- ベストアンサー
速読について
速読というのは1つの技能だと認識しています。 技能は使ってないと衰えると思います。 速読もできるようになって、さぼっておくと 衰えてしまうものでしょうか。 もし、衰えた(できなくなった)場合には どのような工夫をされたか、経験者の方がいたらお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 速読もできるようになって、さぼっておくと衰えてしまうものでしょうか。 そうでもありません。自転車に乗れるようになれば忘れないみたいなものです。速読法は学生時代にアメリカの大学生用の教材で教わりました。視線の移動法や keywords の認識みたいな技能の練習もありましたけど、主体は読み方の戦略でした。 > もし、衰えた(できなくなった)場合にはどのような工夫をされたか、経験者の方がいたらお願いします。 速読するのは読書の時間を他のことに回したいからです。だから速読の能力を落とさないために読書するのは本末転倒です。今は技能としての速読は意識しません。意識するのは目的の明確化と、それを達成する戦略です。屑は捨てて、読むと決めた所は、ていねいにゆっくり読みます。 技能としての速読では、普通の人より 1 桁も速くはなりません。せいぜい 3 倍くらいでしょう。それに比べて、戦略的に読むと、他の人が 10 時間かかってる所を 1 時間で済ませるなんて芸当が、けっこうできちゃうようになります。問題設定とか書評とか目次とか索引とか、meta な情報の使い方に馴れるからだと思います。それはもう技能の範囲ではありません。 ついでに言うと、電子書籍の方が紙よりずっと速く読めます。書込とか検索とか参照とか辞書とかの resources が充実してますし、持ち運びが便利ですから。
その他の回答 (1)
- ur2c
- ベストアンサー率63% (264/416)
> ともかく写真だと言っていました。 これは訓練で獲得する技術としての速読法ではなく、先天的にある直観像とか映像記憶 http://ja.wikipedia.org/wiki/映像記憶 の能力のことだと思います。将棋の升田幸三 http://ja.wikipedia.org/wiki/升田幸三 の、飛び立つ雀の数を数える話にもありました。 > 今はそんな芸当はとても出来ないといいます。 上記 wiki にもあるとおり「ヒトでは幼少期にこの能力は普通に見られ、通常は思春期以前に消失する」のだそうです。お友達は「ただしヒトには成人後も、映像記憶能力を保ち続ける者がわずかではあるが存在する」に当たるのではないでしょうか? 増山元三郎先生 http://ja.wikipedia.org/wiki/増山元三郎 は老齢になられてからも、できました。 私は高校の始めころまではできていた記憶がありますけど、終わり頃にはできなくなっていました。
お礼
なるほど、こちらの方がしっくり来ますね。 多分、保持している方は持続する努力をしていると思います。 速読はこの能力を引き出す技法なのかもしれませんね。 ということはur2cさんも復活できる道があるかもしれませんね。
補足
今回は速読は映像記憶を引き出す技術だという 結論で締めたいと思います。 それは思秋期を過ぎれば劣化するけれど 復活や維持する方法もある。 増山先生の存在がいい例でしょう。
お礼
詳細なご回答有り難うございます。 実は私の知人がその衰えてしまった人なのです。 昔はかなり凄かったです。 今、考え直してみると学生時代が神がかっていたようです。 ともかく写真だと言っていました。 そのままページの方から飛び込んでくるみたいです。 今はそんな芸当はとても出来ないといいます。 でも、今も普通の人の3~5倍くらい早いと思います。 どうしたら昔の状態になれるのかと思案していました。 電子書籍にそのような役割があったのですね。 紙は全体感が分かるので、そちらが勝ると思ってたのですけど、 速読という観点からは充実しているのですね。