなりの労力が必要そうですよね。 これは政治だけでなく、一般的な事象にも当てはまりそうですね。 しかし何にしても、(選挙方法に依らず)少なくとも首相には総合的な意味でのリーダーシップを執って欲しいですよね。
- masahumi-1
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中立的(客観的)と言われるとむずかしいですが... 間接選挙制をとっている訳ですから、現在の選挙制度のデメリットは数えあげたら、キリがないほど出てきますが、 直接選挙制はやったこともないのですから、デメリットを言うこと自体推測あるいは直接選挙制に反対している人の 中傷の域を出ないと思います。いっぺんやってみんとわっかりませーん。
補足
masahumi-1さん、ご意見ありがとうございます。 そうなんですよ。 私も一度だけでも良いから首相の直接選挙を行ってみたいです。強くそう思いますね。 そうすれば両制度の比較ができますもんね。 ・・・といっても、実際には不可能かなぁ~!? かつて、大衆の意見が国政を動かし、大胆にシステムを変えた事ってあったのでしょうか??? う~~む。 1997年4月に本格試行された「容器包装リサイクル法」は、リサイクル関連のNPO(民間非営利組織)が、長年に渡り地道に国に働きかけてきた努力が大きかったと聞きました。
以前田中真希子議員がうちの大学で講演しにきたのですが、 その言によると、政界のお偉いさんがそういったことを許さないのではないかとのことです。彼女自身は賛成のようでしたが。 メリットとしては国民の政治参加意識が高まると言われていますよね。 デメリットというのは日本人の国民性に合わないとか言われています。 (石原さんなら別だとは思いますが。) 強いリーダーシップを発揮できるような人が生まれるかどうかと言う問題があります。 連帯意識が強い人はアメリカ的な大統領は向かないですね。
補足
ppooooさん、ご意見をありがとうございます。 なるほどなるほど、ppooooさんの仰るとおり、日本人は”みんなで一緒に”的な国民性ですよね(^o^) 「石原さん」は都知事のことを指していらっしゃると思うのですが、台本なしで自分の意見に責任を持って話すという姿勢は、確かにアメリカ大統領のスピーチと同じ空気を感じますね。 堺屋太一さんも、政界に入る前は強気な発言が多かったのですが、政界に入ったら他の官僚と区別が付かなくなったような感じがしますね。 石原さんが首相になったとしたら、今の強気発言が可能なのか、堺屋さんのようになってしまうのか・・・?
お礼
> masayuki0305、追補をありがとうございます(^o^)。 すみません、「さん」が漏れました。故意ではないのでお許し下さい、masayuki0305さん。(._.)
補足
masayuki0305、追補をありがとうございます(^o^)。 コンピューターの世界には、”「四捨五入の和」と「和の四捨五入」では答が異なってくる(※1)”という話が、計算結果の誤りの代表例として(消費税計算方法などで)有名なのですが、直接/間接選挙制の違いと実に似ているなぁ~と感じます。 ある団体で支持して当選した国会議員から首相を選ぶのと、1個人ずつが直接 首相を選ぶことの差です。 (※1) 1.2の四捨五入+2.3の四捨五入+2.4の四捨五入 =5 (1.2+2.3+2.4)の四捨五入=5.9の四捨五入 =6 私はある会社の社員ですが、しかし、会社が支持する政党と プライベートな私自身が支持する政党とは異なります。もちろん私は後者の立場で投票します。 労働組合とか勤労者の層では、必ずしも組織の思った通りになっていないような気が私はいたします。 それに比べて、農協や漁協の集結力は凄いですよね。(注:例外的に、三重県の発電所立地問題では、協同組合の結束よりも 個人1人1人の意見の結束の方が強かった例もあります。) それにしても、公約を守った度合いを評価する仕組みってないのですかねぇ~??? ほら、企業に対しては格付団体(ムーディーズとか)がありますよね? そういった格付団体がそれ自体を職として格付けしたら、有権者1人1人が客観的に判断できる材料になるのではないでしょうか? そういう政治家格付団体が発足しても良さそうな・・・(笑) .