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株式投資の書籍に詳しい方
細野真宏さんの本を読んだ後に、レベルとして適切なものはありますか?できれば「この順番で読むといい」など、おすすめの書籍を段階的に提示して頂けると助かります。効率的にステップアップしていきたいので…。
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kumaさん 株式投資は、勉強の仕方を間違えるととても長い年月を無駄に過ごします。 私は株で安く買って高く売るとは?つまり株のうねり(波)に乗るとはどういうことか?が分かるまでに恥ずかしながら8年以上かかりました。 人によっては永遠に無駄な努力に終わるのではないかと思います。 こういう人が多いのでしょうね。 細野さんという方の本は読んだことがありませんが、経済評論家のようですね。 たぶん大した内容は書いてない、下手をすると嘘が書かれているのでしょう。 株式投資をするうえで読んでいただきたい本の順番を書くと、 1.うねり取り入門 林輝太郎著 同友館出版 2.プロが教える株式投資 板垣浩著 同友館出版 3.あなたも株のプロになれる 立花義正著 同友館出版 これらを読んだ後に、 4.脱アマ相場師列伝 林輝太郎著 同友館出版 を読んでください。 1.2.3.の本は一様に株で損を続ける人に対してどうすればいいか、を書いています。 私は、林輝太郎先生の「うねり取り入門」をお読みになり、「脱アマ相場師列伝」をお読みになられることをお勧めします。 慣れてきたら立花義正先生の「あなたも株のプロになれる」、をお読みいただければ、さらなる技術の飛躍ができるのではないかと思います。 人により毎日何時間もいろいろな本を読まなければならないという方もいますが、そんなことはないと思います。 読む本は2冊だけ。 うねり取り入門が分かりづらければプロが教える株式投資を読んでみる。 勉強は良より質。 たくさん本を読むより、上の本に書てあることを必ず守ってください。 私が本を何回も読みなおさなければ分からなかったことや、実際に株式投資をしてみなければ分からなかったことを補足として書いておきます。 株式投資は慣れです、だから誰でも上手になれるんですよ。 ではどのように慣れるかというと、慣れ方、株の練習の仕方は決まっているのです。 その方法には、 1.ためし玉から出発して株に慣れていく方法 2.出発の玉を規格化して株に慣れていく方法 3.さや取りで株に慣れていく方法 の3種類があります。 どれでもいいと思うのですが、個人的には2.の出発の玉を規格化して株に慣れていく方法が良いと思います。 自分の好きなもので良いのですが、移動平均を勉強なされたのでしたら移動平均でも良いですし、中源線でも良いでしょう。 複雑ではなく、玉を建てることが明確なものを使ってください。 そして、玉を頻発して建てなければならない、1週間に3回4回売買の指示が出るようなものも疲れてしまいますので、やめた方が良いです。 たとえば移動平均線でしたら、ゴールデンクロスをしたら自分が買いたくなくても目を瞑って株を買ってみる、売ってみる、ということを繰り返します。 資金の使い方も重要なので書いておきます。 よく株は証券口座に入れている額満額を買わなければ資金効率が悪い、という人がいる(多い?)のですが、そうではありません。 総資金に対して買う株の量は小さく、資金量の1/3~1/2位、1/2なら多いくらいだと意識してください。 やってみれば分かるのですが、50万円の株を買うのに、口座に50万円入れて取引するのと1000万入れて取引するのでは同じ100株買うのでも心の余裕が違うのです。 高いところに橋があって、そこを自転車で運転して渡るとします。 自転車のタイヤの幅は10センチもないから、橋の幅は10センチもあれば十分と言って渡る人はいないですよね? 橋の幅は広ければ広い方が安心して自転車を運転できます。 結局自転車のタイヤが通るのは10センチ以内だとしてもです。 前者では必ず失敗して橋から落ちて自転車を運転している人は死ぬでしょう。 それが心の余裕なんです。 株式投資だと欲に目がくらんで自転車の運転だと絶対やらないことを逆に進んでやってしまうのです。 その位株式投資というのは目暗になりやすいのです。 注意してください。 次に、信用取引は怖い、という人がいますが、下げ相場ではから売りが必要です。 証券会社で口座を開くときは信用取引口座を開いてください。 銘柄もなんでも良いです。 