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大阪(府、市)のバトル実情
- 大阪市と大阪府の政治状況について、現在話題となっている相違点や論点をまとめて説明します。
- 大阪府の橋下知事と大阪市の平松市長による候補選への出馬や指名に関する報道が続いています。
- 関東在住の方の中で情報が不足しているため、橋下知事の発信とマスコミのバトルが注目されています。
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橋本知事の『大阪都構想』はよくよく調べてみると 大阪府民や大阪市民にとってメリットが多い。 その内容は、都市計画やタイムリーな政策も大阪の場合は大阪市と大阪府が 協力しないとまず実行不可能になっているので、スピードに欠け円滑生がなく 市民や府民の期待に応えていない。 行政サービスの面でも、区長が東京のように公選制でないので 市役所のお偉いさんが区長になり数百億の予算を自由に割り振りしている。 知事はそれだけのお金を自由に使えるなら、それは公選制にすべきで 市民に選挙権を与えて区長を選ぼうと言っています。 そのためには東京都のように、大阪都の知事とその他の区で行政を運営すれば 結果的にスリムになり、無駄が省け、知事や区長の意志の反映もスピード化される。 しかも「府」「市」と分けて考える必要がなくなりグローバルに考えられて効率的。 東京都がすでにその面で成功しているので、西日本の大阪が「副首都」として 元気になってリーダーシップを取っていかなければいけない、と橋本知事は目論んでいます。 対して平松知事は、大阪都構想は府知事の権限を広めるだけで橋本知事の独善、横暴だ。 市職員組合や市を預かる者としてはこれに賛成できない、という考えのようです。 はっきりいえば、平松市長の反対意見がよくわかりません。 ニュース等で聞いている限りでは、大阪市が無くなるのが気にいらん、から反対とも聞こえます。 自分は橋本知事の大阪都構想には賛成ですが、彼の政治手法の 初めに考えてもいないような大きな案をぶちかまし、 結果的にその案に反対な人の活発な意見を呼び込み 最終的には常識的な線に落ち着かせて成立させるやり方がいつまで続くのかと ちょっと不安も持っています。 ですから橋本知事としては、平松市長ともっとプランを練って 共同で大阪都構想を作り上げたいと考えているけど 肝心の平松市長が全然聞く耳を持たないため、 それなら今年の年末の市長選挙に橋本知事が知事を辞職して市長に立候補しようとしています。 そして知事には自分が推す人を立候補させて知事と市長の同時選挙に持ち込むと宣言しています。 最近はそうなった方が良いような気がしています。
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- equrea
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関西在住です。(大阪府民ではありません) この問題は所詮有権者以外関係が無いのですが、関西ローカルではTV局が大阪にあるため大坂の問題ばかりが連日報道されます。その他1府4県の住民にとってこれほど迷惑な話はなく、電波の私物化も甚だしいと憤慨しています。 府の権限が制御される政令指定都市を迷惑に感じる「府」と市民サービスにまで口を出してくる「市」のいざこざなんかどこの県にでも存在しているのに、それを問題として権限の拡大を狙っているタレント知事が一番の問題ではと隣の県から見ると見えるわけで、ローカルな話は内輪で解決しろ、電波を私物化するなと言いたいです。いつまでも関西の中心だと思っている辺りが全く御しがたいです。 できれば大阪が関西からも独立してどこかへ消えてくれるのが一番の解決方法なんじゃないかと思ったりしますよ。 ちなみに平松市長は市長就任後確実に借金を減らしてきています。逆に大阪府はタレント知事就任後確実に借金を増やし続けています。 あとは府民と有権者が判断するだけで、何でもいいから他の1府4県に迷惑かけるなって話ですわ。
- mekuriya
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府は借金だらけで破産寸前なのです。このままではどもならん。そこで、なんとかし市から金のなる木をいただいてしまおうという算段。しかし、市のほうも借金で楽ではない。ふざけるなと。そもそも府の仕事を手伝っているのに、お前はなにかしてくれたのかと。 早い話がこういう感情的対立です。もちろん、これでも実も蓋もないので、表向きはそれぞれ奇麗事を並べ立てて、府民、市民の支持を得ようとしている。 戦前、東京都は東京府であって東京府は東京市と郡部に分かれていた。それが東京都に移行して東京市は解消して東京都区部となり、郡部は多摩地区と呼ばれるようになりました。 そこで橋下知事は閃いたわけです。大阪府も大阪都になってしまえば、大阪市の金のなる木をいただけるじゃあーりませんか。二重行政を解消して行政を効率化すれば府民の皆様方にうんぬんという名目を考え付いたわけです。 例えば、東京市電は東京都電になった。同じように大阪市営地下鉄が大阪府営地下鉄になる。大阪市営地下鉄が金のなる木かどうかは別にして、そういう風に業務を移管することになるわけです。 ところが大阪市の方はまったく逆に、大阪府と縁を切りたいと考えている。そこらの県より経済力があるぐらいなのに、どうして市なのかと。身の丈を見れば、府の下も橋の下もとにかく気に入らないわけ。 おれら、独立したっていいぐらいなんだぞと。大阪民国なんてどうだ。いや、そこまでは主張していないが、川崎市あたりと同盟して、おれらを特別市に認めよと主張しています。 こういった両立しえない利害対立があります。実際に対立しているのはそれぞれの支持者であって本人同士が対立しているわけではありません。知事も市長も支持基盤の声を代弁しているだけなので。
お礼
府ありきであるなら市側を変えて行かないといけないですね。 府の形をかえるのもありですが、今の 都道府県の体制を変えるのは無理があるので、やはり市側なのでしょうね。 ありがとうございました。
お礼
わかりやすくありがとうございます。 発信力の差で橋下知事の話がわかりやすいと思っていたのですが、平松市長は発信そのものをしていないのですね。 大きくなり過ぎた市というのはイロイロ問題がでますね。 お手数をお掛けしました。