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塾講師が自閉症の生徒の入塾を断ることについて
アドバイスをお願いします。 親が子供が自閉症、またはアスペルガーであることを隠し某塾に子供を入会させた場合、 塾側は途中でその自閉症の生徒の指導を断ることはできるのでしょうか。 塾の講師は、その生徒の異変に気付き、これ以上の指導はできないと言っているそうです。 その生徒の親は、子供は自閉症だけれど、学校ではそこそこ点数も取れているので あえてそれを公表する必要はないと思い、普通に入塾させたらしいです。 塾としてはその生徒の理解度の定着が悪いこと、時折パニック障害に似た状況になること、 その生徒が会話ができず、コミュニケーションが一切とれないため、健常者と同じ感覚で指導することは不可能だと言っているそうです。 そして、塾としては、入会時になぜ本当のことを言わなかったのかと、親に大変な不信を感じているらしいのです。 この場合、どちらが悪いのでしょうか? 何でも、その生徒には簡単な質問(日常会話)においても、最低5回は同じ質問をしないと、答えられなく、答えたとしても、うなずく、首を振るの返事になるそうです。 親は、普通の生徒と同様に扱ってさえくれれば、子供もだんだんコミュニケーションが取れるようになるはず、と言い返してくるようです。 どなたか客観的なアドバイスを下さい。
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お礼と補足を頂きました。No.5です。 他のかたへのお礼も読ませていただきました。 一般論となります。 恐らく多くの方々が誤解されていることではないかと思うのですが・・。 塾と学校を同一視してしまうことです。 学校の管轄はご承知のように文部科学省です。 塾はと言いますと、経済産業省なのです。 つまり塾は経済活動なのです。この点は学校と決定的に違うところです。 今回の件で、経済活動に影響が出るようなら、すなわち今回の件が原因で他の塾生徒が退会し始めるということであれば、塾の経営基盤が揺らぐことになるでしょう。 また、塾講師もそれが原因でやめるということになれば、なおさらです。 塾の評判についても配慮が必要ですね。 なぜなら、貴塾の生徒たちも、他塾の生徒たちと、学校では交流しているのですから。 意外と、他塾の情報は入って来やすいです。 あとは、塾(塾長)が、最後の手段として法的に訴えるかと言うことです。 そこまでの覚悟があるなら、その前の段階として、さまざまな対応がとれるはずです(現状維持も含めて)。 他の方々に書かれたお礼を読むと、当該保護者のかたが、そこまで強硬になるというのが、理解不能です。 一度、弁護士のかたとご相談されてはとも思いますがいかがでしょうか。 市役所などで無料相談もあるかと思います。こちらだと公式的なものしか聞けないことが多いと思います。 有料相談の方は相談の中身まで踏み込んだ内容が聞けるでしょう。 塾側は今回の件について、他の生徒の保護者にどのような説明をされているのでしょうか。 該当塾生がその塾を「卒業」するまで、周囲にいる塾生徒は同席することになるのですが。
- TANUHACHI
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一つの論点として、子供自身が「その学習塾で学ぶことに納得しているか」との疑問があります。 「親の見た子供の姿」と「子供自身」でも異なり、そこに第三者の目として「学習塾の判断」が関わり、もし学習塾側で顧客管理の視点から、満足する内容を提供できないと判断した場合には受け入れを断ることもできます。 最も尊重されるべきは子供自身の判断であると僕は思います。もし子供が学習塾に通い続けることに苦痛や抵抗を感じているならば、それは学習塾の判断と重なる部分も多く、それでも通わせたいというのであれば親のエゴと言われても過言ではないように感じられアスペルガーであることを隠して入塾させたのであれば、親自身にも「うしろめたさ」があってのことと考えられます。 通学している学校ではどの様な状況にあるのかとの学校側資料(学習・生活に関する指導記録など)を添えて客観的に判断の出来る専門医にご相談されては如何でしょうか?。世間一般の書店で売られている本を元にして塾側に抗議するならば親自身が子供の病気を理解していないことにもなり、結果として子供を傷つけてしまったり追い詰めてしまわないかとの危惧を感じます。
お礼
アドバイスありがとうございました。 確かに子供自身の判断は大切ですよね。ただ、その生徒は辞めたくないと言っているらしいのですが、結果的に周りに迷惑をかけているそうです。迷惑というか、何も面白いことがないのに、ニヤニヤ笑ってずっと鉛筆をかんでいる時があるらしく、周囲の生徒には理由が分からず、ちょっと気味が悪い、、という感じです。 本人に理由を聞いても、首をふる位の返事しかないみたいです。 とはいえ、子供が傷つかないことが一番だと私も思います。
