オクラホマシティーと世田谷区だったら、比べるまでもなく
オクラホマシティーのほうがはるかに広い部屋に住めますね。
オクラホマシティーで家の平均価格( 中央値 )は 約 11 万ドル、
高級住宅街で 26 万ドルです。いっぽうで東京都の一戸建ては
平均価格が 4968 万円。世田谷区では都の平均より高くなるので、
5000 万円≒ 50 万ドルを超えます。
なので家の広さだけで比べたら、オクラホマシティーのほうが
圧倒的に広い家にすむことができます。
つぎに「 ゆとり 」という言葉の定義次第ですが、生活費は
日米では大差ありません。食料品や衣料品は米国のほうが安い
ですが、生活するのに自動車が不可欠なので、ガソリン代も含
めてそのぶんの出費がかかり、物価の違いは吸収されます。
次に、生活の質にとって大切な治安ですが、これは段違いです。
オクラホマ州( 人口360万人 )全体では殺人が年間 220件、強盗が
3400 件発生しています。それに対して東京都( 1289万人 )では
殺人が 140 件、強盗が 900件です。
また教育面では。オクラホマ州に有力大学はオクラホマ州立大学
しかありません。それに対して東京都には数多くの一流大学が集まっ
ています。よって、生活の質は東京( 世田谷 )のほうが上です。
なお、米国内にも世田谷より家賃( 住宅価格 )が高い都市は
いくつもあります。ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ
などでは、日本人が住むようなまともな地域での住宅は、東京の
2倍はすると考えていいでしょう。家賃1500ドルでは単身者向けの
アパート程度にしか済めなかったりします。