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基礎控除は何の為にあるのでしょうか?
所得控除の人的控除の中に基礎控除と言うのがあって 無条件ですべての納税者が38万円控除されますが 私は独身で保険なども入っていないため 基礎控除しか該当しません。 一見、「他に何も控除されるものがないけど、基礎控除があってラッキー!」 と思えますが、だったら最初から税金を低くすればいいのに・・・と思ってしまいます。 恩着せがましいと言うか、 10000円カツアゲされて、1000円返してやるからラッキーだろ? と言われてる感じがします。 そう思うのは私だけでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
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>だったら最初から税金を低くすればいいのに・・・と思って… だから、どんな人でも「所得」(収入ではない) で最小限 38万円は、課税しないでおきますよということです。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1199.htm それとも、あなたのいう「税金を低く」とは「税率を低く」という意味ですか。 そうだとすると、5万か 10万の所得しかない人でも所得税を納めなけれぱ゛ならなくなりますよ。 >10000円カツアゲされて、1000円返してやるからラッキーだろ… 偏見に満ちたご意見です。 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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ANo.2です。 お礼いただきありがとうございます。 補足ですが「基礎控除」は給与所得者だけでなくすべての人に認められた所得控除です。 なお、所得税は本来「申告納税」が原則です。 「源泉徴収」に「年末調整」とほぼすべて会社が代行してくれるサラリーマンにとっては「申告の事務処理負担」といってもピンと来ないのも無理のないことだと思います。 (参考) 『収入と所得は何が違うの?』 http://allabout.co.jp/gm/gc/14775/ 『No.1410 給与所得控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm 『No.1199 基礎控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1199.htm
お礼
再度ありがとうございました。大変参考になりました。
>だったら最初から税金を低くすればいいのに・・・と思ってしまいます。 「税率」を下げるのではなく「基礎控除」で所得から差し引くようになっているのは主に「事務処理負担の軽減」のためです。(低所得者への配慮もあります。) 「基礎控除」があると「所得38万円」までは非課税なので「納税」と「確定申告」(の作業)が不要になります。 この「非課税枠」がないとたとえ100円でも所得があれば申告しないといけなくなります。 たとえば100円に1%の税金をかけて1円の税金を徴収するというのは、申告するもの・受けるもの双方の手間と資源の無駄を考えればほとんど無意味です。 ですから、一定額以下の所得は「税率を下げる」のではなくて「ないもの」として処理したほうがかえって効率的で人件費なども安くつくわけです。 その所得のラインを今は「38万円」と決めているということです。 また、この数字は絶対的なものではないですから今後変わる可能性もあります。(実際、住民税は33万円と今でも5万円の開きがあります。)
お礼
そのような仕組みがあるのですか。ありがとうございました。
- 佐藤 志緒(@g4330)
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自営業者には基礎控除は無く、控除してもらうために経費を領収書を集め全て記録し確定申告します。 サラリーマンはその手間を省くために必要経費分を一律基礎控除として認めてるのです。 基礎控除が嫌なら必要経費を自分で申告するのも可能です、その場合は各項目毎に税務署と必要経費に認める/認めないの交渉も必要です。 過去に多くのサラリーマンが自分で必要経費の申告をしてますが基礎控除以下の金額しか認められないケースが多く、手間を考えても基礎控除の方が得です。
お礼
自営業者にはないのですか。結局は得なのですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
偏見でしたか。よく読んでみます。有難うございました。