新潟県民です。
屋内で生まれた子の親子関係はガッチリと把握しています。
で、現時点では同じ親から生まれた子を何羽も野に放つようなことはしていないはずです。
野生のトキの数が少ないので、野生にしてしまった後はたしかにそういうことになる危険はありますが、現時点では極力そういうことにならないように配慮されているはずです。
あまり知られていないと思うのですが、いまでも生まれてくる子をの(記憶によると)3羽に1羽の計算で中国に返していますし、イマでも・・・ しょっちゅうではないので「足りない」と言われればその通りですが、中国からつがいをもらっています。
イマ、三羽の子供を育てているつがいの雌雄も、血統的にはまったくの無関係で、しかも偶然、放鳥前の餌取テストでは優秀な能力を示した雌雄だそうです。
餌が足りなくなると、一番弱いもの(末っ子)を間引きますので、3羽も育てていて大丈夫かと不安視されていましたが、「あのつがい」なら大丈夫だということになりました。
また、肝っ玉が太いらしく、他のトキが近寄ってきてもビックリしたり(恐怖のあまり)逆に威嚇したりすることもなく、平然としていたようです。
その性格が功を奏して、カラスなどにもびびることなく、逆に威嚇して追い払ったりしているそうです。
つまり、そんな「性格」まで把握して放鳥しているんですね。
ですから、心配するほどのことはないと思います。
お礼
回答、ありがとうございました。 きめ細かい対処をしていることがわかり、 安心しました。