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機械工学科の就職について
早慶より少し下くらいの某私立大学で機械工学を専攻しているのですが、卒業後一体どんなところに就職してどんな仕事につくのかがイマイチわかっていません。 職種だけでなく、その職種についた場合毎日どんな作業をするのかを詳しく教えてくれたら嬉しいです。 あと大学院に進むことのメリットがありましたら、教えてください。
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私の場合は電気系ですが、会社の中には機械系の人もいます。仕事の中身は、それほど違いません。専攻した専門よりも、「応用力」や「熱意」「信念」といった取り組み姿勢と、柔軟な応用力、協調性の方が重要なようです。 会社の仕事は、大学での専攻などはあまり関係なく、基本的には個人ではなくチームで行うことが多いのではないでしょうか。チームのミッション、チームの中での個人の役割で、やるべきことが決まります。大学での専攻が考慮されることもあるでしょうし、そうでないこともあります。 そもそも、大学で勉強したことが「即戦力」で役に立つことはまずなく、「専攻したことしか知りません」と言ったら会社では使いものになりません。大学では、「機械」を例題として、問題解決の演習をしてきた、という程度の話と考えた方がよいです。学部卒なら1回、修士卒なら2回、そういう例題を経験した、ということで。 会社の仕事も様々ですし、必要な専門技術もいろいろだと思いますが、大学で学んだ「問題解決」の方法論を、その場その場で勉強し調べながら解決していく、というのが会社の仕事だと思います。「勉強」が、単に教科書や専門書だけではなく、先輩のノウハウだったり、会社のマニュアルだったり(でも、マニュアルには書いてないことの方が多い)、試行錯誤だったり、というところが大学とは違うと思いますが。大学での演習とは違って、正解がないこともよくあります。 もちろん、学部卒より、修士卒の方が、入社時点での「即戦力」度は高いと見られます。上に書いたように、問題解決を2パターンで演習してきたので、問題解決能力が高くなっていると期待されるからです。 しかし、修士に行く最大のメリットは、就職の有利さというよりは、あなた自身が会社という時間や課題の制約のない、自由な2年間を過ごせる、ということではないでしょうか。(学問、遊びの両面で)上に書いたように、会社に入ってからの勉強は、自分のやりたいことではなく、目の前で必要なこと、会社から要求されること、に制限されますので。 会社の仕事の中身は、私自身がひとつ会社のひつつの部署の経験しかないので、それが一般的なのか特殊なのかすら分かりません。 入社したいと思った会社(複数)を訪問して説明を受けたり、その会社に行った大学の先輩から本音を聞くなどして、仕事の中身、会社の雰囲気、その他(給与や厚生面など)を聞いて、比較した上で選ぶ、ということが必要と思います。他人の言いなりではなく、あくまで自分で選んでください。この会社なら、という「惚れ込み」が大切です。
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- panis
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大学出たからって、 大学院でたからって 即戦力で使えるなんて思ってないから 心配しない。 特に機械系はね。 材料とか、物性なら一日の長があるから それなりに評価はされるだろうけど。 メカ屋は体力が勝負。 丈夫な体と頭があれば さっさと職に就くのが良いであろう。 早慶出ようが、東工出ようが いきなり設計することはできないし、 職種も違えば、相手もやることも変わってくる。 仕事については 工場見学行くのが手っ取り早い。 そこでよく聞くのじゃ!
- mazeran
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普通と言うか、「妥当」であろうと思われる学校選びや職選びは、「機械」の場合、小さい頃に自動車や飛行機などの機械に惹かれ、「造りたい」とか「設計したい」とか「整備(メンテナンス)したい」などの気持ちが膨れ、将来を考え、〇〇を勉強して〇〇の職に就こうと考えます。 私の学生時代にも、leo10様のような考えの人ももちろんいました。 人それぞれなので当たり前なんですが、でもそういう方々のほとんどは、就職の際にいろいろ悩んでいたようですよ。 今の時代、「機械」を専攻していたからと言って完全に機械関係の仕事はなく、機械と言えども、「電気・電子」、「コンピュータ」、「電子制御」の知識がなければなかなか機械の仕事も難しい状況です。 学部生の仕事内容は、「設計」とか「開発」などが多いとは思いますが、会社によりいろいろな部署や人員不足の部署があるので、当然一概に言えません。 本人の希望があれば、通る会社もあるでしようね。 「開発」の仕事することになった場合、様々な問題に対処する能力を見たり、開発に対してどれくらいの「アイデア」や「斬新な発想」の持ち主か、又はこの部署、さらにはこの会社にとってプラスになる人材なのかを見るために、いきなり大仕事を任されるということもあるかも知れません。 又は、新人はベテランの下手間を長い期間やらされ、その間に「素質」などをじっくり見られ、適材適所のやり方で別の部署へ・・・とも限りません。 「従業員」なんて、「会社」と言う『生き物』の『臓器』の一つに過ぎません。 「会社」が健全に生きて行くためには、弱った臓器を助けるために他の臓器や細胞がカバーしたり、腐った臓器は「切除」されたりします。 望みや夢を実現させるためには、それなりの努力をしないといけないかも知れません。 当然「運」もあるし、本人が望んでも「センス」と言うものが足りないこともあるかも知れません。 「機械」を出たからと言って、安定して「機械」の座に収まっているわけではないことの方が多いと思いますよ。 >卒業後一体どんなところに就職してどんな仕事につくのかが・・・ これは他人が決めたり、流れで決まったりするものではないので、まず自分で『生きて行くための職』を決めること。 そうすれば必然的に答えは出てきますよ。 >大学院に進むことのメリット・・・ これも本人の気持ち一つでピン・キリですよ。 今何がやりたいのかがはっきりわかっていないなら、メリットは非常に少ないと思いますね。 でも決して「0」ではなく、院生になって初めて自分がわかる人もいるからです。 将来「研究職」になりたいならメリットは大きいと思います。 余談ですが、私が採用する最近の学生の傾向として、「知識はあるが『技術』がない」学生が多いと感じています。 小さい頃、プラモデルなんか作ったことがない。 ドライバやペンチ、のこぎりなどを使って『物』を作ったことがない。 「ものづくり」に対して『失敗』した『経験』がない。 『頭』で考えたものづくりと、実際にやってみたものづくりの『違い(ギャップ)』を知らない。 両端固定の梁のたわみは計算できても、実際の梁の「固定方法」を知らず固定できない。 このような傾向です。 「知識」だけに偏らず、実際の「技術」も身に付けて『実力』を持っていただきたい。 しかし技術は学校では学べません。 小さい頃からの育みにより身に付く『センス』なので、手遅れにならないうちに育んでいただきたい。 「知識」だけの技術者は、今後必要とされなくなる日が来ると思います。 知識は少々薄くても、「経験」と言う技術がある人が好まれるようになると思います。 知識は社会人になってからでもいくらでも入れることはできますが、経験だけは『時間』が関わるものなので、技術の種類によっては「不可能」なものもあります。 今からでも遅くはないものもたくさんあると思います。 奮起していただきたいと思います。