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簿記1級について・・・1級の可能性
現在簿記1級を学ぼうかどうか悩んでいます。 先日の2級の試験はおそらく受かりました。当方、大学生で経済を学んでおります。 就職の為の資格という事も多少はありますが、私は能力として簿記について学びたいと思っています。1級はそれまでとは違い、難しく、費用も多くかかってきます。 最近は株について興味が湧いてきました。株を学ぶ上でも簿記の能力は武器になると株の参考書に書いていました。(※もちろん株をするために簿記を学ぶ訳ではありません。) ここで質問したいのは、簿記1級がどれだけ会社や、または株(他の事)などに応用が効く(役に立つ)かです。他の回答を見ていると、簿記1級を取った人は長い時間をその勉強に努力していたので、頭でっかちになってしまい、実務で融通(応用)がきかないという事を見ました。 自分にとってプラスαにしたいので、オーバースペックになるようなら学びたくないと思います。 厳しいご指摘でもかまわないので助言をお願いします。尚、1級の開講が間もなくですので、「すぐに回答」を使わせてもらいます。
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- simotani
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簿記1級の守備範囲は株式会社会計(新株発行費用や転換社債、新株引受権等)が入ります。 公認会計士試験を受けるなら不可欠ですが、税理士なら大学(法学系2単位と経済学系2単位を含め62単位以上)を修了していれば受験可能です。2級の工業簿記で原価計算を、簿記全般で財務諸表をやりますから、経済学系2単位で充分。後は税法3科目を勉強すれば足ります。
- NEWINN
- ベストアンサー率55% (334/597)
回答いたします。 私は簿記の資格は持っていません。 その代わり、証券アナリスト協会からの1次レベルテキストをかっぱらってきてアサリ読みしました。 ちなみに、入門書程度では全く歯が立ちません。 例えば、日本の株価だと日経平均がこの21年間低迷を続けています。 そんなリスクに対してどうやって立ち向かう方が良いでしょうか? 恐らく、簿記や株式入門書程度では歯が立たない筈です。 必ずしも日本株式を選ぶ理由なんて無いんですよ、だって株式市場1つ取ってみても自分の好きな市場で取引すれば良いからです。 そんな時に知っておきたいのが現代ポートフォリオ理論なんです、具体的にはCAPM、APTです、これを知っていれば効率的ポートフォリオの組み方や各種株式戦略だって分かります。 ちなみに、私が使っている証券会社はインタラクティブ・ブローカーズ証券です(ただし、初回取引には$10000相当のデポジットが必要で、最低手数料毎月$10かかります)。 この証券会社では世界の90以上の市場にアクセスできます。 ただ、個人的にはNYSE上場銘柄すべてが使えれば、米国株式だけではなくて、ほぼ全世界を網羅したETF投資ができます。 では5万円のお金で投資する事は良いか?ですが、慣れるのには良いでしょう。 ただし、日本株式の場合のように市場全体が長期低迷が続く場合は、リターンを取れない場合が多いです。 まずはCAPM、APTなど現代ポートフォリオ理論を知ってから取り組んだ方が後々楽だと思います。 「証券アナリスト協会1次レベルテキスト、証券分析とポートフォリオマネジメント第3回現代ポートフォリオ理論」に詳しく書かれています(こちらは難易度がちょっと高めです)。 また、株式戦略書としては「株式投資(ジェレミー・シーゲル著作)」「株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著作)」があります。 どちらかと言うと「株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著作)」辺りの方がやさしいと言う意味で理解しやすいと思います。 なお、最近は国内ETFも充実してきているので、最近は個人投資家の資産運用のコアとして注目に値する物も登場しています。 国内ETFならば日本の証券会社でも買えますし、東証上場ETFを使って国際分散投資もできるようになりました。 株式カテを見てもらえれば分かるように、日本株個別銘柄で失敗して悩んでいる人は沢山いるのです。 だから練習の意味で5万円から始めるのは良いとしても、それだけでは成功しないと考えています。 ちなみに、私は米国株を中心に買っています、勿論、個人ではアクセスしにくい小型株やセクター戦略などはETFを利用しています。 是非、質問者様の入門書と「株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著作)」「証券アナリスト協会1次レベルテキスト、証券分析とポートフォリオマネジメント第3回現代ポートフォリオ理論」を比較してみてください、歴然としています。 分からない時はご質問ください。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
- NEWINN
- ベストアンサー率55% (334/597)
これは株式投資に限らない事です。 例えば、安愚楽牧場の倒産のケースではB/S、P/Lの見方を知っていれば倒産を2年以上前に察知できた筈です。 簿記の知識が有効かどうかは、どの程度マーケットが効率的なのかによります。 セミストロング型効率的市場仮説が成立した場合は、簿記の知識を用いてもそこから長期的に過大なリターンを取れる合理的根拠がなくなります。 このような場合はインデックスファンドを買った方が良いと言う事になります。 ウィーク型が成立、または効率的ではない場合は簿記の知識が生かせる場面が出てくるかも知れません。 ただし、どの程度マーケットが効率的と考えるかはある程度マーケットを見ている人でないと判断が難しいでしょう。 個人的には、日本の場合はウィーク型とセミストロング型の中間あたりと考えています。 なお、簿記や公認会計士クラスでも株式への投資は現実的には難しいと考えています。 最近の事例では東日本大震災で原発事故を起こした東電のケースでも分かるように簿記の知識だけでは株式は歯が立ちません。 更に、オリンパス問題や大王製紙など、普通に財務分析をしただけでは不正が見抜けない場合もあります。 だから、株式投資をやるのならば簿記だけではなくて、幅広い知識がないと難しいのです。 現代ポートフォリオ理論を知っていると、これらのリスクをどうやって排除するのかの事が分かるようになります。 また、どの株式を買えば長期的なリターンを得る事ができるのか?と言った実践的な事は、プロのファンドマネージャーでさえも読みを外します。 そこでまとめると・・・ 1:簿記も知っていると武器になるが、それだけでは歯が立たない。 2:そこで現代ポートフォリオ理論を勉強する。 3:株式投資の実践的な教科書として「株式投資(ジェレミー・シーゲル著作)」「株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著作)」を読んでみる。 4:マーケットを常に監視し、どの程度効率的かを知り、非効率的な部分は簿記や3の本での戦略を参考にご自身で戦略を考えてみる。 5:日本の株式市場は20年以上も長期低迷が続いており、日本株式からのリターンを得る事が難しい現状があるので、米国株、ETFなどへの投資も考えておく。 6:マーケットが効率的で、セミストロング型効率的市場仮説が成立すると考えられる場合の為に、インデックス運用の実務なども勉強しておく方が良い、例えば「ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著作)」にはインデックス運用の実務が書かれている。 ここまで読まれれば分かるように、偏った知識だけでは株式市場は歯が立ちません。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
補足
聞いたことない単語がたくさんありました。 NEW...さんは株式に詳しいみたいですね。私は完くの初心者なのですが、お金が貯まれば5万円程の投資をしようと考えています。入門書は何冊か読みました。入門書を数冊読んだくらいで株をしてもいいものでしょうか?初めはやりながら覚えようと思います また、NEW...さんは簿記の資格を取りましたでしょうか?回答お願いします。