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お金の流通量について
素朴な疑問です。 お金が流通するとき、AからBへお金が渡るとき 例えば AがBから商品を購入に代金をBに支払う。 Aがお金を落としBが拾う。 AがBにお金を上げる。 AがBからお金を借りていて、期日がきたので利息とともにBに支払った。 いろいろなケースが考えられますが、いずれもAの減少したお金の額とBの増加したお金の額は同じで、AとBの両方を考えた場合お金の合計額は変わりません。 しかし、 お金が火災で燃えてしまった。 お金を落としたり、なくしたりして、誰にも見つけられなかったとき。 このように、お金全体が減少してしまう出来事はあります。 このように考えると、お金の流通量は年々少しずつ減少するはずなのに、何十年前に比べると、流通量が増えているのはなぜでしょうか。
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#1,#3です。 再度補足。 >もし日銀が現金1億円で国債を買えば、国は現金が1億円増えます、しかし日銀は現金が1億円減少します。 日銀はお札を発行するところであり、刷ればいくらでもお札が出来ますので減るという概念がありません。(実際の印刷は政府の印刷局ですが) 昔は金本位制と言って、実際に金属の金を保管してトータルでそれに相当するだけのお札しか刷れませんでしたが、今はそういう上限はありませんので、金融政策が求めるだけ刷ることが出来ます。 金本位制時代には確かに質問されているように市中の全現金量(の磨耗のような減少)をどうやって把握していたのかは謎ですね。保有の金の量自体も変動しますから、多少の磨耗は無視していたのでしょうかね。
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- altctrldel
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「お金」といっているのは預金は含めず、紙幣・硬貨 だけのこととしてよいですか? お金が増えるのは日銀が少しずつ発行量を増やしている からです。 ただし、でまわるお金が増えても預金がその分減って いるはずです。通常、お金を手に入れるには預金を 引き出さないとならないですね。 給料を現金でもらっている人も、会社の預金が減って いるから現金でもらえるのです。 ではなぜ出回るお金が増えているかというと 経済が発達して使うお金が増えるからでしょう。 少なくとも20年前と比べればGDPは増えているし 家庭で使う現金も増えているでしょうから。 おそらく、銀行は最小限の紙幣だけ保管し、必要以上の 紙幣は日銀に返しているのではないかと思います。 (それが日銀に預金するということかも) 銀行が日銀から紙幣をもらうときも、銀行が日銀に 預金している残高が減るはずです。 だからむやみと紙幣が出回ることはなく必要な分だけが 出回るのでしょう。 火災で燃えてしまったりなくしたりする額は全体から すればわずかだと思います。 擦り切れたりして使えなくなった紙幣は日銀が 取り替えています。
- notnot
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#1です。 >古くなった紙幣が、新しく印刷された紙幣に交換されて流通しても、紙幣が交換されただけで通貨自体は増えません。 これはそうですね。 >紙幣、硬貨はその流通の過程で減少することはあるけれど、どのようなときに増加するのかということです。 これは書いたとおり、日銀が銀行にお金を貸したり有価証券を買ったりすれば増加します。例えば、国が1億円の国債を新しく出して全部日銀が買えばそれだけで世の中のお金が1億円増えます。それだけだと国債満期時に1億減りますのでその分ないしそれ以上の分をまたどこかに貸すことになります。 ちょっと角度を変えて、もし、信用創造という言葉をご存じなければ調べてみてください。例えば↓
- tds2a
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疑問として疑問にもってよい疑問です。 お札も硬貨も有形物です、有形物の破壊滅失は当然の作用で日本全国では毎日、滅失する、お金も膨大な金額になります。 このような事実もあって今現在に日本円の貨幣としての流通量を正確に把握することは不可能です。 永久的に疑問としてもよい疑問の一つです。 貨幣の流通量は日本経済と密接な関係にあるので、その都度に応じた流通量の調整をしているので今日よりも明日の流通量が多いと限定することはできません、また流通過程で不良になった硬貨や紙幣を回収して新しいものを補充しています。 (何かの原因で通貨としての存在が無くなったという意味の「滅失」という用語を使いました)
補足
さっそくの回答ありがとうございました。 >今現在に日本円の貨幣としての流通量を正確に把握することは不可能です。 >今日よりも明日の流通量が多いと限定することはできません たしかにその通りだとおもいます。 しかし30年前40年前と比較して考えると、通貨の流通量は明らかに増加しているのではないでしょうか。 新しい通貨が、古い通貨を回収されて交換されるだけでは、通貨の滅失の影響により減少することはあっても、増加することはないと思えます。
- notnot
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お金の量は(日本の場合)日本銀行がコントロールしています。日銀が他の銀行にお金を貸したり、有価証券を買ったりすると世の中のお金が増えます。逆をするとお金が減ります。 お金の量をコントロールすることで経済(金利や物価など)に影響を与えているわけです。
補足
さっそくの回答ありがとうございます。 でも、私の疑問に思っている点は少し違います。 日銀のコントロールにより、通貨の流通量が調整されることは聞いたことがあります。 しかし、私が疑問に思っていることは、紙幣、硬貨はその流通の過程で減少することはあるけれど、どのようなときに増加するのかということです。 古くなった紙幣が、新しく印刷された紙幣に交換されて流通しても、紙幣が交換されただけで通貨自体は増えません。
補足
何度もありがとうございます。 信用創造という言葉は知りませんでした。 ただ私の質問が、わかりにくかったのかも知れませんが、 流通している紙幣、硬貨の量についての疑問です。 >例えば、国が1億円の国債を新しく出して全部日銀が買えばそれだけで世の中のお金が1億円増えます。 この場合、もし日銀が現金1億円で国債を買えば、国は現金が1億円増えます、しかし日銀は現金が1億円減少します。 この取引は、私が最初の質問で書いたように、日銀から、国に現金が移動しただけで、紙幣、硬貨の絶対量は変わりません。