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円安へ向けた動き?
- 円の値下がりが進んでいるみたいですが、何か変化があったのか気になります。
- ギリシャ国債のデフォルト回避やアメリカの景気の変化など、円安の要因は複数存在します。
- 現状は円をおもちゃにする期間になっているのかもしれません。
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質問者が選んだベストアンサー
先月から急に円安方向へ向き始めたのは、日本銀行による 金融緩和が原因と思われます。 日銀が具体的に1%のインフレになるまで、金融緩和を 続けると発表したからです。 この発表にサプライズ効果もあり、円安に方向転換しました。 ギリシャなどの欧州危機、アメリカの景気も質問者さんが 言われている見解が正しいと思います。 どちらも問題が解決された訳ではありません。 日銀は今後、毎月3.3兆円分の日本国債を購入する予定です。 12年末をメドと言ってますが、1%達成は難しく、さらに続いて行く 可能性があります。 日銀による国債の大量購入は本来禁じ手であり、後々に 大きなツケを払わされる事も考えられます。
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- tom900
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相場ですから様々な要因が複雑に絡み合っていますので一概に「これが絶対的な理由だ!」と言う訳ではありませんが、大きな要因とすれば3つぐらいでしょうか? 1.ギリシャの債務問題を発端としたユーロ危機が、様々な支援が矢継ぎ早に行われ、本質的な部分では解決しているとは言い難いが、ユーロ経済圏やEU全体に波及するのはなんとか食い止められそうな事。 2.欧州は債務問題で右往左往している中で、米国(一応基軸通貨)の経済が、徐々に回復して来ていると判断できるような経済指標が発表されていること。 3.リスク回避通貨として円が注目され、貿易黒字国でもあるため、市場全体が円買いで大量に日本国債を買っていたが、先の日銀の政策で10兆円の基金積み増しが発表された事によって、大量の円が市場に供給されることになり、円の価値が下がった。 1により、リスクが薄れ、2によって、利回りの低い投資先から、リスクを取っても利回りの高い金融商品(商品や株)などに資金が徐々に移動している。 つまり、リスク回避で一時的に大量に買われた円が売られている。 更には、貿易黒字だったのが赤字に転じ、経常収支も過去最大の赤字を記録したことなどから、市場では円の価値が下がっている。 予断ですが、流石に円高にどんどん仕掛けていたファンドも、円高に誘導して儲けるのが徐々に出来なくなってきたのもあるかもしれませんね。 今は、円高に仕掛けるよりも、円を売ってドルに戻し、米国の株式に資金を投資する方がリターンが大きいでしょう。 私なりの極論ですが、投資(この場合は投機)では、ギリシャがどうのこうのとか、本当はあまり関係ないです。 お金はお金が増えることに移動しますから!
お礼
>一概に「これが絶対的な理由だ!」と言う訳ではありませんが あまり調べられていませんが、 No.2と他のレス「金融緩和」とで、2月の動きが語れるような気がします。 ギリシャはニュースにしやすいから取り上げられるだけで、あまり大きな動きではなさそうですね。
- etranger-t
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ギリシャ危機が回避される前に、日銀の金融緩和があり、これをキッカケに円安に動き始めました。それに加えて原発が使えないので液化天然ガスの輸入が急激に伸び、日本は十数年ぶりに貿易赤字となり、これも円安に向かった大きな要因と言えるでしょう。 加えて、先週発表された米国雇用統計が良い数値でしたので、対ドルで80円を超えてきたというところです。 簡単ですが、こんな感じです。
お礼
>日銀の金融緩和 全然知りませんでした。 貿易赤字になる勢いでですか。
お礼
>毎月3.3兆円分の日本国債 >大きなツケを払わされる事も考えられます やるなら日本に良い効果を出してほしいので、もっと強力なことをして欲しいですね。 リスクテイクしているのですから…。 詳しく説明ありがとうございます。