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高級ヘッドフォンのコストと音質の関係
- 高級ヘッドフォンのコストと音質にはなぜ差があるのか?その要因とは。
- 高級ヘッドフォンの価格差の理由について考察。
- 高級ヘッドフォンを購入する際のポイントとは?
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質問者が選んだベストアンサー
それが工業製品の量産効果ってものなんですよ。 ちょっと良いものを作る、コスト的には、同じ数作れば大して変わらないであろうことでも、生産数が違えば、部品単価がまるで変わってきます。 例えば1万円のヘッドフォンと5万円のヘッドフォン。 1万円のヘッドフォンは例えば10万セット売れるとしても、5万円のヘッドフォンは1万セットしか売れないとします。 金型を起こし、部品を生産するのに、金型製作代金はどちらも大して変わらなくとも、量産する個数が違いますから、部品単価としては、金型代の上乗せが多い5万円のヘッドフォンの部品は単価が高くなります。もちろん開発費もそれに関わる人件費も然りです。 そうした積み重ねが、大きな価格差につながってきます。オーディオ機器もマニアックな高級機になるほど、目の玉が飛び出る値段がしますが、それも普及機ほど量産効果が出ない為です。 私もとある精密機械の仕事をしていますが、量産されていれば1個100円もしなそうなプラスチックパーツも、生産数が極めて少ない特殊用途のために、1個ン万円なんてありえない価格になっているものもあります。 新車で100万円で売っている車も、量産前の試作車両では1台1億円なんて話を聞いたことがあります。 このあたりの話は、工業製品に関わった仕事をしていないと、なかなか実感できないものがありますね。理不尽と思われるかもしれませんが、それが市場原理なんですよ。
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- adkori
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イヤフォンもオーディオの範疇に入る製品なので、 価格に関してもその範疇と考えるべきでしょう。 要は普及価格帯は薄利多売、「高級」と銘打つものは 値段の高さも付加価値のうち・・・ということです。 もちろん、それなりの素材、構造は使っていますが、 普及品の倍の価格の部品を使って、売価を4倍にするような感じです。 このあたり、化粧品と同様の考え方でしょう。 質問者さんも、値段が高いから音が良いという共同幻想に 巻き込まれているのかもしれません。 私自身は、final audio のピアノフォルテIIで満足していますが。
お礼
>値段が高いから音が良いという共同幻想 う~ん、そこまでおばかな耳は持ってないぞ!と声高に叫びたいところですが、、、、どうなんでしょうね。 少なくともプラセビボはビタ一文効かない精神性と客観性の持ち主ではあります。 >final audio のピアノフォルテII 知らない名前だ!今度店頭で試してみます。 ありがとうございました。
- MRT1452
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確かに単純にスペックを見ただけ、ざっとした説明だけを見る限り、 何でこんな差が?と思う事はあります。 その時の違いはスペック的な物ではなくちょっとした可動機構の有無。 つまりショックアブソーバの有無。 多くの人にとっては比較してスペックが同じなら安い方で構わないのでしょうが、 拘る人はスペックだけではなく、そういう些細な違いも加味して選ぶものと思いますし。 また、根本的に小型精密機械というのはそもそも高コストですし。 またそういうこだわりの人向けというのもあるでしょうから、生産数等の関係から貴方が思うようなロット的な物もあろうかと思います。 あとは商品の意図的な差別化でしょう。 同じシリーズでもこちらは上位の物として扱ってますので当然お高いんです的な。 車なんかでも同じ車で一般向けのリーズナブルな物と提携チューンパーツメーカのチューンを施したモデルでは かなり違います(まぁ実際のスペックも違いますが)。 それで100万円くらい違ったりしますので。 その辺の安物Tシャツとブランド物Tシャツが10倍くらい違うみたいな感じで。 同じモデルのイヤフォンだとそういうのを感じますね。 ただ別モデルになるとそういう意図的な差異は無いでしょうからやはりロットと開発費等々の生産ライン関連でしょうね。
お礼
回答ありがとうございます やはりロットと商売ゆえの高価だという結論ですね、、、困ったなあw 確かに音はいいですけどね。 シュアのハイエンドなんかほしくてほしくてw
- u-bot
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自分は開発費が相当かかっているからだと考えています。 ある程度シミュレーションで周波数特性を計算した上で実物を作っていると思います。 しかし製品化の過程で思わぬトラブルがあったり、大量生産する上で品質を一定にするのが難しかったりと試行錯誤があるかと思います。 それらの経費を考慮せずに単に部材費だけで高いというのは意味が無いと思います。 参考 開放型ヘッドフォンに参入したShure http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111207_496405.html --- 引用 --- ノズルに取り付ける周波数フィルタを新たに開発する事で、高域表現に通常モデルと違いを出しています。 凄く細かな変化ではあるのですが、“確かな違い”を感じていただけると思います。 開発はまさに“汗と痛み(sweat and pain)”で、βテストを繰り返して音を追い込んでいきました。 生産管理も大変ですが、開発と連携することで実現しています。 ------------
お礼
でも普及品、ボリュームラインのほうが開発費は大きいと思いますよ。 この評価が社全体の評価につながるわけですから。 ただ量産品故、一個あたりの単価に直すとこなれますが、つまり、ハイエンドの価格は 地位さんあロットがほとんどの要因となるわけですよね。 そりゃ音が良いのは納得できるけど、シリーズ全体で開発費を分担つったら変な言葉ですが、にすれば、、、、ガキの発想ですねw ありがとうございました。
お礼
どなたも同一の見解ですが、、、、分かりきったことですもんね。 しかし納得しがたいこの事実を噛み砕いて説明されたあなた様にベストアンサー差し上げます。 ありがとうございました。