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アンプ内蔵スピーカーについて

今、ONKYOのGX-D90を使っています。 パソコンにつなげているのでいて、ラインアウトにアナログでつなげた時と、角型光プラグでデジタル方式つなげた時を比べて、アナログ方式のほうが明らかにノイズが少ないです。 オーディオデバイスは内蔵のものを使っています。 光コードはvictorのものを、ラインコードは付属のものを使っているのですが、デジタル方式よりアナログ方式の方が音が良くなるということはあるのでしょうか? またもっと音を良くするには外付けのオーディオプロセッサをつけるのも効果はあるのでしょうか?

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回答No.3

>デジタル方式よりアナログ方式の方が音が良くなるということはあるのでしょうか? 多々あります(笑)。 Digital と言っても音楽信号を Pure に伝達しているのは DAC (Digital Analog Converter) の直前や ADC (Analog Digital Converter) の直後に存在する PCM (Pulse Code Modulation) 信号だけで、DAC Chip の前にある DAI (Digital Audio Interface) または DAR (Digital Audio Receiver) と呼ばれる Chip に入ってくる信号には MP3 や AAC や S/PDIF といった様々な型式に変更された信号になっていますので、DAI や DAR はこれらの信号を PCM 信号に「変換」しています。 光接続の場合は「電気信号を光信号に変換」して送り出し、受け取った「光信号を電気信号に変換」しなければ DAI/DAR を経て DAC に送ることができませんので、変換 Process が少なくとも 2 段階増えることになります。 現在では大分改善されているとは思いますが、私は 33 万円した Marantz PM99SE の光入力での音が同軸入力での音に較べて 3 万円もした Quartz Cable を使ってでもキンキンした嫌な音になるのに閉口して遂には 6 万円した Digital Transmission Interface で光出力しかない LD Player の出力を同軸に変換して PM99SE に導いたのですが、US の Mania 達が集う Site で「PM99SE に用いられていた Motorola 社製の光 Receiver Chip は Error を出しまくり!」という記事を見つけてからというもの光接続には Trauma を負ってしまいました(笑)。 現在は USB 接続で DAC に導いく環境になっているのですが、USB も USB 特有の Format (Protocol) に変換された信号を伝送するものですので USB Receiver で S/PDIF 信号に変換してから DAI/DAR で PCM 信号に変換する Process を踏んでいますし、USB は電源電流や Analog 信号も伝送していることからそのまま USB Receiver が受けてしまっては PC より混入する Noise を DAC まで持ち込んでしまう欠点があるので、現在用いている DAC には USB Isolator Chip を搭載しているものを使っています。 このように Digital 信号というものは 1 種類ではありませんので、DAC に到達するまでの間に何度も「変換」の Process を経ることとなり、変換に伴う Error (Noise を通過させてしまったり、新たに発振してしまうことをも含む) の補正を行ったものを再び変換して補正して・・・を重ねていますので、Noise を発生する可能性を持つ箇所は多々あります。 全ての回路が Analog 信号とは桁違いに高い周波数で処理されることから各々の回路が干渉して Noise を発生する可能性が高いというのも Digital 回路の特徴で、Philips 社の Bit Stream 型 DAC 回路の黎明期では Chip 内部の各回路が干渉して Error (Noise) を発生することに悩まされ、多くの回路を 1 つにまとめた初期型の SAA72xx Chip は後期の改善型である SAA73xx や DAC7 Series になるにつれて回路が分割されて回路単価が高額になっていった経緯があります。 ONKYO は DAC の後段で Analog 波形に含まれる高周波 Noise を除去する VLSC (Vector Linear Shaping Circuitry) と名付けられた回路を搭載する特徴があるのですが、(まだ学習が不満足で自信はないものの) VLSC には Sampling 周波数の 1/2 に於ける Noise は理論上 0 に追い込めるものの 1/4 に於ける Noise は逆に Triangle 波に変換して発振させてしまう性質があるように見えます。・・・つまり 48kHz Sampling の音源では 24kHz は殆ど 0 となるほど綺麗に Filtering されるものの 12kHz では逆に Noise (歪み) が発生するというわけです。 96kHz Sampling や 192kHz Sampling の音源であれば Triangle 波となる Noise 周波数は可聴帯域外となりますので問題はないのですが44.1kHz や 32kHz になると 11kHz 付近や 8kHz 付近の音に異常が生じる可能性があり、PC で Up Sampling などを行うと Up Sampling に伴う Error が更に異常音を増幅させる可能性もあると思います。 Sampling 周波数の 1/4、1/8 でも同様に、僅かながらとは言え歪みが発生すると思うのですが、MP3 や AAC のように圧縮変換が行われた音源では圧縮に伴う Data の欠損が不規則な Error を誘発する可能性もあるだろうと思います。 私のつたない学習 Level では VLSC は 88.2kHz/96kHz や 176.4kHz/192kHz Sampling の非圧縮 Digital 信号の再生には比類無き性能を発揮するものの 48kHz 以下の圧縮 Digital 信号の再生には問題を生じる可能性がある手法ではないかと感じているのですが、どうでしょうか? PC 内蔵の DAC で Analog 化された信号は高周波 Noise の巣窟である PC 内で様々な干渉を受ける上に Analog 信号にも高周波 Noise が混入していますので一般的には外付け DAC で Analog 変換した音よりも悪いものなのですが、その Analog 音よりも Noise が多いとあらば、光信号の処理から VLSC での処理に至る経路のあちこちで御質問者さんが用いている Digital 信号 (例えば 16bit 44.1kHz/48kHz の MP3 圧縮信号とか 88.2kHz/96kHz に Up Sampling した信号など) と GX-D90 との相性が悪いが故の問題が生じているのかもしれませんね。 残念ながら解決法としては新たに外付け DAC を追加して外付け DAC で Analog 化した信号を GX-D90 の Analog 入力 (RCA 端子) に導くしかないかと思います・・・光信号を同軸信号に変換して GX-D90 の同軸 Digital 入力に導く手もありますが、それでは PC からの Digital 信号と GX-D90 の VLSC 回路との相性問題にぶつかる可能性がありますので、外付け DAC で Analog 化するのが最も無難であろうと思います。

