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コルクのジャムポット。本当にジャムを入れてたの?
アンティーク雑貨で、ジャムポットと名前がついている口の広いコルク瓶をよく見かけるのですが 実際にコルクが使われているのはワインしか知らないので 不思議に感じます。 コルクの広い面にジェル状のジャムがくっついてしまうのが 衛生的じゃないような・・・すぐにカビちゃいそうで。 ジャムポットと呼ばれているコルク瓶には、実際にジャムが入っていたのでしょうか?
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あくまでも、『名残(なごり)』です。 瓶詰めの元祖(ナポレオンの遠征の食料)のフタ、という事で、昔ながらのコルクです。 当然、小物入れとして使われるのが大半、と思われます。 自家製のジャムは、今の食物では作るのが大変です。 今のフルーツの殆どは、すぐに食べて美味しいような品種改良がされてしまっている為、ジャムにして美味しい食材は捜すのが大変です。ジャムにしても美味しい果物は、砂糖等に負けない風味と深い味が要求されます。※リンゴなら紅玉、など。 1970年代の映画等で、ある程度上流階級で、都市部ではない近郊在住の人々が、朝、トーストを食す時に、自家製のジャムを入れてあるので、よく見かけましたっけ。とてつもない派手な装飾のスプーンが、ぶっ刺さってましたっけ。 上流階級は、ガラス瓶にガラスのフタは、音、という事で敬遠、スクリューキャップは、もってのほか、という事で... 基本、海外ではジャムは、あっという間に消費されるので、長期保存観点ではありません。 1980年代の海外(特にアメリカの地方)の道沿いの『ディナー』ではなく『ミール』が出される食堂で、トーストに瓶詰めジャムがよく見かけられました。当然コルクは外してある状態ですが... 基本、長期保存には、まず、瓶詰めを熱してから、コルクでフタをして、コルクにより空気が抜けて、冷め始めた頃にコルクの上から、瓶の胴の中間部分位まで、蝋をかけて封をする。今では考えられませんが、ナポレオンの時代から、それが基本でした。 アールヌーボーの頃から、ジャムポットも豪華絢爛になったりしてますね。 海外の『ジャム』は、日本の『醤油』のようなもので、あっという間に消費される『モノ』なので、今で言う『長期保存』ではなく、正月の『おせち料理』的スパンのものなので、さして消毒せずとも、熱湯消毒程度で解決される、という事でしょうか。 んで、コルクのフタは、名残(なごり)と思われます。
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本来のジャムはかびにくいです 糖分はがっちりくっついているので 他の菌が入り込みにくく繁殖できない 最近の健康志向の減糖分のジャムはすぐカビるが
お礼
回答ありがとうございました。 糖分控えめなので早めに食べ切りましょうというアドバイスは よく見かけますよね。
お礼
回答ありがとうございました。 日本と海外のジャム事情が違うというのは考えもしなかったです。 瓶ひとつで色々な事がわかるんですね。 勉強になりました。