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赤血球を用いた凝集反応・溶血反応についてです。
実習での課題についてなのですが 8本の試験管を氷浴で冷やしながら (1)PBS(+)→羊赤血球→PBS(+) (2)蒸留水→羊赤血球→蒸留水 (3)抗体液→羊赤血球→PBS(+) (4)抗体液→羊赤血球→正常血清 (5)抗体液→羊赤血球→HI-血清 (6)PBS(+)→羊赤血球→正常血清 (7)PBS(+)→羊赤血球→HI-血清 (8)抗体液→羊赤血球→正常血清 の順番にそれぞれ入れて一時間反応させて溶血の有無を確認した。 ((1)~(7)は37℃、(8)は4℃で一時間放置した。) 結果、(2)と(4)に溶血が見られた。 抗体液:ウサギ抗羊赤血球抗体 正常血清:モルモット血清に等量の羊赤血球を加え、4℃以下で一時間反応後、遠心分離により得た上清をPBS(+)で100倍に希釈したもの。 HI-血清:上記と同様にして得た遠心分離上清画分を56℃で30分間処理後、PBS(+)で100倍に希釈したもの。 ここで出た課題なのですが、「モルモット血清をあらかじめ羊赤血球と反応させる必要があるのか?」 「PBS(+)にある試薬を混ぜ、正常血清を希釈すると本来”溶血”が観察する組み合わせでも”溶血”が観察されない。どのような試薬を混ぜたと考えられるか?」 という課題が出されたのですが教科書を読んでも分からなかったのですが。 どなたか説明できる方、教えて頂けませんか。お願いします。
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- ki073
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No.1です。 では本題にいきましょうか。課題ですのでヒントのみにします。 その前に質問欄の実験がよくわかりません。 真ん中付近の >正常血清:モルモット血清に等量の羊赤血球を加え、4°C以下で一時間反応後、遠心分離により得た上清をPBS(+)で100倍に希釈したもの。 正常血清にもPBS(+)が加えられているのでしょうか?それが正しいとすると(4)を含む全部の実験でPBSが含まれているのでしょうか? そうすると、 >「PBS(+)にある試薬を混ぜ、正常血清を希釈すると本来”溶血”が観察する組み合わせでも”溶血”が観察されない。どのような試薬を混ぜたと考えられるか?」 (この質問の意味も分かりにくいのですが)全部にPBSが入っているので質問の意味が有るのでしょうか? それとPBS(+)の説明がないのですが何者でしょうか? もう一つ (1)PBS(+)→羊赤血球→PBS(+) (3)抗体液→羊赤血球→PBS(+) (6)PBS(+)→羊赤血球→正常血清 の左のPBS(+)と右のPBS(+)どちらも同じものでしょうか? それとも左は抗体液+PBSで、右は正常血清+PBSのように思うのですがどうでしょうか? そうだとすると、 補体価の実験ではリン酸緩衝液は使いませんよね。 なぜ使えないか考えれば「PBS(+)にある試薬を混ぜ~」の課題が分かります。 EDTAを加えても同じ効果が得られるはずです。 「モルモット血清を~」の方は実験を見る限り反映したものは無いように思いますが、 正常血清+羊赤血球→+抗体液があって良いような気がしますが。 それとも書き間違い?
補体のところを勉強したらわかるのではないかと思いますが・・・
お礼
そうですね、ありがとうございます!
- ki073
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実習の課題とありますので、ヒントのみ 「補体」です
お礼
分かりました。ありがとうございました。
補足
免疫複合体が補体系を活性化して消費することを利用している。で合ってますか?質問になってしまってすみません。
補足
正常血清にもPBS(+)は入っています。 羊赤血球もPBS(+)で懸濁しているので、(1)~(8)の試験管全てにPBS(+)がふくまれていることになっています。 それと、PBS(+)はマグネシウムイオンとカルシウムイオンを含んだPBSのことです(説明不足ですみません…) (1)(3)(6)でのPBSは全て同じです。 正常血清+羊赤血球→抗体液の操作は行いませんでした。 何度も回答していただいてありがとうございます。 残りは自分でも考えてみて、先生にも聞いてみます。