noname#221867
質問者

お礼

専門的なお話をありがとうございました。 つまりデジタルには変換が必要なので、音質はその変換する機器の性能にかかわるということですね。 ところどころ分からないところもありましたが、これからもっと勉強してからもう一度拝見させていただきたいと思います。

その他の回答 (4)

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4811/17775)
回答No.5

内蔵(オンボード)のデジタル出力の制度はどうなんでしょうか? かつて(win9x時代)PCには内蔵サウンドがなく、サウンドカードはデジタル出力が黎明期だったころ サウンドカードのデジタル出力の精度が悪くノイズまみれの音だった事がありました。 ちなみに、MP3などの圧縮音楽形式は直接データでDACに送られるのではなくPCMに変換されて送られています。 それとは異なるのがAACやDTS、AC3などのサラウンドとデジタル放送の音声フォーマットです PCでPCMに変換し出力することが出来なければDACで行うことになりますがDACにその能力が無ければ正常な音声に出来ません。 よくあるパススルー出力というのがPCで処理せずAVアンプのDACなどへそのまま送り丸投げで処理させる方式です。

  • poteti800
  • ベストアンサー率22% (105/464)
回答No.4

回答でなくてすいません。 HALTWOさん、 カタカナ入力がすべて英語変換されるのは何とかなりませんか? 「トラウマ」まで「TRAUMA」とはう゛~~~~~。 タメになることが書いてあっても途中で挫折する自分も情けないですけど。

回答No.2

はじめまして♪ 多くの人がアナログ接続よりデジタル接続の方が圧倒的に良いはず と勘違いしています。 どっちが良いかは、組み合わせ機器の状況次第なので、両方試してみて気に入った方法で利用すればそれで良い物なんですね。 とは言っても、GX-D90クラスですと、本来接続方法で音の本質差が表現出来る程の物でもないので、違いは無いはずです。 光デジタル接続でノイズが増えると言う事象が他の原因の可能性もありそうに思います。 もしかすると、利用製品の標準的ユーザーレベルじゃなく、かなり高度な聴感をお持ちなのでしょう。 ならば、小手先の変更より、一気に数倍価格帯のスピーカーに移行される事をお勧めいたします。 GX-D90でガンバルと言うのでしたら、置き方の工夫等で音の微妙な変化(ケーブルの交換に比べたら数倍の変化)を楽しまれるのも良いでしょう。

noname#221867
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 自分は学生なのでもう少しGX-D90で頑張って、お金がたまったらもっと良いスピーカーを買おうと思います。

  • u-bot
  • ベストアンサー率58% (1736/2988)
回答No.1

GX-D90のD/A変換でノイズが混入している可能性があります。 アンプはデジタルとアナログ接続で同じでしょうから、そこでのノイズ混入は考えにくいです。 デジタルだからノイズが少ないわけでなく、PCのD/A変換とアンプの質が外付けより悪いことが多いから皆さんデジタル接続を推奨しています。 他の機器からのデジタル入力でもノイズが入るようならGX-D90の故障のような気がします。

noname#221867
質問者

お礼

調べてみたところパソコンの中でアナログ入力とデジタル入力で処理しているデバイスが違うみたいなので、デジタル入力を処理しているデバイスがあまり良くないものなのかもしれません。今度別の機器でも試してみようと思います。 回答ありがとうございました。