平成24年からの居住だと、毎年30万円(優良住宅は40万円)が10年の間、控除されますね。
この控除というのは、まちがえやすいのですが、納付する税額そのものからの控除であって、所得控除とは異なります。
まず、例として、年収400万円のサラリーマンは、毎年、いくらの所得税を国に収めているのでしょう。
年収が400万円だともろもろの所得控除で課税所得は200万円弱です。この年収の税率10%の税率を掛けると、所得税の納付金額は20万円弱になります。(毎月給与から引かれるので実感ないと思いますが・・・)
平成24年の制度だと、この20万円弱の納付税額から、30万円を控除するので、控除額のほうが大きく、控除しきれないのですね。
そうです。税額控除はインパクトが大きいのです!
所得税から控除しきれないケースが出てきたので、別途納付している住民税からも、不足分を控除できる制度になりました。もっとも、年収が多い方は、もともと所得税の納付金額が大きいので気にする必要はありません。
また、市町村によって制度が異なるわけではありません。単純に、年収によって、こうなるかどうかが決まります。
この住宅ローン減税の制度は、平成21年居住の場合、毎年50万円(優良住宅は60万円)と控除幅が大きかったので、その頃に申請された方は、こうなっているケースが多いと思います。
このように、住宅ローン減税は、大変に太っ腹な制度ですから、早く、使えたほうがお得ですね。
お礼
全額じゃなく、減額ですか!残念です。