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占いについて
昔、流行ったんですが、実はほとんどが嘘とパクリだったという六星占術や、最近話題になっている某芸能人を洗脳していたとされている占い師など、なぜ、占いにハマる人が多いのかわかりません。 私は私の母が流行っている占いを押し付けたため、占いを全く信じていません。 なぜ、占いにハマるのか教えてください。
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某有名実業家、つまり成功を収めた人の話ですが、人は上を見なくなったとき、諦めた時、そこに感謝を見つけると言うことだそうです。 私はこれはちょっと極論だとは思うのですが、多くの人は更に良いもの、楽しいものを求めることに間違いはありません。だからいつも今が不幸で、どこかに幸福があると考えている。 勤め人だって、自分が望まなくても営業なら成績を求めるし、会社は収益を求める。努力したからと満足することはできないし、そのような慢心の者にこそ落とし穴が待っていたりする。また常に不安が募る。 先が見えれば安心できる。それが予想であってもある程度の心の準備ができると考えるのも人の常です。 また多くの人は周囲と比べて遅れることを嫌う。流行を追うのはその代表。 また人は権威に弱い。特に日本人はそう。 外国でと言われると盲目的に信じてしまう。学者だと言ったり芸能人というだけで信じてしまうのも同じ原理。だからサプリのCMでぜんぜん商品と関係ないことを言っていても、学者が出てきただけで信じてしまう。 実は占いを信じるのも科学を信じるのも同類なんです。科学の基本は疑うことです。科学と言うものは常に変化し移り変わる。まるで2-3ヵ月毎に新機種携帯が出るように、科学と言うものは1年もすれば旧式になってしまう。絶対的原理を求めていながら絶対的なものなどほとんど無いです。だから真に科学を信じるなら常に科学の常識すら疑っていなければならない。 でも、一般人で科学信奉者は科学と言うだけで鵜呑みにしてしまう。一度信じたら変更しない。国や学会などが「これは効きません」「効果が立証できません」と言われても信じ続ける。 占いを信じる人は上に書いた原理のいくつかに当てはまるでしょうし、これ以外で求める人もいると思います。
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世の中不条理が多く、自分の力ではどうにもならないってことは結構あるんですよ。 これが所謂「運」って奴。 確かに運不運ってのはあると思います。 例えば会社員だとか学生さんだとかだとあまり感じないかも知れませんが、自営業だとか経営者なんてなると、この運の影響ってのは非常に大きのです。 ましてやこんなに変化が激しく、かつ厳しい経済状態だと… 例えば小さなラーメン屋なんて街が変わって人の流れが変化するだけでも売上は大きく左右されます。 農家であれば天候なんてのも本人の努力ではどうにもならない… こういう状況にあるから、根拠のない物に頼りたくなるのだと思います。 縁起を担ぐなんて些細な事から… 芸能人だってそうです、見た目は派手ですが、常に仕事が無くなるという不安や恐怖と戦っていると思います。 昔から商売や芸事と占いは切っても切れない関係なのはこういう事から来ているのだと思います。 生活に不安が無い人にとっては占いは遊び程度かもしれませんが、生活がかかった話となれば藁をも掴みたいのが人ってもの… 「鰯の頭も信心から…」って奴ですね。
お礼
私は会社員ですから、運不運の影響なんてあまり感じませんね。 感じるときはクビになったときと、就職できたときぐらいですね。 常に不安を感じる人ほど占いにハマってしまうんですね。 ありがとうございました。
- mizukiyuli
- ベストアンサー率34% (1106/3224)
他人に対する依存心が強く、都合の悪いことを責任転嫁したいからです。 占いというのは本来、迷った時に道しるべというか参考程度にするものです。 人間は他人にだけでなく自分に嘘をついて生きているので、表面に出てこない第六感や深層意識に疑問を問いかけ答えを導き出すものだと思います。 当然その人が見ないフリをしてきた都合の悪い事が潜んでいる可能性もあります。 なので、「占い師は悪い事を口にしてはいけない」というルールがあったものと思います。 今の占い師はどうかわかりませんけど。 子供の頃の遊びに花占いやゲタ占いがありますが、 例えば花占いで意中の相手が自分のことをスキだと出たとします。 しかし告白したらフラれてしまいました。 「スキだって言ったくせに花のうそつき!」 …っていう人いるでしょうか? 占いなんて当たれば「すごい!占いがあたった!(笑)」当たらなければ「所詮は占い、やっぱり当らないよね」くらいに思うのが普通の人です。 が、依存心が強い人は1度当たると「これからは占いの通りにすれば私の人生バラ色!」と思うようです。 例えば夫婦が不仲な原因を占ったら客(相談者)に原因があると出ても 「アンタの性格が悪いからだよ!」って言う占い師はほぼいないと思います。 逆上した客に刺されたくないですからね。 「相性が良くないようだ」とか「間が悪い」とか「星のめぐりあわせが悪い」とか言って濁すと思います。 こういうことを言われたら「原因が自分にあるから言えないんだ」と思えればいいのですが ハマる人ほど「相性が悪い?つまりアイツの性格が悪いのが原因なんだ!」と思う傾向があります。 私悪くない私悪くない全部周りが悪い 常時こういう思考回路で生きている人が占いにハマリやすいと思います。
お礼
確かに自分に都合の悪い事は他人のせいにしたいですからね、多くの人は。 でも、「占い師は悪いことを言ってはいけない」というルールは初めて聞きました。 某占い師のアノ台詞を思い出したので。 占いの結果も、人生の結果も自分が導き出したものと思えばいいんですね。 ありがとうございました。
- white_catcat
- ベストアンサー率37% (529/1417)
占いの目的は「自分が知りえないことがわかる」に尽きると思います。 未来であったり相手の心、本当の自分など知りたくでも知ることができない、そんな魅惑的な欲求を満たしてくれるのが占いだと思います。 ただ、占いはその性質から人生相談的な要素も持っています。 「あなたの未来はこうだ」と鑑定すると、相談者は「ではどうしたらいいでしょう」と問いかけてくるので、「それではこうしたら?」と相手の思考回路や意思決定にまで容易に踏み込めるのです。 だから自分で悩みを解決するのが苦手な人、責任転嫁する人などはハマりやすいでしょうね。 人間の弱い部分に簡単に入り込めるので、すぐに「この人に相談すれば大丈夫」となるのです。 さらに言えば占いは「人知の超えたもの」の存在を匂わせます。 そこから宗教性を持つようになり、これまた心の弱い人は依存してしまうわけです。 占いも上手に付き合えば人生のスパイスになりますが、依存傾向のある人や責任転嫁する人には麻薬になると思います。
お礼
やっぱり占いって、「当たるも八卦外れるのも八卦」なんですね。 100%当たる占いって存在しないんですね。 ありがとうございました。
お礼
長文、ありがとうございます。 私の母もそんな感じだな…って思いました。 とても参考になりました。 ありがとうございました。