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頚椎 狭窄って3Dでは見えないの?
肩やての痺れがあったので病院にいってきました。 先天的に頚椎がせまいといわれ、ストレートネックとも言われました。 概要は大体聞いたのですが、この痺れの原因である神経に触れて いる部分って3D画像では見れないのでしょうか?先生に聞くのを 忘れました。 MRIやレントゲンで断面的な画像はみたのですが、どれが神経で、どのように 触れているのかが全く解りませんでした。私もそのときは疑問に 思わなかったのですが、出来れば神経の触れている部分をはっきり確認 したいと思うのですが、3D画像でも見れないのでしょうか? ご存知の方、居られましたら宜しくご指導願います。
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説明するのも結構煩雑なんです。 XYZ軸のそれぞれが1mm以下となるようなボクセルを設定して,対象となる体の部位を撮影し,このデータをもとにして,3D画像を作ります。 それぞれのボクセルは固有の値,CTだとCT値(X線吸収の程度)をもち,MRIだと信号強度,をもちます。この固有の値を持つボクセルの集合が,3D画像用のボリュームデータとなります。 CTだと,このボリュームデータから,骨の持つCT値カットオフ値を指定して表示,それ以外を非表示に設定すると,骨の3D画像が構成されます。ただし,骨以外にも指定された範囲のCT値を持つものは表示されるので,これらのボクセルを手動で非表示にして行きます。骨はCT値が高いので,比較的簡単です。 一方,神経も同様に描出するのですが,神経のCT値は,筋肉やほかの臓器などとCT値がほとんど変わらないので,カットオフ値を設定しても神経自体を抽出するのは,ほぼマニュアルで描出することになります。非現実的な作業です。 こういった抽出したものを重ね合わせて,神経と骨を抽出した画像を作ることになります。 MRIでも同様で,CT値が信号強度となるだけで,それぞれの固有の信号強度をカットオフ値を設定しながら同じ作業を進めていきます。 最近でもずいぶんとこのような作業を,アプリケーションソフトがある週アルゴリズムにのっとって1クリックでやってくれるようになりましたが,それでも大部分は人間のマニュアル作業になります。 >360度から各部位の座標を検出して画像にすんではないのでしょうか? 各部位の座標上に,どういう臓器が,どういう組織が乗っているか分からないので,座標指定で表示非表示を決めることができないのです。 >でなければ、3D画像自体容易に見れる画像ではないですよねー その通りです。容易に見れるものではありません。 現在,3D画像が日常の医療現場で使われるレベルに達したものは限られています。 CTでの骨のイメージ,造影剤を使用したCTの血管像など白いもの(CT値が高いもの)のイメージ像。気管支内や大腸内などの空気がたくさんあるもの(CT値が低いもの)を対象としたイメージ,MRIだと血管像,胆管や膵管のイメージ,尿管のイメージなど限られた範囲で使用されている程度です。
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- sodenosita
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難しいです。 神経だけを抽出して3D画像を作り,骨や靭帯を抽出して3D画像を作り,それらを重ね合わせて,質問者さんが期待するような神経と骨などの3D画像が出来上がります。 神経だけをきれいに抽出する方法,骨や人体だけをきれいに抽出する方法が簡単ではないので,実際の医療の現場で使えるような代物ではありません。
お礼
そうなんですか。 一つ一つを抽出して重ね合わせて画像にするんですか? 360度から各部位の座標を検出して画像にすんではないのでしょうか? でなければ、3D画像自体容易に見れる画像ではないですよねー
お礼
なるほど。大きな部位ならカットオフ値を設定しやすいが、 細かい部位が重なり合っていたら細かすぎてカットオフ値の設定が容易ではないということですね。 神経は細かい部位ということですね。