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レリーズピボットのグリス切れについて
- 中古MT車でのクラッチ異音問題。レリーズピボットのグリス切れによる原因とグリスの効果について。
- 異音の状態で乗り続ける危険性について。異音があるまま1年乗っても安全かどうか。
- ミッションを降ろして作業する必要性とグリスの量・差し方の効果について。
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質問者が選んだベストアンサー
自動車修理工です。 応急処置的にグリスを差してもらいました・・・とのことですが、 やはり、応急処置です。 「レリーズピボット」の解釈に、回答者さんたちにもズレがありますが、 質問者さんの場合は、「レリーズフォークの支点」としての 「レリーズピボット」ですね。 (下図参照) 油圧式の場合、「レリーズシリンダ」でロッドが押し出され、 レリーズフォーク端部を押します。 フォークの動きは、支点(レリーズピボット)を経て フォーク反対側の端部を移動させます。 そこに「レリーズベアリング」があり、それがクラッチ(ダイヤフラム スプリング)を押し、クラッチが切れる・・・という動きになります。 ご質問の、「レリーズピボットへのグリスアップの効果は、こんなに短いのか?」は、 「そうです。」 レリーズピボットは、ミッション(クラッチ ハウジング)内部にあります。 そこに給油(グリスアップ)するには、ミッションを降ろさねばなりません。 が、簡易的に給油もできます。 ミッションケース(クラッチ ハウジング)と レリーズフォークは、ゴムのカバーでシールドされてます。 そのカバーをめくって、ピボットに向けて潤滑剤をスプレーしてやる方法です。 ディーラで行なわれたのも、まず間違いなく コレです。 私もよくやります。 この方法の弱点は、 「ピボットにスプレーを命中させにくい」 「させにくいために、多量にスプレーしてしまう」 「効果が持続しない」 です。 グリススプレー・・・とまでは言えない、二硫化モリブデンや、てっとり早く CRCをスプレーしてしまうのがほとんどでしょう。 これがピボットに命中すると、たちどころに異音は消えます。 でも、内部構造を把握せず やみ雲にスプレーしたのでは、この潤滑剤によって肝心のクラッチが滑ってしまいかねません。 なので、「グリススプレー」ではマズイのです。 少量のCRC程度なら、クラッチディスクの摩擦力には それほど影響しないからです。 (もちろん、浴びせるほどの噴射は論外です。) 粘度の高いグリススプレーは、かなりの潤滑性と、その持続性がありますから 怖くて使えません。 モリブデンのも、ごく少量で決めるようにスプレーします。 施工後も、クラッチの異音が出たり出なかったり・・・というのも、こんなスプレーでは充分ではないからです。 かといって、異音が出てるからといって、すぐに故障にはつながりません。 ただウットウシイだけです。 異音が気になるたびに潤滑スプレーさされてたんでは、そのうちクラッチディスクにも影響でるカモ知れません。 いずれにせよ、クラッチピボットに本格的に注油(グリスアップ)させるには、ミッション降ろす必要があります。 重整備の範疇です。 そこまでするなら、ついでにアレコレ交換しときたくもなりますので、時期を見計らい、 「ミッション降ろさなければ整備できないトコ」 の部品も換えておくのが良いでしょう。 (クラッチ関係全般、エンジンのクランクシャフト・リアシールなど。) まあ、異音を気にしなければ このまま放っておいても支障はありません。
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- ka2_abe
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レリーズピポットのグリス切れ? 初めて聞きましたけど???? 油圧クラッチではないのですか????? ワイヤークラッチ???? 軽自動車?でしょうか? なかなか無い話ですね。 油圧クラッチであれば、 室内側で踏み込んだときにギコギコ言うのは はっきりマスターシリンダのカップ異常(摩耗)ですので シリンダ交換ですけどね? 車体側であれば、やはりオペレータシリンダの異常ですし。 ・・・ ワイヤークラッチ車両であれば そういうこともあるのかも知れませんけど・・・ 聞きません。 =レリーズレバーが折れているんじゃないのかと思いますけどね??? =それを簡易的に給油で直した? もしそうであれば、 いずれ破断してクラッチが切れなくなるのがはっきりしています=不動車
お礼
乗ってるのはカローラで、油圧クラッチです。 ご回答ありがとうございました。
- 4 1/2(@1143)
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クラッチの摩耗粉がスプラインに噛んで音が出る場合も有ります。
お礼
走行距離が6万kmなので、いっそクラッチ交換をしてその際にいろいろ診てもらうのもいいのかもしれませんね。 まだ滑ってはいませんが・・・ ご回答ありがとうございました。
- baikuoyagi
