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ドイツ語でgewachsene lammfell
gewachsene lammfell と書いてあるのはラムの毛皮を指すのでしょうか。それともラムに限らす ムートンも含むのでしょうか。 gewachsene とは表裏一体の毛皮のことですか?ドイツ語の辞書が手元にありませんので、どなたか教えてください。
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gewachsenはワックス掛けと思います。wachsenの過去分詞形です。 毛皮加工では「加脂」と言われています。 下記URLの「仕上げ」の項を見てください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E7%9A%AE 革や毛皮にはよく使われる表現で、 gewchsene Leder, gewachsene Pelze等の様に使われます。 成長した革とか成長した毛皮とかは変です。Lammfellが来ているので、どうしても 惑わされやすいのですが。 Lammは普通に子羊で、Lammfellは羊革ですが白から黒まで色々とあるようです。 http://de.wikipedia.org/wiki/Lamm http://de.wikipedia.org/wiki/Lammfell wachsenの用例としては、下記URLのRe12が蜜蝋での革の処理に付いて触れています。 http://www.mittelalterforum.com/index.php?page=Thread&threadID=7545 繊維関係では「自然に成長した」または単に「自然に」という意味で使われることも有ります。 エコブームの反映で、染料を一切使わないが自然に色の付いた木綿を素材として使う場合等に使われます。 farbig gewachsene Baumwolle
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- drmuraberg
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Lamm(独,子羊)、Schaf(独、羊) mouton(仏、羊)=Schaf or Schafleder(仏→独) Lammfell→peau d'agneau 日本ではフランス語がそのまま使われムートンです。 http://mouton-club.com/ その際に、子羊の毛皮か、羊の毛皮かは区別していないようです。 ドイツ語のWebではgewachsene Lammfelleという表現が頻繁に出てきます。 これは高品質の謳い文句として使われています。 例えば「とうのたった若鶏肉」ではなく「さらに柔らかく仕上げた若鶏肉」の類でしょう。 仕上げ加工のwachsenは昔の技法から来ている表現で、なめされて硬くゴワゴワした革を 柔らかくし脱脂され艶の無くなった毛に光沢を与える技法です。 参考URLのアフターケアを参照してください。 説明文との事ですが、子羊でしかも丁寧な仕上げ加工となれば自信を持って提供して良い 品物と推察します。 日本人は家畜製品との係わりが薄く、彼らの拘る品質差を表す表現は乏しいです。 それで何となくファッショナブルなおフランス語で誤魔化していると思います。 日本では海産物の表現は豊かですが、西洋や中国では日本人が拘る品質の差に付いての 表現は少ないようです。
お礼
ああ、そうですか。Lammfellはラムと言って出していいのですね^^ただ、Schaffellとは聞いたことがないので、いわゆるムートンの素材はみんな子羊なのかな?と思いました。大人の羊の革だって使ってるかもと思ったものですから・・・ とてもわかりやすいご説明をありがとうございました。
- wy1
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wy1です。確かに ”wachsen”には別の単語で”ワックスを引く”というのがありますね。 これは見逃しです。毛皮の加工で ワックスを云々 と言うのは知りません。ですから?です。 毛皮ではなく皮革なら油をしみ込ませて防水機能を持たせることが 有りうると思います。
- wy1
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wy1です。確かに ”wachsen”には別の単語で”ワックスを引く”というのがありますね。 これは見逃しです。毛皮の加工で ワックスを云々 と言うのは知りません。ですから?です。
- wy1
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gewachseneは”wachsen=育つ、成長する”等の意味を持つ動詞の過去分詞で形容詞として使われているのです。そうして、 形容詞としては”自然発生の”、”人の手の加わっていない”などの意味があります。 Lammfellは”lammfell”と綴ると間違いです。必ず”L”で始めるべきです。 意味は”子羊の毛皮”。 ムートンはフランス語の ”mouton”ですね。詳しくは知りませんが”羊の毛皮”(アザラシやビーバーなどの毛皮に似せた羊の毛皮)と、英和辞典で見ました。 Mouton]とLammfellが同じものなのかは、判りませんでした。
お礼
早速ありがとうございました。実は昔ドイツで買ったムートン?ラム?のコートをオークションに出しているのですが、ラムフェルと書いてあるので「ラムのコート」いうタイトルで出しました。 日本ではムートンとラムを区別して理解する人が多いかもしれない:ムートンは大人の羊の革、ラムは子羊という風に。品物はそれほど柔らかくもないので大人の羊かと思います。 それで、もし子羊のとても柔らかくて、軽いものだと思われると後にクレームがくるのではないかと心配になってお尋ねしました。訂正するのには時間的に無理(終了が近い)のでどうしようと思っています。 ドイツでは多分羊の表裏一体ものの毛皮はみんなLammfellと言っていたような・・・ 名詞は大文字でしたね。
- Gletscher
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「gewachsene」は「育てる」の過去形です。「育てられた」ですね。 「lammfell」は「子羊の皮」です。
お礼
wachsen 育てる、育つ の過去分詞ですが、羊の毛皮製品については「育てられた」という意味ではないような気がします。養殖ものというような意味ではないと。zucht を養殖という意味では使っていたと思います。 多分、表皮に布の裏を付けて、襟やそで口だけふわふわの毛の部分を付けたものと区別するために「自然のまま」=表裏一体 というような感じで使っている言葉ではないかとおもいます ありがとうございました。少しドイツ語思い出しました。
お礼
そうですか!皮革の加工にワックスを使うのですね!そういう製法があることを初めて知りました。それで意味がはっきりとしました。ありがとうございました。