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公家の

将棋の格言に、 公家の位倒れ というのがあるようですが、意味は何ですか? よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • mekuriya
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回答No.1

「公家の位倒れ」の本来の意味は、表向きは偉そうに虚勢を貼っていても内実は火の車だと貧乏公家をからかった意味です。将棋の格言での「公家の位倒れ」とは、位を取ったことが威風堂々としているように見えても、その位を取ったことが反って負担になって形勢を損ねてしまっていることを意味します。 将棋では位と取るか取らないか、相手に取らせるかは、いつも難しいテーマです。例えば四間飛車に対して居飛車が5筋の位を取る戦型があります。四間飛車側が位と取られては不味いと考えるなら序盤で早々に5筋の位を保つはずなのです。その位を居飛車に取らせるのは、位を取られても困らないと判断しているからです。実際は居飛車が5筋の位を取っても形勢互角です。ですが、四間飛車側が位を取った居飛車側をからかって公家の位倒れということもあります。 将棋の格言というよりも、昔の縁台将棋の時代の口八丁手八丁の時代に生まれたフレーズという気もします。位を取ることは勝敗に直結するぐらい大きなテーマです。位を取って優位を築ける戦型もあれば、逆に不利になってしまう戦型もある。これはある程度実戦経験を積まないとピンと来ないテーマかも知れません。ここまでにしておきます。

infmgoo
質問者

お礼

いままで実戦で「位」を意識して戦ったことはなかったです。 対局に際し、「位を意識してみる」をテーマに、指してみます。 ありがとうございました。

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