- ベストアンサー
温度サイクル試験の条件と設計
たとえば、製品の信頼性のスペックで、 『-40℃⇔85℃、1000サイクルで問題なきこと』を保証するために、 設計者は温度に対する余裕度を勘案して、 -50℃⇔95℃、1000サイクルで機能が問題ないように 設計するのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何の製品かにもよりますが、私はとある家電メーカーで開発をしていた時の話です。 まず、-40℃⇔85℃ 1000サイクルで問題なきこと、これと同程度の試験をしてましたが、 設計者として、また製品として評価する場合は、サイクル数を増やす余裕の試験の方法です。 おそらく、-40℃や+85℃というのは、中に使用されている分の動作保障温度ではないでしょうか? 温度的にそれ以下でもそれ以上でも、問題あれば、設計上の問題か、部品レベルでの問題か、 となってくるでしょう。 また、-40℃から85℃への移行時間を早く設定するのか、ゆっくりにするのか。(急激に温度を変化 させるのか、それとも緩やかに温度を変化させるのか?)でも変わってきます。 今一度、部品の仕様を確認し、個人的にはサイクル数で余裕を持たせる方が良いのではないかと 思います。 ※あくまでも一般的な製品での話です。特殊用途や特殊場所で使用する製品は除きます。