- ベストアンサー
米の収穫面積
120kgのお米が摂れる田んぼの面積はどれくらいの ものなのでしょうか 家族4人で年間120kgのお米を購入するのですが どれくらいの面積があればまかなえるのだろうと 考えるときがあります
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
米の収量は品種や地域によって大きく違います。また、時代によっても違うようです。 10アール(1000平方メートル)当りの収量は、平均500キログラムだそうです。それでいくと、120キログラムなら2.4アール、すなわち2400平方メートル。50メートル四方の土地が2500平方メートルですから、けっこう広いですね。
その他の回答 (4)
3番です。 関東地方在住の農家です。今年の笑い話を。 いつも稲作が下手で有名な農家がいます。作付けは水稲コシヒカリと陸稲マンプクモチの2種類。ここ30年ぐらい作付けを変更していません。 今年の収穫で.昨年と同じ収量を取れたのが.このへたくそで有名な農家だけです。というのは.この農家は自分で刈り取りができず.いつも農協に刈り取りを依頼していますので.ごまかしようがないのです。いつものように稲を倒して.いつものように収穫して.今年の冷害を乗り切った唯一の農家です。 倒伏が少ないのは.ニホンバレという品種で.この稲はいくら窒素を多く与えても倒伏しません。ですから.畜産農家を主体に作付されていました。が.この品種の収穫期は襲いのです。コシヒカリが9月中下旬であるのに対し.ニホンバレは10月上中旬になります。その結果.台風の被害(水没・水を吸って発芽)に遭いやすいという欠点があります。また.コシヒカリに比べて味が悪いのです。 この両者の欠点を改善したのが.両者を交配し固定したアキニシキ(品種名記憶があいまい)だったかと思います。したがって.コシヒカリよりも味が悪く.台風の被害に遭いやすい.肥料がたくさん必要.しかし.ニホンバレが混ざっているので倒伏しにくいのです。 アキニシキはここ20年ぐらいで広まった新品種なので.大きな気象変動に耐えられない可能性があります。 また.コシヒカリは比較的低温に強いのですが.それでも.本格的低温には弱いのです。そのために.福島県になると.より.耐寒性の強い品種が選択されます。そして北海道になると.あの有名な農林27号と27号の改良種キタヒカリの独壇場となってしまいます。 新規に農業参入するのであれば.その地域の得手不得手が品種に現れます。それと.注意点として.房総の館山あたりになると.最低気温が0度をしたまわることは数えるほどしかないです。しかし.ニュース煮でやすい栃木県日光(標高1000m近い場所に測候所があります)では.北海道札幌並みの気温になります。高度補正を忘れないでください。
お礼
何気なしに見ている稲作も 難しいのですね いつもありがとうございます
- greenpap
- ベストアンサー率66% (2/3)
食べて、おいしいコシヒカリでしたら、関東地方で普通に作付けして、90坪ぐらいあれば、十分だとおもいます。ただし、病害虫に弱いですよ。 私としては、アキニシキという銘柄をお勧めします。病害虫に強く倒伏しません。ただし、肥料だけは、必ず施してください。追肥、穂肥を忘れると、極端な収穫減になります。アキニシキでしたら、60坪も耕作すれば十分でしょう。
農業経営の平均として.10アールあたり玄米で8俵(1俵=60kg)。白米にするのに.1割精米をかけますので.1割へります。また.玄米には.食用に使われない未熟米等がふくまれます。 以上の点を考えれば.1番の方の10アールあたり500kgとう数値が理解できるかと思います。 ところが.本州の穀倉地帯と言われる地区では.収量を増すために.7月あたりに肥料をまきます。これをきちんと管理すれば.味の悪い米を10アールあたり10俵取れます(私は年なので8俵が限界。通常は7俵半)。 一方北海道では.本州の半分程度以下(地区によっては1/10)程度しか取れません。 今はやりの有機農法では.収量が本州ですら1/2-1/3以下.人によっては1/5しか取れません(収量を犠牲にして耐病を優先する)。 ですから.農法と地区と品種で大きく変化します。一概には必要な面積を決められません。
お礼
お米の価値がよくわかります ありがとうございました
- doradora2002
- ベストアンサー率54% (230/419)
こんばんは 農水省統計「平成15年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)」によれば 全国平均で、「10a当たり収量は469kgが見込まれる。」 となっていますので、計算しますと 120kg/469kg*10a=約2.6a=約260m2 となります。
お礼
ありがとうございます よくわかりました
お礼
ありがとうございました 日本の田畑で考えると国民全体に行き渡る量は 果たして? と考えさせられる面があります