- 締切済み
株価のしくみについて教えてください!
今読んでいる本でわからないところがあるので、わかる方がいましたら教えてください。 書かれているのは次のようなことです。 株式公開が近づくにつれ市場は加熱し株価を上げざるをえないことは明らかで、 経験に基づいた推測によれば現状では株価は25ドル前後となった。/ まず、「株式公開が近づくにつれ市場が加熱」というのはどういう状況なのでしょうか。 それと、市場が加熱すると株価を上げざるをえなくなるという仕組みについて、説明できる方がいたら教えてください。 あと、この推測というのは、、仮に今公開したとすれば株価は25ドルくらいになると、経験的に予想できる、という意味でしょうか。 この後話は次のように続きます。 GS社は公開時の付け値を1株あたり20ドルから12ドルではどうかと会社に提案する。 経営者は、これは自分たちがつけこまれているのだと言う。 その言い分は 「GS社に気に入られていて株を入手できる人は瞬時にして一株につき4ドル儲かることになる。 何百万ドルという会社の金をなんでGS社の顧客にくれてやらなきゃならないんだ?」(一部変更)/ ということなのですが、 どういう計算をすると「一株につき4ドル」となるのですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
失礼しました。間違いました。 最近、大損しているので株の売買をやっていないもので、数字を見て「ちょうど20%減ね。20%というあれじゃないか」と考えが跳んでしまい、配当に対する課税(源泉分離課税)とごっちゃにしてしまいました。 m(_ _)m -------- 同じ設問に対する、ほかの方の回答を拝見すると、お尋ねの本は「翻訳もの」のようですね? 私はてっきり、日本の企業がアメリカの証券会社(日本支社)を主幹事にして株式を公開するケースで、ドルで言っていても買い手は日本人だろうと思い込んでいたのです。 で、税法は日本のものが適用されるんだろうと。 その点でも間違えていたようです。 アメリカ小説の翻訳ものなら、株式の譲渡益やみなし所得などに対して適用されるのは、現地アメリカの法律による課税方式や税率のはずです。 つまり、「アメリカの税法は判らないが、この場合、アメリカ税法によれば4ドル儲かるのだ」と思えばよく、「なぜ4ドルか」それほど気になさることはなかろうと思いますが・・・ ? まあ、・・・ ひょっとしたら、実際の買値と株式価値(みなし額)との差額に対して20%分離課税される(所得税)システムなのかもしれませんよ (^_^;\(^O^ )ペチッ! ということで失礼を致しました。 m(_ _)m
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
> 株式公開が近づくにつれ市場が加熱 新規公開株がそんなに大量に売られるはずはないので、実際はたいしたことはないのでしょうが、まあ小説ですから、ということで何千倍かに誇張しますと。 公開まで現金にして待っていては儲からないので、何かを買っておきます。 近づくにつれて、買って置いたものを売って、現金にします。売りが増えます。売れば買い手も出てきますので、商いが活発化します。 その公開株についても、ほしい、買ってくれという申込みがパソコンや証券会社に入りますので、世間の注目を浴びます。 「みんな買ってますよ」というのが日本人向けセールストークだそうです。 そんなに人気があるなら、俺も、私も、おいらも、わちきも・・・ となります、日本では。 これが加熱され、過熱状態になった株式市場。 > 市場が加熱すると株価を上げざるをえなくなるという仕組み これはよく判りませんが、欲しいと言っている人がたくさんいる(熱くなっている状態)なのに、安く売ると、一瞬で売れてしまいますよね。 手に入れた人は、ほしがっている人はたくさんいるので、すぐ高々と売ることができます。 これって、すごく不公平・・・ とまでは言いません。自由競争だから。でも、とても不満が残るとは思いません? しかも、ちょうど良い価格(高値)で売り出せば、ほんらい公開会社はかなり巨額の資金を手に入れることができたはずなのに、安く売ったおかげで少額しか得られないことになります。 これは会社にとって不利益です。 そんなこんなで、ちょうど良い価格で売り出すよう求められるのではないでしょうか。 法律で、予想価格で売らなければならない、などと決まってはいないはずです。昔、NTTは株価を高くする代わりに、申込口数を制限して、抽選していましたから。そういう方式でもいいはずです。 > この推測というのは、、 お書きの通り、経験上の推測ですが、必ずしも「今公開したとすれば」ということでは、ないと思います。 「公開予定日に公開したら」という意味かもしれません。 例えばその日の朝、政府による良い経済見通しが発表されるはず、なんてことも加味しての推測価格かもしれないわけです。 それらは文脈上で判断するしかありませんね。 > 「一株につき4ドル」 25ドルになるはずのものを20ドルで根付けして売りますと、買った人は5ドル儲かります。 税金は、いまは減税で10%ですが、本則は20%課税のはずです。小説が書かれた当時は減税がなかったのでしょう。 つまり税金に1ドル取られます。 手取りの儲けは4ドル。
お礼
しくみがよくわからないのですが、「補足」の前に「お礼」の方がいいのかな…? と思ったので、まずはお礼申し上げます。
補足
説明ありがとうございます。推測…の説明にはなるほどと思いました。 ところで、ここでいう税金とは何に対して掛けられているもので、どういった性質のものなのでしょうか?
お礼
なるほど。僕はこの件の知識が皆無だったために質問が的確さに欠けていることにも気づきませんでした。難しい…。 とにかく株式の売買で得る利益には税金がかかるのですね。みなし所得とは、自分の保有している株式がそのとき持っている価値のことでしょうか。それにも税金がかかるというわけですね。本を楽しむには、たしかにこれ以上知らなくても充分なのですが、せっかくfujic-1990が税に関して言及してくれたので、この際聞いておこうと思ったのです。それにしても、2度にわたるご親切、大変感謝しております。m(_ _)m