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浦島太郎って…
どうして亀を助けてあげたのに、開けてはいけないとかいう貰ってもたいして嬉しくないものをもらったのですか? なぜ、いいことしたのに帰ってきたら時が過ぎ、みんなはいなくなり、悲しい思いをしなくてはいけなかったのですか?
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欲しくて貰った訳ではありません。 お土産として貰ったのですから、『開けるな』と言われたら、その場で開けて中身を確かめる訳には行きません。 浦島太郎の伝説の大元は、日本書紀・雄略天皇の22年条に唐突に書かれています。戦前の国定教科書には、かなり変形した形で取り上げられています。 書紀の記述では『丹波国の余社郡(よさのこほり)管川(つつかわ)の人瑞江浦嶋子(みずのえのうらしまのこ)舟に乗りて釣りす。遂に大亀を得たり。』とあり、以下、亀が女性となったので妻とし、共に海に入り蓬莱山に到り、仙衆(ひじり)を歴観(めぐりみる)。詳細は別巻にあり。と記されていますが、その別巻は所在不明で、古事記にはこの話は全く記されていません。 京都府伊根町(合併して地名が変わったかも)の本庄地区に宇良神社(浦嶋神社とも)があって、その地の伝説では『宇良の嶋子』として伝えられています。 書紀の記述も教科書の取り上げ方も、その時代の政権の都合で適当に書かれていますから、本来の形は不明です。 余談ですが京都新聞社刊『丹波・丹後の伝説』には、「竜宮への道」という福知山市戸田の浦嶋神社にまつわる伝説が紹介されていますが、伊根町の宇良神社に関しては、何故か取り上げられていません。興味があれば参照して下さい。 回答になっていないかも知れませんが、ご参考までに。
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浦島太郎のオチはいくつかあると聞いたことがあります。 私が知ってるのは、煙でおじいさんになってしまうオチと、煙で美しい鶴になって、助けた亀と共に天へ飛び立つオチです。 古いのは鶴になるオチらしいです。きっと元々は良いことしたご褒美に永遠の命(鶴は千年…と言いますし)を与えられた浦島太郎。めでたしめでたし。という話だったのかも知れません。 しかしこの話が童話として受け継がれるようになったときに、「子どもに教訓を伝える」為に「調子にのってぐうたらしてるとあとで酷い目にあうんだよ」という話にしたのかも知れませんね。 確かに亀を助けたのは良いことですが、見方をかえると、目の前で誰かが困っているのだから助けるのは当たり前。そのくらいで浦島太郎みたいなお礼を受ける(もしくは期待する)もんじゃないぞ!という風にもとれますね。
- rimurokku
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竜宮城にいるあいだは楽しい事がある代わりに歳をとらないので、人間社会に帰って来たときに困る事は乙姫様にはわかっっていた。 人間社会で、時が止まって居た事で浦島太郎が困ったときには、現実の歳になれる玉手箱をお土産に渡してくれた。 浦島太郎が、現実の社会で他の人より若いままなことをうけいれていれば、玉手箱を開けることなくもっと長生きできたのでしょうが、浦島太郎は現実の生活に若いままついて行けず、昔の友達などとの年齢差にも耐え切れなかったので淋しくなって、開けてはならない玉手箱を開けて一瞬で現実社会の年齢に成ってしまったのでしょう。