個人塾の者です。 ボタンの掛け違いがあったように思います。 つまり、入会前の段階がどのようであったのかが、ご質問の文からはわからないのですが。 ( もちろん現実には過ぎてしまったことですが ) 入会前の段階で、保護者と生徒に塾へ来てもらい、面接を行い入会してもらうかどうか、決めなかったのでしょうか。 その段階で、生徒に話しかけたり( 学校のことなど )できますので、様子を見ることができたはずですが。 生徒に話しかけて、全部親が先回りして答えるようだとちょっと考えてみるという対応がとれたのではなかったでしょうか。 そして、最後に、私の場合には必ず「他に何かありますか」のように念を押す質問をしています。 ご質問文には、「塾の講師」と「塾(塾長)」が出てきますが、両者での話の内容が見えてきません。 両者で意見が一致しているなら、その方向で対応していくのがよろしいと思います。 これは入会、退会の問題なので、塾長( 塾 )対保護者(生徒)の問題となります。塾講師では荷が重すぎます。 おしゃべりしたり動き回ったりして他の生徒の学習に迷惑をかける場合 学習意欲がない場合 その生徒の指導のためだけにたくさんの時間がかかる場合( 結果として他の生徒の授業進度を遅らせています ) 器物損壊の場合など は退会してもらうこともあります。 しかし、そうでない場合は、退会理由とはならないでしょう。 ( 私の場合は、その他のことも含めて入会案内書に書いてあります ) >そして、塾としては、入会時になぜ本当のことを言わなかったのかと、親に大変な不信を感じているらしいのです。 そうした、退会の原因( こういう場合は退会してもらいますと言う説明 )となることは、入会案内書に明記してないのでしょうか。ないとすれば、塾側の不備です。入会前に、塾側での対処はできたはずです。 ですから、最初に、ボタンの掛け違いと書いたのです。 その塾が一斉指導であるならば、その生徒さんは、その塾には合っていないように思います。 その生徒さんが、その塾に居続けても気まずい思いだけが続いていくのではないでしょうか。
お礼
アドバイス、ありがとうございました。補足欄もご覧ください。
補足
アドバイスありがとうございました。 入会時には親と子供の両方が来たらしいですが、とにかくその親は、子供は非常に内向的な性格で初めての場所に行くと緊張しやすいと何度も言っていたようです。塾側の規約には、退塾勧告に関する項目はあるらしいですが、いわゆる精神疾患を隠していた場合等の項目に該当するような記述ではないため、困っているようです。親には報告書等で生徒に関する気になる事柄等を定期的に知らせていますが、「うちの子はとてもデリケートだから、もっと先生が優しく指導すべき」や、何度も質問しているのに、答えないことについては、「先生の質問の仕方が悪いのでは?」と喧嘩腰に怒鳴ってきたことがあるようです。確かに先回りして対策をうつべきだったんでしょうね。
うちの息子(中3、春から新高1)が行ってた塾はやる気のない子をクビにする塾でした。 それで苦情を申し立てられたり訴えられたりした事はないと思います。 大手などでなく家族経営の塾でアットホームで親身な指導が口コミで評判を呼んでいる塾です。 もちろん簡単にクビにするわけではなく、その一人のために時間外に無料で個人指導をしたりと努力してくれますが、本人のやる気がない場合はどう対応してもダメで授業の妨害にもなります。 お金をもらってる以上、一定の授業の質を保つためには仕方のない処置で、保護者に説明をして本人がやる気になったらまた来てくださいと、追い出します。 もしもご質問のケースのようなお子さんが入ってきたら、早い段階で障害を見抜いて保護者に話をしたと思います。 金儲け主義ではないので面倒みきれない子を無理に引き止めたりはしません。 それが信頼と評判を呼んでる塾です。 障害をもつ子供への対応はその経験のある教師でないと無理だと思います。 個人指導や家庭教師なら別ですが塾側が断わるのも当然の話だと思います。 最初に話をして相互に了解のうえ、個別指導などの対応をとるのが通常です。 近所に学習障害のある子がいますが、そのようにして個別対応してもらっていました。 健常児と同じように対応して欲しいという親のほうが傲慢だし子供にとっても不幸な事だと思います。 誤解のないよう言っておきますが友人に養護学校の教員がいていろんな子の話を聞いているので言ってることで、決して障害児への偏見から言ってるのではありません。 塾側の対応は普通だと思うし、むしろ親の方の子供への無理解を感じます。
お礼
アドバイス、ありがとうございました。 息子さんが通われている塾は非常に良心的で誠実な指導をされていると思いました。確かに、その生徒には悪気はないんでしょうが、 どうしても授業を中断せざるを得なく、その際、自分の置かれている立場も良く理解できないようです。 難しいのは、親御さんがこの奇怪な行動を全て「うちの子はデリケートで大人しいから、時々理解できない行動をするんです」と反発してくるそうです。こちらのOKWAVEで調べたのですが、アスペルガーは遺伝性が高い障害のようで、親御さんの被害者意識、事の重要性をあまり理解できず、真剣な会話の途中でも笑い出すところは、もしかして親御さんもこの疾患の疑いがあるのではと思ってしまいました。何分、目に見えない病気のため、親御さんが「子供が健常じゃない証拠を見せてください」と強気のようです。
