ありますね。
第25話「秀頼上洛」の最後の方であります。
京の二条城で成長した秀頼と対面した家康が江戸城に戻って来ます。
そして秀忠や重臣との話し合いの場でその事が話し合われます。
家康は、秀頼の事を・・・
「あれは人物じゃ。18にして落ち着きがある・・・」と褒めます。
藤堂高虎も「あの賢さは太閤殿下のお血筋でございましょうな」と褒めます。
そして家康が秀忠に「竹千代はどうじゃ?」と聞きます。
秀忠は「竹千代はまだ8歳にございますれば、木に登ったり、池の鯉に石を投げたり」と答えたところ・・・
家康が「できが悪いのか?」とズバツと聞きます。
それに答えのが竹千代の守役、青山忠俊で「めっそうにない事にございます。若君は文武両道に優れ、既に名君の片鱗をお見せあそばします」と答えたのですが・・・
家康は「偽りを申すな!竹千代は学問嫌いのがさつ者。国千代は両親の庇護に頼り気性極めてひ弱と聞く」と、竹千代どころか国千代まで一刀両断。
もう一人の守役、酒井忠世が「恐れながら不心得者の讒言かと」と弁解しますが・・・
家康は「讒言かどうかは、これからわしがこの目で確かめる!」と言い出します。
それに土井利勝に「利勝!その方どもは竹千代の指南役じゃ。もし養育に落ち度あらば徳川家の滅亡と心得よ!」と雷を落とします。
秀忠にも「竹千代は将来、徳川家を背負って立つ身ぞ!万民がひれ伏す器量なくば秀頼にたちうちできぬ!よいか!竹千代に見込みなくば、廃嫡も致し方なし!控えには義利もおる。義将もおる!」とお怒りなります。
そして竹千代、国千代と面談となり饅頭のシーンとなります。
葵・徳川三代での饅頭のシーンは、お福(春日局)、お江との話の絡みではなく、秀頼が遠因となった話と言えると思います。
お礼
確かにありました、ありがとうございます。