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大阪市長選の世論調査の信憑性とは?
- 大阪市長選の世論調査を見た結果について、読売はほぼ横一線、朝日は橋下氏が優位という結果が出ています。
- 過去の調査では多少の差があったものの、今回の差は異例であり、調査の公平性・客観性が疑われます。
- 世論調査の信憑性や公平性は、マスコミ各社のモラルに担保されるが、確認する方法は限られています。
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すべての世論調査にはなんらかの恣意的意図が入っています。 客観性、公平性の担保はできません。これは読み手側のメディアリテラシー(読み解く能力)にゆだねられます。 記者クラブメディア(大手マスコミ)が行なう世論調査は、「(平日の)真っ昼間に自宅の固定電話に出て無報酬で何分間も電話に付き合ってくれる人」(普通1500人前後)が対象者です。 これだけでかなり偏った採取方法だなと誰でも思うはずです。 たとえばインターネットによれば瞬時に数万人から採取することが可能です。ほかの採取方法もあります。 しかし、記者クラブメディアはそれをかたくなに拒んで対象者、対象人数を変えようとしません。 上記対象者をみれば分かるように、対象者は比較的メディアリテラシーがなく容易にマスコミ報道を鵜呑みにしてしまう傾向が強い人ということがわかります。周りの目を気にする傾向が強く、簡単に誘導尋問に引っかかる傾向があるひとたちです。 たとえば 「大阪は不況が続き先日幸福度が最下位になりました。ごぞんじですか?はい、いいえ」 「どんどん大阪市民の年収は減っています。ごぞんじですか?はい、いいえ」 「大阪経済を活性化させるために変えていったほうがいいと思いますか?はい、いいえ」 「現状の市長と、新しく名乗りをあげた橋下さんでどちらがいいですか?」 だと橋下さんの割合が本来よりも多くなると思います。 また、橋下さんの独裁ぶりなどを前の質問に入れながらだと橋下さんの割合は少なくなるでしょう。 各新聞は質問内容を出すようにしていますが、出していない質問もあるでしょうし、 質問の前の前段階、前置きに誘導することを言ったりもします。 「最近~~~~ですが、さて、質問です」のように。 現在、固定電話が廃れているにもかかわらず、あるいはインターネットで容易に万単位を収集できるにもかかわらず、同じ方式をかたくなに続ける大手マスコミ数千規模の調査は、信用されていない方向にどんどんとなっていっています。 公平性、客観性、中立性は、はなから世論調査にはなく信用に足るものではないという認識が妥当だと思います。あくまでも各社の意見としての参考にする程度です。 今回、世論調査のゆれ幅が大きかったというのはそれだけ、質問の仕方で、どんどん変わるという意味ということでしょう。今回については、一般人の思いと、世論形成をしたいマスコミの論調は離れているということがいえるかもしれません。
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- taro_cha
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世論調査の結果は、左右両極端のマスコミの調査結果がほぼ同一になって初めて「信憑性を検討する余地がある」くらいに考えるべきでしょう。 どこのマスコミも自分の求める結果に近いデータが取れるような質問の仕方をします。 例えば原発問題については最近は「反原発」の主張が主流だと思いますが、国民の多くが「今すぐ原発を完全廃棄すべきだ」と考えているわけではないと思います。 「原発を増やしていくべき」 「現状を維持するが、将来的には代替エネルギーに変えるべき」 「今すぐ完全廃棄すべき」 の3つがあったとします。 「現状を維持するが、将来的には代替エネルギーに変えるべき」という意見に対し、原発賛成論のマスコミは「原発の即時廃棄に慎重な意見が多数を占める」という論調にするでしょうし、原発反対論のマスコミは「国民の大多数が原発の廃棄を求める」と書くでしょう。 質問は「現在の廃棄か」「将来の廃棄か」で微妙に異なるものがされるでしょう。 橋下氏に対する世論も同様です。 独裁的な手法に対してスポットを当てるような聴き方をすれば支持率は下がるでしょうし、市政の問題を改善しようとする態度にスポットを当てれば支持率は上がるでしょう。 