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HPLC測定で濃度を変えても同じピーク高さなのは?
脂溶性の高い物質を測定しています。 THFに可溶のためTHFに溶かした後、水を加えて試料を作成しています。 そのため、移動相は、THF:水=1:9前後でいくつか試してみました。 試料の水とTHFの割合も同程度から少しずつ割合を変えてみているのですが、 ピーク高さがほとんど同じだったり、少し差が見えたり、という程度で、2倍の濃度、10倍の濃度のものでも大きな変化ありません。面積も同様の状態です。 何が原因でしょうか? 初心者的な質問ですが、教えてもらえたらと思います。
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- ki073
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サンプル、カラムの種類、検出器の情報も無いので想像でしか答えようがないのですが。 さて、 >脂溶性の高い物質を測定しています。 まず、サンプルはTHF:水=1:9にとけますか? 溶けても辛うじてではないでしょうか。どうも怪しそうなのですが。 それとカラムは仮に逆相(C18やODSと書かれていませんか?)だとすると、多分カラムのに入ったとしても、THF:水=1:9だと出てこないことが予想されます。 逆相カラムだとすると、サンプルをTHF:水=1:1に溶かし、THF:水=1:1を移動相にするともしかしたら出てくるかも。 それでもだめだと、THFを増やしてみたらどうでしょうか? GPCなど他のカラムだとカラムが壊れる可能性がありますので、上の操作はやらないように。
移動相が分からないので自信がないですが、 サンプルを水で希釈する必要はないのではないでしょうか? 屈折率の変化でマイナス側に大きく振れてしまったりするなら問題ですが、インジェクション量がフローレイトに比し小さいなら、サンプルを水で希釈しても大した意味は無いように思います。 一度試してみて下さい。 また、内部標準も使ってみてピーク面積比をしっかり測って下さい。