どちらが悪いということはないと思います。 ただ、私の心情的には、お子さんは塾には合わないのかな、とも思います。というのも、私の従姉妹に自閉症の者がおりますが大変頭がよく、難関国立大に独学で一発合格したほどです。 余計なお世話かもしれませんが、お子さんは塾でないほうが延びるのではないでしょうか?そんな気がいたします。 ちなみに、法律的に解釈すれば、塾に通うことは、民法上の契約になります。これは余程の事情がなければ、一方からの契約解除はできません。(例えば塾代の滞納など) 本件はそのような事情はないと私は考えますので、塾にお子さんを通わせ続けることはできるとは思います。
お礼
アドバイスありがとうございました。 一応、塾側は入会当初、親に提案はしているようです。 生徒側に学習に取り組めない問題が出てきた場合は、どの生徒に対しても退塾の勧告をする、と。この場合は、物を壊したり、他の生徒と喧嘩したり、宿題をやらない等の学習意欲の低下を明言していたそうですから、精神疾患が途中で見受けられた場合、、、等のくだりは、はっきり親には言ってないそうです。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
入塾前に報告義務があります。もちろん義務というのは法的に罰則のあるものではなく、道義的なものです。塾は対価を支払い、学習の支援を受ける場です。障害のある児童・生徒と同じ場所で、人としてのふれあいを目的にする施設ではないのなら、他の塾生からのクレームがくれば、塾側は弁明の余地はありません。 「点数さえ取れれば問題なし」という言い分も、 (1)厳しい反論をすれば点数至上主義だとして非難を受ける可能性もあります。 (2)コミュニケーションを取れるようにしたいのなら、専門機関に行かせるべきでしょう。 と、一貫性がないように思います。
お礼
アドバイス、ありがとうございました。 確かに他の生徒からはクレーム、というか、気味が悪いから近くの席に座りたくない、駅まで一緒に帰りたくない、、、という声が上がっているそうです。その生徒には悪気はないですし、そもそも自分が嫌われていることもしらないようなので、塾側としては親に現状を分かってもらった上、自ら退塾してくれないか、と願っているようです。
- Teio_Plateau
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その親は、塾と学校を混同しているのでしょうね。 塾には障害を持つ者を受け入れる義務はありません。逆に、他の子供にとって 勉強の妨げになります。塾がそう判断すれば、退塾させるのが普通です。 退塾させるとしても、塾には何のおとがめもないでしょう。
お礼
アドバイス、ありがとうございます。 やはり、そうですよね。自閉症等の目に見えない病気は他人が判断できないため、親が正直に申告すべきだったと思います。その上で塾側が入塾を断っても仕方ないですよね。
お礼
二度目のアドバイス、ありがとうございました。 他の生徒たちは中学生ということもあり、意外と大人な対応をしているそうです。大人な対応とは語弊があるかもしれませんが、その問題がある生徒を透明人間のような扱いをすることで、直接的な害は出ないと理解しているため、他の生徒はその問題児を完全に無視しているそうです。ただ、授業が中断する、時折意味不明な行動を取る場面に遭遇すると、やはり、帰りぎわ等に、仲間内でブツブツ本音を漏らしているそうで、ご回答者様が言われるように、このままですと、他の生徒にもストレスがたまり、良い展開には絶対ならないです。 その問題児の母親はとにかく被害者意識が強いらしく、自分の子供が他の塾生からどのように思われているか、や、授業に支障をきたしている点については何度言っても通じないようです。 そして、その生徒は電車を乗り継いで塾に来ているため、他のクラスメイトの中でその問題児と同じ学校に通っている生徒はいないそうです。 塾側は、その問題児の健康面の理由を全面的に主張し、なんとか自主退会にもっていくそうですが、それが無理で強制退会に親が同意しない場合は提訴も検討するようです。 一つ非常に厄介な点が、その親自身がアスペルガー等の疾患がある場合、冷静に物事を考えられず、単に自分たち親子は何も悪いことや迷惑をかけていないのに、塾側が一方的に攻め立てていると認識している節が強いところです。 そこそこの点数が取れているし、声だって出ている(といってもかすれた声でほとんど聞こえませんが)わが子が精神障害を患っているはずがない、、、と思われているようです。 この場合は、当事者同士の話し合い等が平行線になるため、なおさら法的手段を使うしかないのかなと思います。もちろん、穏便に終わらせようと努力はしているのですが、正常な判断ができないため、やむを得ずのようです。 これは本当に言ってはいけない言葉かもしれませんが、 その問題児の生徒が哀れでなりません。 一日も早く親が障害を認めたうえで(または検査に連れて行く) 治療を開始してほしいものです。 親身なアドバイスをいただき、ありがとうございました。