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近未来の通信と放送
東京スカイツリーの開業が迫っています。電波難聴地帯の解消と受信可能地域の 拡大が一つの使命になっています。確かにその役割の大きさは感じますが、 各家庭にケーブルを引き込んで、電波ではなくワイヤーでコンテンツを送るという コストと比べた場合にどちらが、より合理的だったのでしょうか。 放送と通信との役割の違いは分るのですが、我々のモバイル移動体もオンサイトの小型中継機で つながっています。無理やりそんな大きな投資で巨大なタワーを作る必要があったのか、 教えて下さい。各家庭に来ていた電話線を全部光ケーブルに替えれば、日常必要な コンテンツは、全部つながったと思うのです。
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地方ではCATV会社が光ケーブルを使いインターネットとTV放送を行っています。 しかし、全戸強制加入、プロバイダーの変更不可能、回線に異常があればTV放送が止まる、料金が高い、チャンネルが増えないなど問題があります。 地方は下手をすれば民法が1~3チャンネルなど非常に少ない状況です。 そのうえ、収入の低い地方で本来はタダで見れるはずの地上放送のために年間何万も支払うことになります。 現在のBS放送で難視聴地域向けに放送されている地デジ放送を開放すればBSチューナー内蔵のTVやレコーダーで見れるので最も便利で最も費用がかからないでしょう。 また、ファイバー網は全国隅々まではとても難しく、未だPCの通信網がISDNにもならずアナログ回線と言うところさえあります。 また、山間部の少数地域では費用がかかりすぎるため採算が取れず工事できないなど問題があります。 回線数が増えることに対して主幹の回線網の強化や中継局の整備も必要です。 でなければ、増えた回線分を今の転送量で分ける事になるので必ず回線がパンクしTV配信すらできない速度になってしまいます。 それに、日本全国津々浦々までとなると新しい東京タワーが何本も建つ費用が必要です。
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テレビをすべて有線に変えることもできますが、そうしている国は少ないです。 なぜなら非常時に線が切れてテレビが見えなくなるから。 無線放送か有線かといえば無線のほうが安いです。100倍以上差がつくと思います。 一番安く済むのは衛星ですけど、ニュースなどが全国一律でいいわけではありませんので、地域放送という面では地上波は必要でしょう。 ただ、こんなにいっぱいチャンネルがある必要はないと思いますけどね。
- 45yama
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単にTV放送を、効率よく提供するだけなら、衛星放送に単一化すれば 安上がりですよ。(現在、山陰等の難視聴地域向けに提供中) http://www.dpa.or.jp/safetynet/ >我々のモバイル移動体もオンサイトの小型中継機でつながっています。 それって、フェムトセルの事を言ってますか?。 携帯基地局の電波(周波数)逼迫及び、基地局建設が需要に追いつかない 苦肉の策ですよ。 本来、基地局・中継局までの通信信号伝送は、提供事業者が行うべきで ユーザ側の固定通信網に「ただ乗り」のような方法で接続するのは、 おかしいでしょう。「ただ乗り」では無くきちんと事業者負担でユーザ宅の 小型中継器に回線を引くべきでしょう。 >各家庭に来ていた電話線を全部光ケーブルに替えれば、日常必要な コンテンツは、全部つながったと思うのです。 CATVという、既存事業で代用出来るでしょうが、そうならなかった 背景を考えるべきでしょう。
補足
>CATVという、既存事業で代用出来るでしょうが、そうならなかった 背景を考えるべきでしょう。 工事費・維持費の事でしょうか。電電公社の時代には、電話加入債券と云う高価な 加入のための費用が必要でした。通信のインフラ構築を考えた場合に、受益者 負担の考えをもう少し取り入れても良いと思うのですが。アンテナ工事とか考えれば 放送にも導入費用はかかりますので。
- te2kun
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有線で設置するにしても、工事費はかかります。 光ケーブルにかえるにしても、その工事費用が発生します。 それをどこが負担するか?って問題もありますので また、利用するにしても利用費用が。 メンテナンスもありますので よって、電波で飛ばしている方が安価となります デジタル放送には、500m以上の電波塔が必要となり東京スカイツリーが出来ました。 東京タワーは、少し改修工事をすれば、デジタル放送でも出来るとしたが、放送大学を除く各社が東京スカイツリーに移動します。 東京スカイツリーは、民間企業がたてて運営していきます。放送局は電波塔の企業に対して利用料を支払うってことになっております。 すべての家庭に光ケーブルを引くとしたら、国家レベルの一大事業となるでしょう。
お礼
皆様、ありがとうございました。放送には受益者負担の原則が 成り立たないという事ですか。無線が万能ではないという時代に 入ったのかと思いましたが、やはり既存のインフラを重視せざるを得ないという 現実が判りました。