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オランダ人のケチはいつから始まったのか
オランダ人のあの倹約さ(ケチさ)は、一体いつから始まったのでしょうか? 16~17世紀の黄金時代からなのか、それとももっともっと昔からなのか。 何かご存知の方おねがいします。
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補足します。 オランダに暮らしたことがないので議論する気はありませんが、日本人を基準にすれば私の知っている欧米人のふだんの生活は質素ですよ。ケチというより生活慣習の問題ではないでしょうか。人を呼べは食べきれないほどの食事を準備する日本人、ジャガイモと焼肉だけでもてなすドイツ人、持ち寄りパーティをなんとも思わないアメリカ人など パーティでさえ質素です。まして日常生活は日本人から見れば質素そのものです。 オランダ式旅行は日本人が真似をしたくても宿泊設備(キャンピング場)や観光地の駐車場不足で出来ません。この点では日本は遅れています。(悪条件にもかかわらず日本でも徐々に増えてはいますが)アメリカでは国内だけでなくカナダやメキシコまでキャンピング・カーで旅行するのは相当昔から行なわれています。 あなたの疑問にお答え出来ませんが、私はオランダ人が特に国民上げてケチだとは思えません。
オランダ人は質素、倹約をよしとする江戸時代の日本人と同じ生活態度で知られています。それは国土や宗教が影響していると思われますが、同時に時代の差(江戸時代と現代を混同する外国人の日本人感の如く)や競争相手国の意図的な中傷が植え付けた先入観ともいえます。 オランダ人が際立ってケチということではなく16世紀-17世紀はどこも大同小異だったと思われます。 Dutch accountは当時スペインが没落してイギリスが台頭してきたとき新たな競争相手として登場してきたオランダ人(日本まで来て長崎に居住地を得ている)を貶したに過ぎないと思われます。 ダッチアカウントは今日では割勘(人数で割る方式)といわれますが、本来のダッチ・アカウントは各人が自分の飲食代を払うことです。多くの国では飲食の支払は経済的に余裕があるか年長者、先輩が負担するのが普通でした。 現在でも中南米人はこの伝統を守っています。中南米ではダッチ・アカウントをイギリス式とかアメリカ式勘定(支払)と呼びます。 ジョークで友人と飲みに行くと帰りが遅くなるというのがあります。何故なら誰かが俺が払うというまで席を立とうとしないからです。痺れをきらせた者が払うわけです。
お礼
回答ありがとうございました。 オランダに住んでいましたが、本当にケチですよ(笑) 旅行へ行くといっても、かならずキャンピングカーに全ての家財道具と、飲食量などを詰め込んで、絶対に旅の途中ではお金を使わないで済まそうとする努力は本当に言葉が出ませんでした・・・(笑) ヨーロッパでもかなり有名なことなので、いつから始まったのか不思議です。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 色々調べていたら、よいサイトが見つかりました。 http://www.kyoto-su.ac.jp/~konokatu/yoshii(03-7-22) カルヴィニズムというのは前前から知っていたのですが、本当に影響していたかどうかは疑問だったのです。 このサイトでよく分かりました。