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定期試験の採点ミスを防ぐ方法
- 高校の地歴の教員が定期試験での採点ミスを防ぐ方法について質問しています。
- 採点ミスの主なパターンとして、記号問題の正誤判定ミスや得点計算ミスが挙げられます。
- 解答用紙ごとに採点するパターンと同じ問題文をまとめて採点するパターンがあるようです。質問者は他の教員の工夫やアドバイスを求めています。
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>ミスのパターンとしては >(1)記号などで正解を×にした、間違いを○ >(2)得点の計算間違い (1)記号はどのような記号でしょうか?「問題文が正しければ○、誤りなら×を記入せよ」だけは止めた方がいいです。 頭の中で「マル」「バツ」の2つの意味(解答と正誤)が混乱するので、採点ミスの元です。 記号が多い場合、カタカナだと判別に苦しむ場合がありますので、ひらがながベストでしょう。 読めないカタカナを書く生徒は以前より減りましたが、いまでも少数いますね。 (2)同じ配点の問題はなるべく固めます。配点の違う問題は同時に採点しないようにします。 配点により採点する筆記具を変えます。 ほとんど同配点で、一部だけ違う場合はそこだけ先に(筆記具を変えて)採点してしまいます。 あと順不同のところも先につけてしまいます。順に行くと見落とすので。 小計は加算と全問正解からの減算で二重チェック。(一目して確認できる時は省略) 合計は暗算ですが、小計の横に累積を書いていって合計していきます。出した後、全体を見ておかしくないか見ます。 意外に間違わないのですが、間違う時は大抵「10点少ない」ので、生徒さんからの指摘がかならずあります。 私は電卓の方がむしろ打ち間違いが怖いですね。 答案の改ざんは...返却時に鉛筆・シャープペンシル禁止です。怪しそうなら私もスキャナ使うでしょう。
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- hey_hey_11
- ベストアンサー率25% (235/921)
>(1)記号などで正解を×にした、間違いを○ >(2)得点の計算間違い そのために、解答用紙を返して答え合わせをするのでは。 生徒は、点が上がればよし、間違っていて○でもそのままでも良しです。 10点や20点ものなら別ですが。(高得点問題は、点数を書くと良いと思います) 解答の改ざんですが、コピーを取るのもうっとしいので、書いた部分に○や×を付けないことです。 それでも、改ざんする生徒に対しては、消した跡が無い場合は認めるが、消した跡がある場合は絶対に駄目と押し通すことです。 私が、学生の時に改ざんしていませんでしたが、消し方が甘く残っていたので、消していない証拠を見せたら認めると言っていました。それくらい強気で良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 間違って丸にしたのを、たまに訂正にくる生徒もいますね。言われると、一応、減点します。個人的には、言わなければいいのにとは思いますけど。 消し跡があるかないかで判断は難しいですね。テストの最中に、書き消しを繰り返していますので、いつの消し跡か判断できないです。強気で行くのもいいのですが、基本的には生徒を信用したいという気持ちがありますね。
- potatorooms
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普通の模試を採点するときに、の話ですが。 部分採点をする場合、後で、別の人が、通しでチェックをします。 通しで採点する場合は、後で、別の人が、部分だけを見てチェックをします。 別の人、というのが、同じ人でもいいですが、採点しっぱなし、というやり方はしません。 ご質問にあったやり方のどちらかで採点して、残りの方法でチェックをします。 得点集計についても同様です。
お礼
回答ありがとうございます。 二重の採点ですね。実際は、別の人にお願いできれば良いのでしょうが・・・。通常の定期試験に他の教員に頼めないですね。次回の採点の時に、二重チェックをやってみたいと思います。
- Saturn5
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高等学校の教員をしています。 ミスを防ぐことのみを考えるのならばマーク形式にするのが一番でしょう。 最近は安価なマークリーダーも発売されています。 しかし、生徒の学力を正確に計り、生徒の力を伸ばすことを主眼にする ならばマーク形式に頼ってはいられないと思います。 (1)大問あたりの設問数を12問以下にする。 人間の記憶力、集中力には限界があります。 記号問題が連続すると後半にミスが出やすくなります。 (2)語群からの記入方式を増やす 語群を与えて書かせる方式は、生徒の学力を測るという意味では記号を選択する 問題と同じです。しかし、単語を書くことによって生徒には勉強になります。 商業高校の生徒では、書いて覚えるということをしない生徒も多いはずです。 また、記号を採点するよりも単語を採点する方がミスが出やすいです。 (3)番号よりもカナの記号にする 人間は音で記号を覚えるものです。 3・8・1・6は「さんはちいちろく」と覚えると思いますが、ウ、カ、エ、イ は「うかえい」と覚えられるので楽です。 (4)採点は大問ごとの方がミスが少ない 採点は大問ごとの方がミスが少なく、やや早いと思います。 しかし、私は生徒の学力を記憶し、得意分野と不得意分野を把握するために、 あえて、生徒毎に全体を採点しています。 (5)集計にはExcelを利用する 私は大問毎に点数を記録し、それをエクセルに入力して合計点を出しています。 一見、手間がかかるように見えますがそうではありません。 電卓を使っても数値を入力する必要があるのです。Excelの表に入力するのも ほぼ同じタイピング数でできます。 その上、データが表で残るので間違いがすぐにわかります。 また、大問毎の正解率、最高点、最低点、平均点などの簡単に出ます。 (6)必ず生徒の答案のコピーを取る 私は紙がもったいないので、スキャンしてpdfデータで残すようにしています。
お礼
回答ありがとうございます。 マーク方式にすると楽で採点もすぐ終わりますね。それが一般的になれば、教員の仕事も楽になるのでしょうが、なかなか難しいですね。 (1)問題数を減らして行くのがいいですね。 (2)単語を書かせる形式の語群もいいなーと思うのですが、ついつい記号にしてしまいます。解答欄の関係からすると、記号の方が多く出題できるので。 (3)個人的には番号がよいかなと思っていました。生徒が書くカナ・ひらがなは、判別しにくい文字があるので・・・。 (4)集計にエクセルを使うというのは思いつきませんでした。次回の時に試してみたいと思います。これならば、集計ミスによる点数の間違いは少なそうですね。 (5)スキャンしてPDFですか、紙の無駄にならないですね。参考になります。
お礼
回答ありがとうございます。 (1)カタカナ・ひらがなは生徒によって癖があり、「ケ」「カ」や、「ウ」「ク」などなかなか判別が難しいですね。こちらも、そのカタカナを見ながら、丸付けしてると、ついつい間違ってる文字を丸にしたりしてしまいます。 (2)同じ配点を固めるというのは、参考になります。配点が違うのが混在していると、計算間違いをしやすいですね。私も10点違う時はあります。 返却時に鉛筆・シャープペンシル禁止といっても、混乱した状況でとても目が届かないですね。しかも、一応、生徒は信用したいという想いも・・・。性善説に立つか、性悪説に立つか難しいところです。