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少数派(マイノリティー)はどう気持ちよく生きるか
私はASを持っている少数派の人間です。 考え方や感じ方が多数派と異なる部分が多々あります。 そんな私たちが生きるときに いかに、どのようにして気持ちよく生きるか 教えてください。 理解されない行動や気持ちがあります。 それはどのように対処すればいいのでしょうか。 回答おねがいします!
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こんにちは。 理解されない、というのは 理解してもらおう、とするからです。 外に出さなければ、何も起きません。 多数派に属して安心したい。 でも多数に埋もれてしまうのも嫌。 そのせめぎあいが辛さを生みます。 無理に交流を計って居場所を探すのではなく 自分の世界観や価値観は自分の内部で 深く充実させていくのです。 中々自分の人生を、自分の価値観通りに することも叶わないものです。 そして、自分が理解されないことを嘆くの ではなくて、あなたが他人、と思っている 人々を理解しようとしてみることです。 あなたに限らず、誰もが自分を特別だと 思いたいのです。 それはASだろうがノーマルだろうが 同じことなのです。 その一点において、あなたの内的側面、 特異的な思考などとは無関係に、 自分はマイノリティだと感じるという その一点において、あなたは完全なる マジョリティなのです。 それは、自分には何か特別に約束された 素晴らしい未来があるのではないか、と 夢想する若さ故の気持ちです。 あなたが普段、自分を理解出来ない 無数の人々、と思っている人たちは 全て、あなたが窺い知る事も叶わぬ 歴史と宇宙を持っています。 私達の目に映る一面の星空の星達も それぞれ数光年から数億光年の 途方も無い時間差で地球に届き、 私達の目に見えている。 同じように、あなたの目にただの 星空の星のように見える他の人々も 若い人、年老いた人、穏やかに生きた人 冒険の人生を歩んだ人など、それぞれ 互いに無二の、スーパーマイノリティ なのです。 あなたが自分は理解されない、と 苦しむのは、病気でもなんでもなく、 ただの若さという時代の共通した反応に 過ぎません。 その、他人も同じ、という考えが赦し難いと お感じになるならば、それこそ典型的な 青春の悩みのカタチそのものなのです。 それを超えるためには、自分の特異性などに 縛られて視野を狭めてしまわずに、 周りにいる全ての人々が、自分が知らない 奥行きのある「宇宙」なのだ、ということに 気付いて、人々を理解してみたい、という 好奇心の火を、心にともすことです。 恐ろしいほど広い、この世界。 恐ろしいほど無数の人々が無数の人生を 歩いている、その巨大な塊の中の、 芥子粒のような、自分というものは 世界の巨大さが見えるに従って矮小に 縮んで行き、自分が他人に理解されるとか されない、などという問題は、哀しいほどに ちっぽけな悩みに思えてくる。 そんなレベルが、心にはあるものです。 他人は全て、無二の一己の、人格である。 それは、遺伝的に、社会的に、膨大な系譜を 内包する、一つ一つが巨大な「宇宙」に繋がる。 それが腑に落ちるようになってくれば、あなたは 自分が人格障害であるかどうかなど考えても 仕方が無いことだと言うサトリにも似た心境に 至るでしょう。 自分など、いないも同然。 それは、凄い価値のあるものを知ってしまった後の、 それまでの自分の宝物が取りに足りない、つまらない ものにしか見えなくなることと同じです。 そうして、自分など、いないも同然、という段階を経て、 小さな小さな、自分の認識できる身の回りの世界で、 自分を取り巻く人々とちゃんとそれぞれの繋がり方で 繋がって、瞬く間に終わってしまう、人生と言う永遠を 「無二の自分」として普通に生きよう、というスタンスに 落ち着いていくのです。 いずれ命が尽きれば、あの、巨大な命の海というか、 無ではない、「有の系」に還るのだから。 今は未だ、私は私としてだけ考えれば良い。 あなたもそんな風に、普通の人生を歩く普通の人だと 自分を納得できる日がやってきますよ。大丈夫。 その役をきちんと生きて、舞台を降りれば良いのです。
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- copemaru
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>理解されない行動や気持ちがあります。それはどのように対処すればいいのでしょうか。 回答:人と人とが,真の意味で理解し合うことなど不可能ですし「理解し合えた」と思っているとしたら,それは単なる幻想です。ですが,アスペルガー症候群でも心理学的に他者の思考や行動を理解することは可能なはずです。 そもそも,感じ方など厳密にはみな異なるはずです。それをマジョリティーの方々はテキトーに折り合いをつけて「分かりあったフリ」をして暮らしているに過ぎないのです。 そんなことがしたいですか? それがあなたにとって気持ちの良い生き方になるでしょうか? 答えは「否」でしょ。 では「どのように対処すればいいか」を私なりに考えてみました。それは「ひたすら勉強する事」です。合理的に,理性的に理解するよう努力すれば良いのです。それなら可能でしょ。 それとASは意外と多いですよ。無理に誰かに合わせるのではなく,あなたらしく生きればそれで良いのです。 先輩より
お礼
ありがとうございます。 感じ方はみんな違うんですね。 ASは意外と多いのですね。 楽になりました。 でも「先輩」というのはどういうことですか・・・。 こっちは老人かもしれないのに・・・。
お礼
長文ありがとうございました。 じっくり一文一文かみしめて読ませていただきました。 深い内容なので少しずつ理解していこうと思いました。 どうもありがとうございました。