客観性の担保などありません。 *** ただし、じゃあインターネットの投票が公平かと言えばそんなことはありません。 インターネットに接続できる環境の人はそもそも偏りがある(若年層が圧倒的に多い)し、そもそも投票自体が「こちらから聞く」のではなく「投票者がサイトを訪れて投票する」という形態を採っている以上、集団投票の効果が非常に現れやすくなります。 例えばインターネットでは異常なまでに小沢氏の支持率が高い「世論」があったりするのがその証拠ですね。 また前のコメントでは「国勢調査も偏りがある」と書かれていますが、これは間違いです。 国勢調査は完全に全数調査であるのでサンプリングによる偏りは起こりえませんし、調査内容も世帯構成など意図を含ませることのできない項目のみですので、国勢調査の結果は完全に信用できるものです。
お礼
一般論では 各社の調査に恣意がはいるのは誰でもわかっていることだと思います。 問題、質問は その開きが50%と25%の倍にまで開くことへの疑問です。 方や半数が、方や ほとんどの人(75%)が支持していない。 倍数までの差も恣意的でできてしまう、ということでしょうか? (極論言えば 先の方の回答にあったように、 必要な選択枝がまったくない、とか?) 小さな新聞社あたりなら、マーうなずけるのですが、大手新聞社、報道機関もよくやる手なのでしょうか? またまた、民主の政権奪取と同じような国民陽動がなされそうですね。 ありがとうございました。
- DOCTOR-OA
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世論調査等は主催者側の意図に合うように加工されるのが 常識です。従ってそこに真実は存在しません。 国勢調査も同様です。
お礼
>世論調査等は主催者側の意図に合うように加工される 基本は皆それはわかっています。 その 加工度を聞いています。 方や50%で方や25% 1割、2割の加工ではなく倍にする(なってしまう)というのを質問しています。
- hekiyu
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世論調査ってのは、本来専門家が科学的に やるものですが、彼らマスコミは、そんなこと やっていないのではないですか。 それとも、やっているが、社の方針に合致する よう、操作しているのではないか。 つまり、世論操作の道具として使っている だけではないのでしょうか。 以前、農業問題についての世論調査の用紙が送付されてきた ことがありましたが、唖然としたことが あります。 どう答えても、農業は大切で、自由化など すべきではない、となってしまいます。 Q1,○×党を支持しますか。 次の中から選んで下さい。 1,支持しない。 2,絶対に支持しない。 3,死んでも支持しない。
お礼
ありがとうございます。 世論調査ってそんな質問なのですか! ヒドイですね。 マスコミは恥ずかしくないのでしょうかね?
所詮、結果としてはいいかげんなものですよ。 それが証拠に、世論調査なんて”やりっぱなし”でしょう? 公表した結果に、責任をとったマスコミってありますか?
- DJ-Potato
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数字を見る側の態度です。 平均を見たら、必ず標準偏差を気にする。 %を見たら、必ず95%信頼区間を気にする。 それが明らかでないデータは、一切信用しない。 だいたい、世論調査で選挙するわけではないですよね。 実際は選挙管理委員会とかが開票して決まるんですから。 選挙を全数調査とすれば、世論調査は標本調査なので。 世論調査は投票に行かないような人にも聞いてるから、なおあやしいです。
お礼
世論調査に 恣意が入ることは皆わかっていることと思います。 問題はその程度で、方や50%(半数が支持)で方や25%(多くが支持なし)というこの倍の差を恣意的にしていることに対することですが、 >今回、世論調査のゆれ幅が大きかったというのはそれだけ、質問の仕方で、どんどん変わるという意味ということでしょう。今回については、一般人の思いと、世論形成をしたいマスコミの論調は離れているということがいえるかもしれません。 恣意的差、の極端な開きがあるということはそう言えるのかもしれませんね。 ありがとうございました。