指定居宅介護支援事業所は「通常の事業の実施地域」を定めていると思います。
「運営規定」を見せてもらえば、書いてありますし、ワムネットで事業所を検索しても載っているかと思います。
それ以外の場所だと、交通費などの問題があって、それも規定してあると思います。
たとえば、事業所から10キロ以上から何キロ単位で50円の燃料費、または交通費(電車・バス賃)を実費負担してもらう・・・とかです。
基本的には、事業所の規定次第です。
全国対応というのは、採算面から言ってムリです。(笑)
最低1か月に1回は訪問しないといけませんし、利用票にハンコももらわないといけません。
時間と交通費の問題からみて、やっている人はいないと思います。
市にしても区にしても、場所によってはいくつかの市や区をまたいで事業展開するところもあります。世田谷区の端っこなら、隣の区も実施地域になると思います。
ケアマネや訪問介護・看護は移動距離は大きな問題で、片道1時間以上かかるようなところだと、よほどのことがないと受けないです。(限界集落とか僻地とかは別です)1日8時間労働として、1時間も1件の移動だけに時間をかけられないので・・・。
それに何かあったときに機動力が発揮できません。
また、市や区によって、ローカルルールが存在することによって、手間が倍増します。各書式も違います。
万一、隣の市・区の予防を持つことになったら更に大変です。そこの地域包括支援センターが絡んできます。(委託は段取りが大変です)
横出しサービスも違います・・・。
関係するサービス事業所もその分増えます。提供票配りが大変です・・・。
選べる社会資源が少ないのは問題ですが、広範囲に多数あるのも把握しきれなくなります。
とまあ、担当範囲が広がりすぎると、大変なばかりで採算が取れなくなる場合があります。近くに5件ほどまとめて利用者さんがいればまた別ですが。
お礼
yabukiさん、ありがとうございます。 現実的には、交通費と時間問題、そしてローカルルールへの対応が課題なのですね。とてもわかりやすかったです。 でも確かに、遠方でもそこで利用者様がまとまった数いらっしゃれば対応可能なのかもしれません。特殊性を活かしたいので、この方法も模索してみます。