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12/9(火)米国防長官に「何を言っているか分からない」賞
ラムズフェルド氏が以下の文で「何を言っているか分からない」賞を受けたそうです。 「我々が知っている、と我々が知っていることがある。知らない、と知られていることがあることも知っている。つまり、知らないことがあることを我々は知っている。知らない、ということを知らないこともある」 'Reports that say that something hasn't happened are always interesting to me, because as we know, there are known knowns; there are things we know we know. We also know there are known unknowns; that is to say we know there are some things we do not know. But there are also unknown unknowns - the ones we don't know we don't know.' 何が動詞か、名詞か、過去分詞かがさっぱり分からないのですが、文法的に解説して頂けませんか?例えば known は辞書では過去分詞ですが、knowns は名詞として使われていますか?沢山の (un)known が出てきますが、どの語を修飾しているのか、また修飾されている語は何なのか、見分けがつきません。省略されている語や節(thatやwhat)もあるように思いますが、それも教えて下さい。 よろしくお願いします。
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まず全体構造からほぐしてみましょう。 日本語訳に相当するのはbecause以下の部分で、3つの内容について、それぞれ言い換えを行っています。 すなわち、 (1)「我々が知っている、と我々が知っていることがある。」 →as we know, 「there are known knowns」;(括弧内の同趣旨を「there are things we know we know. 」で言い換え) (2)「知らない、と知られていることがあることも知っている。」 → We also know 「there are known unknowns」;(同趣旨を 「that is to say we know there are some things we do not know.」で言い換え) (3)「知らない、ということを知らないこともある」 →But there are also「 unknown unknowns」 -(同趣旨を 「 the ones we don't know we don't know.」' で言い換え) 順に見ていくと、 ・(1)のknownは「知られた」と過去分詞を形容詞的に用いています。 ・「knowns」は「知られたこと」という名詞です。 ・括弧内の言い換えは「we know」を一つ前に出して関係代名詞thatを補えば We know (that)there are things (that)we know .(我々は「我々が知っているものがある」ということを知っている)となって少しわかりやすくなります。 (2)(3)も基本的には同一パターンで、それぞれ ・that is to say we know (that)there are some things(that) we do not know.(すなわち、我々は「我々が知らないものがある」ということを知っている) ・we don't know(that there are)(also)the ones (that)we don't know .(我々は「我々が知らないものがある」ということを知らない)(alsoがあるので~こともある、という訳になっています) ((3)のほうはハイフン以下が「unknown unknowns」を同格の「the ones」で説明しており若干構造は異なります) 概要こんなところでいかがでしょうか。
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これってイギリスのPlain English CampaignがFoot in Mouth賞として非常に意味不明って言うか、よくわからない文としての英文ですので、わからないで当たり前じゃないでしょうか。あまりにわからない文としての皮肉っての賞でしょう。 http://www.plainenglish.co.uk/footinmouth.html 文法的にはknownsやunknownsは名詞扱いです。 There is(are)構文ですので、There+形容詞+名詞 英文の構造上、明確ですね。 訳は日本の新聞でも見れば載っているかも知れませんね。
補足
ありがとうございます。 おっしゃる通りFoot in Mouth賞で、質問内の和訳・英文は goo のニュースからのコピペです。 また、質問前に yahoo uk で英語のニュースも読んでおりましたので、内容自体には疑問はありませんでした。 the ones we don't know (that) we don't know. はthatの省略のためや we don't know we don't know 部分の構文が分かりませんでした。 また、there are known knowns は「過去分詞は後ろから前に掛かる」という思い込みがどこかにあり(?)、よく分かりませんでした。 今回皆様に回答して頂きまして、よく分かりました。 ありがとうございました。
- 12m24
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最初の文の途中までは普通に解読できると思いますので、セミコロンの後ろから。括弧の中の数字はスラッシュ区切りの順番です。 there are / things we know / we know (4)われわれが知っていると(3)われわれが知っていること(1)がある。 以下同様に、 We / also know / there are / known / unknowns (5)知らないと(4)知られていることが(3)あること(2)も知っている。 that is / to say / we know / there are / some things / we do not know (6)(我々が)知らない(5)こと(4)がある、と(3)我々が知っている((2)といっていること(1)である)<-この括弧の中は省略されているようです。 But / there are / also unknown unknowns / the ones / we don't know / we don't know. ((1)しかし、)((6)(我々が)知らないということを)(5)(我々が)知らないことを(3)知ら(れてい)ないことも(2)ある。 最後の文はどう訳してもちぐはぐで、最後の"we don't know"が余計な気もしますが、訳す順番はこれぐらいになると思います。
お礼
とても丁寧な回答、ありがとうございます。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに35年ちょっと住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 私もこの文章に「何を言っているか分からない」賞をあげますね. はっきりって、これをすらっと言われたら、私には、何を言っているのか分かりません.と言うより、分かろうともしないでしょう. そして、興味があったら、必ず、どこかに、引用したところがあるはずだから、それを呼んでみるかもしれません. まず、区切ってみましょう. 'Reports that say that something hasn't happened are always interesting to me, これで、reports are always interesing to meとなりますね.そのリポートとはsomething has happenedと言っているリポートですね. Reports that is saying "something hasn't happened yet"と言う事ですね. because as we know, なぜなら、私たちが知っているように there are known knowns; 知っていると分かっている物がある.始めのknownは知っている/分かりきった、と言う形容詞ですね.次のknownsは知っている事、と言う名詞の複数形ですね。 there are things we know we know. セミコロンがあるので、knownsについてこの行は何のことか言っています.つまり、there are many things that we know that we knowとして、知っていると分かっている事があります.と言っているわけです. We also know there are known unknowns; 知らないと分かっているもの(既に未知として知られている事)があると言う事も知っています. that is to say we know there are some things we do not know. 知らない/理解されていない事もあると言う事を知っているということです、と言っていますね. But there are also unknown unknowns - the ones we don't know we don't know.' しかし、気がつかない未知もあります.それは、私たちが知らないということを知らないものですね.と言っているわけです. と言う事になります. つまり、knowを動詞として、知っている、理解している、気がついていると言う意味で使い分けているわけですね. また、known/unknownを形容詞として、また、knowns/unknownsを名詞の複数として使っているわけですね. Oh can you do the Can Can? If you can then I can I can Can Can if you Can Can Can you Can Can のような歌と較べたら、とんでもなく分かりにくい文章ですね. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ありがとうございました。 なんだか、英語の先生がしゃべっている、英語の授業みたいですね。 よくわかりました。
お礼
詳しくありがとうございました。 省略されていた that を入れると分かり易いですね。 ありがとうございました。