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なぜ博士号の学位が関係のない大学から出ているのか?
- 高卒で就職し、疎い大学や大学院について、ネットで調査したところ、甲南大学経営学部の教授であるN先生の学歴と職歴が明らかになった。
- N先生は和歌山大学経済学部や兵庫県立大学、大阪府立大学などで学び、南山大学で経営学の博士号を取得した。
- しかし、N先生の博士号の学位がその専攻科の大学とは異なることに疑問を抱いている。なぜ、博士論文を他の大学に提出し、なぜマーケティングを専攻したのかについても疑問が残る。
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推定なので,立ち入った記述はできませんが,加筆しておきます。 >「同僚やら後輩やらに学位審査を受けるのは、不愉快きわまる」ということがあるのですか。大学の中も大変なところのようですね。 大学院時代の恩師は,自分が教授になろうとするころには定年退職していますから,学位審査委員にはなれません。また,むかしの文系では博士号をなかなか出さず,当該の先生もそのひとりだと思われますが,若手は簡単な課程博士をとっていることが多いです。博士号の審査にあたる人間は,自身が博士号をもっているのがふつうです。 というわけで,大阪府立大学で博士号をとろうとすると,若手のはんちくな博士連中に審査を受けることになり,ハラワタが煮えくりかえるのですね 爆。 もしかすると,上述の恩師が,南山大学に再就職していたのかもしれません。で,むかしの師弟関係で博士号をもらったのかも。これをねらう場合は,ぐずぐずしていると恩師が鬼籍に入ってしまいます 笑。
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正確に回答するには,それぞれの年号がほしいところです。たぶん,年代順にこう続くのでしょう。 >大阪府立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学 >大阪府立大学経済学部助手,講師,助教授 >南山大学、経営学博士 >大阪府立大学経済学部教授 >定年退職して甲南大学に再就職 大学院では,博士号をもらう手前までいったが,学位請求論文を書かないまま助手に採用された。さらに講師,助教授へと昇任。 教授(および大学院担当)になるには,人事規定のうえから博士の学位が必要とされたか,プライドの問題として博士号があるべきだと考えたんじゃないか。ふつうなら,自分のところの大阪府立大学でとるでしょうが,同僚やら後輩やらに学位審査を受けるのは,不愉快きわまる 笑。もしかすると,長年のあいだにテーマが変わり,経済学よりも経営学というべき状態になっていたかもしれない。で,知り合いがいた南山大学で論文博士号を得た。 あくまでもこれは推定です。ただし,ぼくの経歴にいくらか似ているところがあります 爆。
お礼
年号については、すべてを把握しておりません。ただ、1947(昭和22)年生まれですので、定年退官される前に甲南大学へ行かれたようです。 「同僚やら後輩やらに学位審査を受けるのは、不愉快きわまる」ということがあるのですか。大学の中も大変なところのようですね。 推定でも、詳しいことがわかり、ありがとうございました。
お礼
加筆までいただき、ありがとうございました。 ほとんどの講師の先生は、大学院博士課程まで行かれていらっしゃいましたが、修士までで博士号はお持ちではありませんでした。 「博士号」を当時にお持ちの方は、1人だけでした。京都大学を卒業され、学位も京都大学でした。大阪府立大学を定年退官され、大阪産業大学の教授をされていました。郵政研修所での講師も30年間されていた関係もあり、大阪府立大学の先生が多かったように思います。 N先生は、当時では一番若手の先生でした(41歳)。アマゾンで調べると、共著も含め、10冊程度の執筆されたご本が検索できました。 「民法」の担当は、関西大学法学部副部長をされており、現在も法科大学院で非常勤講師をされているようです。 「労働法」を担当されていたY先生は、同志社大学教授でしたが、現職の若さで鬼籍に入られました。