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敬語について
上司「いい教訓だったかもしれないな」 部下「教訓・・・と申しますと?」 上記会話で「申しますと」の申すは合っているのでしょうか?
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「申す」は謙譲語ですから、間違っています。 「教訓」と言ったのは上司ですから、その上司の動作「言う」を謙譲語にしてはいけません。 省略せずに言えば「今、部長は「教訓」と【言い】ましたが、それはどういう意味でしょうか?」 ですよね。この【言う】を尊敬語にして 「教訓…とおっしゃいますと?」でしょう。 自分の「言う」という動作を言う場合を考えてみてください。 「はい、よい勉強になりました。勉強、と申しますのは、私にとってこれが…」 と、ここで「申す」を使います。
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- hakobulu
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#6です。 URL 添付し忘れまして失礼しました。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%84%E3%81%86&stype=1&dtype=0
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#5です。 >「教訓…とおっしゃいましたが、このシチュエーションにおける教訓・・・というのは・・・?」 のいうのはは、言うではない気がするのですが。 : おっしゃるとおりで、この場合の「いう」は下記辞書の [3]実質的な[1](言う)の意味が弱まったり、なくなったりして、常に他の語に付いて用いられる。 に該当します。その項目内の 1 (「…という」の形で体言に続けて) (2)「と」の前の事柄を特に取り立てて示して、意味を強める。「人と―・うものはわからないものだ」「おまえと―・うやつは何とひどい人間なのだ」 が「教訓・・・というのは」と同じ用法になるはずで、この場合にも「申す」を使うことができるのではないかと思います。
お礼
「教訓・・・と申しますと?」の意味を 「教訓…とおっしゃいましたが、このシチュエーションにおける教訓・・・というのは・・・?」 ととるか、「教訓…とおっしゃるのは?」ととるかの違いですかね。 おっしゃるととるなら申すは間違いのようですね。 リンクも見てきて参考になりました。どうもありがとうございます。
- hakobulu
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#4です。 若干補足させてください。 部下「教訓・・・と申しますと?」 が正しいという考え、及び、理由として述べた、「⇒話し相手に対する丁重な表現だから」という点は変わらないものの、説明が不十分であるように思いなおし、再度おじゃまいたします。 まず、 ⇒たとえば、「天皇陛下がこのように申されました」という表現も可だと思います。 : と述べたのですが、この表現が可なのは、「された」という尊敬語を使っているからであり、「天皇陛下がこのように申しました」という表現は不可です。 丁重語とは言っても、基本的には自分の行為について使う必要があります。 「バスが参りました」の「参る」のように敬う必要のない自分以外の人物・事物に関して使う場合もありますが。 いずれにしても、趣旨に沿わない説明だったと思います。 同様に、「教訓・・・」という部分を、上司の話した内容として捉えると「申しますと」は誤りになってしまいます。 「部長が、いい教訓だったかもしれないな、と申しました」というのは明らかな誤りです。しかし、 「部長が、お話しの中で使われた教訓と申しますのは~」という使い方は可能でしょう。 「部長が教訓と言ったのは」という意味ではなく、「教訓というのは」を(話相手に対して)丁重に表現しているだけだからです。 「教訓・・・と申しますと?」を正確に言うと、 「教訓・・・とおっしゃいましたが、このシチュエーションにおける教訓・・・というのは・・・?」というニュアンスであり、前半部分(=言った)を採用するのか後半(=という)を採用するのか、の違いになるのではないかと思います。 前回回答どおり、尊敬表現を明示できる前半を採用したほうが無難であるが、後半を採用した表現も十分相手に対して丁重な、つまり敬意を示す表現である、という結論に変わりはありません。 話の内容自体を重要視するのであれば、むしろ、後半採用のほうが適切ではないかと思います。
お礼
丁寧に書いて頂きありがとうございます。 「教訓…とおっしゃいましたが、このシチュエーションにおける教訓・・・というのは・・・?」 のいうのはは、言うではない気がするのですが。 いずれにしても3者となるとまた複雑になりますね。 部長に気を使い、課長に気を使い 普段から使ってないととても出てこなさそうです。
補足
お客「これ返品返金してよ」 店員「そう申されましてもご使用された物は…」 の申されるは合ってるということでしょうか
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
一般的な謙譲語は謙譲語Iと呼ばれ、ご存知のとおり、敬うべき相手や第三者、及びそのものごと・その状態などを向かう先とする自らの行為について用いられます。 謙譲語には、もうひとつ謙譲語II、または丁重語と呼ばれるものがあり、「申す」はこの謙譲語II(丁重語)という用法に分類されます。 「昨日わたしは部下にそう申しました」と言う場合、申した(言った)という自分の行為の向かう先(部下)を敬っているわけではありません。 「明日わたしは先生のお宅に伺います」のような謙譲語Iとは用法が異なり、 「昨日わたしは部下にそう申しました」という内容を述べている話相手(または読者・視聴者など)に対して丁重に表現することによって敬意を表明しているわけです。 話相手に対する丁重表現なので、たとえば、「天皇陛下がこのように申されました」という表現も可だと思います。 むろん、「天皇陛下がこのようにおっしゃいました」の場合も、「おっしゃる」という尊敬語なので正しい表現です。 若干前置きが長くなってしまい恐縮ですが、 上司「いい教訓だったかもしれないな」に対する、 部下「教訓・・・とおっしゃいますと?」 は尊敬語表現になります。 部下「教訓・・・と申しますと?」 の場合は、話し相手に対する丁重な表現ということになります。 この場合「上司=話し相手」ですが、上司を、「言う」という行為の主体として尊敬表現をするか、話し相手として丁重な表現をするか、どちらを選択しても間違いにはならないと思います。 ただ、尊敬表現のほうが無難であるということは言えるかもしれません。 しかし、丁重表現が誤りというわけではありませんし、たとえば慇懃無礼のニュアンスを避けたいなど、場合によってはむしろ好ましいシチュエーションもあるように思います。 以上、あくまで素人の私見ですが。
- banzaiA
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間違いでしょう。 よく聞く言葉ですが、本来は間違いだともいます。
お礼
私もそう思うのですが… そんなによく使われていますか? どうもありがとうございました。
- cxe28284
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申すは言うの謙譲語ですから合ってはいます。 ただ部下は上司の言葉を素直に受け取らないで、反論しているのですから、 日本語としてはあっていますが・・・、あとは自分で考えてみてください。 私だったら「はい、おかげさまで、勉強させていただきました。」 とか言っておきます。
お礼
回答ありがとうございます。 私が不思議に思うのは、教訓と言ったのは上司であり その言葉の真意がわからず聞き返した部下の言葉なので 「教訓とおっしゃいますと?」くらいになるのでは? と思うのですがどうなのでしょう? でもそうするとテンポが悪くなる気もするのです。 状況説明を省きすぎたかもしれません。すみません。
お礼
やはりそうですか。 流れが何か悪くなる気がするのですが これが正確なのでしょうかね。 私ならとっさに使えない気がします。