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>断続クラッチするときなんか、キュッキュッキュッキュッ・ これだと室内のクラッチペダルの所のブッシュが付いていたはずなのでそれが摩耗していたり油分が切れていたりしているのでは・・・私も過去に経験が有りますがスプレーグリスなどを何度か吹いて音が止まるまで実施したこともあります。 本当は分解してブッシュ当たりなら交換ついでにグリスアップすれば良いのですが(実はブレーキペダルでも違和感を覚えたら同じ状態のことも有ります(大抵分解まで時間も掛かるのでしないでスプレーグリスなどの潤滑剤でごまかすけどね) 一度音の場所を確認してみて下さい、おそらくその部分だと、もしミッション内部のレリーズを押す部分だとこんな音がするか構造的に疑問です(確かに一カ所怪しいところは有るけど)名称までは記憶してないもしここでもしたから上手くグリーススプレーなどすれば出来ると思います(失敗してクラッチディスクに付着するほどやると困りますが)整備経験者なら簡単に分解しなくても応急的なことは出来るはず、なお、私なら2硫化モリブデンのブレーキ用のスプレーグリスを使用します。 理由は普通のグリスみたいに簡単に解けて無くならない(ドラムブレーキの修道部分などに使用する物ですから持ちがよい)普通のグリスだと少し熱を持てば溶けて流れるしね。 微妙にでも傷が有れば私ならその前に2硫化タングステンをスプレーするかも知れませんが、滅多に車屋では使用しないと思うので持っているかどうか(これがスプレー一本2000円くらいと高いので・・・ もし私の思っている場所なら以上の処置をして乗ります、ミッションくらいリフトでも有れば簡単にFRなら下ろせますが依頼すると工賃がかなり必要ですしクラッチディスクが痛んだころにセットで見るでしょう(と、言うよりもMTのクラッチ整備も何度も経験有るがそれだけのために下ろした経験はありません(その前にクラッチペダルの確認を)以外と室内と室外の音が間違うこともあります(何かのきっかけで音が止まることも多いし)ペダルの所に顔持っていき手で押しても成ると思うのでそうすれば有る程度解るでしょう。 FFのクラッチは下ろしたりした経験が無いので(昨今ATばかりなのでチャンスが少ない)詳しくないですが、車種に寄ればエンジンを下ろすことも必要になり大変です。
お礼
音は車外から鳴っているので、車内のペダルからではないようです。 また、一時的ですが音は鳴り止んだのでディーラーの言っている部分が原因である可能性が高いかと思います。 ワイパーゴムやエアコンフィルター交換ぐらいなら自分でしますが、ジャッキアップして注油というのは今の自分には難易度は高そうです。 知識の問題もありますが、月極駐車場でかなり作業がしづらいという問題もありまして・・・ リジッドラックも持ってないですし。 FF車なので工賃は高くつくでしょうね・・・ 現在6万kmなのでちょっと早いですが、この際クラッチのオーバーホールをするのもありかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。
- baikuoyagi
- ベストアンサー率40% (1018/2489)
おそらくスプレーグリスを使用していると思います、レリーズに分解せずにグリスアップできる車種は私は知りませんから・・・ 基本的にはミッションを下ろして交換する物です。 又多少異音がしていてもレリーズベアリングはクラッチを踏んだときだけ異音が出ると思います、気には成りますがそのままでしばらくは持ちますから辛抱するかもしくはクラッチディスクの交換やクラッチカバーの交換まで考えているならミッション下ろすことも考えても良いです。 整備するときに基本的にクラッチでディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングは3点セットみたいな感じで私考えていました、後は質問者がその異音(シャーシャーと言う感じだと思います)が辛抱できるか・・・ 運が悪ければクラッチカバーが駄目になってクラッチが切れなくなることも有るかも知れませんが普通は考えなくても良いでしょう(古い車で私は経験しています)もっともクラッチ切れなくても完全に回転が合わせれればシフトチェンジは可能です。
お礼
あ、レリーズベアリングのシャーシャーという異音ではなくて、クラッチペダルを踏み込み始めてから踏み込み終わるまでの間にだけキュッという音が鳴るんです。断続クラッチするときなんか、キュッキュッキュッキュッ・・・ たしかにクラッチが切れなくなってもシフトチェンジは可能ですよね・・・ まだ試したことはありませんが、やり方は動画で見たことがあります。 緊急時に安全な場所に駐まるまではそれでなんとかしのげそうです。 少し気が楽になりました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
>質問者さんの場合は、「レリーズフォークの支点」としての「レリーズピボット」ですね。 あ、レリーズピボットって他にもあるのですね? すみません知識があまりないものですから・・・ そうです、その部分です。 >油圧式の場合、「レリーズシリンダ」でロッドが押し出され、 ↓ >・・・という動きになります。 ディーラーで絵を描いて説明してもらった時は「クラッチ」「レリーズシリンダ」という用語ぐらいしか出てきませんでしたが、内容はまさしく同じ説明でした! >この方法の弱点は、 >「ピボットにスプレーを命中させにくい」 >「させにくいために、多量にスプレーしてしまう」 >「効果が持続しない」 なるほど・・・応急処置では不十分であり効果は持続しないのですね。 だからといって多量に注油したり粘度の高いものを使うのもよくないのですか。 クラッチディスクに悪影響があるとマズイですよね。 >異音が出てるからといって、すぐに故障にはつながりません。 >ただウットウシイだけです。 すぐには故障には繋がらないのですか。 異音が消えているときに感じたのですが、異音から来る、故障するのではないかという不安感が無いと、非常に運転しやすかったです。 もちろん注意はしておきますが、明日から安心して運転が出来そうです。 >時期を見計らい、 >「ミッション降ろさなければ整備できないトコ」 の部品も換えておくのが良いでしょう。 >(クラッチ関係全般、エンジンのクランクシャフト・リアシールなど。) 了解しました。 ではとりあえずはこのまま様子を見てみます。 >まあ、異音を気にしなければ このまま放っておいても支障はありません。 本当に気が楽になりました。 専門家の方からの的確な回答が頂けて感激しております。 分かりやすいご説明、ありがとうございました。
補足
お礼欄で書き忘れましたが、わかりやすく絵を描いて頂いて本当にありがとうございました。勉強になります。