好きな銘柄、自分の力を注げる銘柄を1~2銘柄。 まずは1銘柄限定が良いでしょう。 何銘柄か候補を上げてグラフを書き、自分にしっくりくる動きをする株に決めても良いでしょう。 但し、東証1部上場で、時価総額が高くて、出来高が大きいもの、にしてください。 よく知っていて、倒産しないだろ、と思う銘柄です。(それですらJAL、東電のようなこともありますが何が起こるか分からないのが株です) 電気なら松下、東芝、ビールならキリン、アサヒとか。 くれぐれも2部銘柄、JASDAQとか新興市場銘柄を対象にしないように。 林先生の本には損切りのことはほとんど書かれていません。 異論を言う人もいるかも知れませんが、まずは損切り幅(または%)を決めておいた方が良いと思います。 買値から(売り値から)この価格逆行したら無条件で損切りする。 例えば株価の5パーセントとか。 最初はおっかなびっくり、移動平均なり、中源線なりで玉を建てる。 最初の5回は単発売買の練習をしてください。 つまり、100株単位の株でしたら100株の買い、または売り。 買ってみる、失敗だったかな?と思ったら躊躇なく損切り。 買ってみて上がったぞ、そうしたら自分が一番高いと思うところで売る練習。 最初は、買ってみて、失敗だったかな?と思って損切りした途端に株価が上げる。 次は買ってみてもうちょっと粘ってみよう、そうしたら損切り幅に引っかかって損切り。 そんなことが続くかもしれません。 そのうちに、自分のしっくりくる感じが分かるようになってきます。 次に必ずやっていただきたいことが2分割売買です。 100株買う、買った後で、株価が押したら、前の日より安くなった日にもう100株買ってみる。 売りはその逆。 もし押しで買うのが難しければ、そんなこと考えずに100株買ってみる、値が上がったらもう100株買ってみる。 上がったら200株一括で手仕舞いする。 それを2年間続けてください。 その間は株数を増やしてはいけません。 場帳の使い方についても補足します。 値動きの感じ方、今日はいくら、昨日よりいくら上がった、下がった、おとといよりは? 1週間前からはいくら上がった、下がった? 1か月前からはいくら上がった、下がった? ということを毎日場帳をつけながら感じて行きます。 そのうちに、いつもの動き、いつもより違う大きな動きなどがおぼろげながら分かってきます。 情報について、ですが、 OK WEBに投稿されているということはインターネットをお使いのようですので、毎日の株価は分かりますから日経新聞などは読まなくて良いです。 会社四季報も不要です。 逆に両方とも意識して読まないでください。 株が上がるか下がるかなんて分かりません。 そうではなく、上がるか下がるか分からないから、自分のしっくりくる玉を建てられたら、上げ相場ならそれに付いていく、下げ相場ならその逆。 そのしっくりくる玉かどうか感られるようになる練習をするのです。 しっくりこなければすぐに損切り、損していなくても自分の納得のいく上げ方ではなければ(結果損はしていないのですが)損切りと同じように玉を切る。 株が上がるか下がるかを当てようとしても、永遠に無理なのですから。 それでは、がんばってください。
その他の回答 (2)
- waratap
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kumaさん まだご覧になっていますか? 解決されていないようでしたら回答しようと思います。
お礼
お願いします!
- habataki6
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ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析になりますね,具体的には会社四季報などの財務内容から 企業価値を算出し現状は安いのか高いのか,テクニカル分析では過去の株価データを利用し 何か特異な動きというか法則はないのか銘柄特有の動きがありますから,あらゆる指標を使い 適合銘柄を探しますね,教本というのは仮に必勝法があったとしても誰がやっても勝てなければ 自慢話にすぎません。 最低でも100冊は読まないと相場を知っているということにはなりません。
お礼
自分は損益計算書・貸借対照表・ローソク足・移動平均曲線などの基本的な読み方を知った程度なので、果たして「分析」と言えるレベルかは分かりませんが頑張ります。 …100冊ですか、道は険しそうですね(笑)
お礼
すごく詳しい説明ありがとうございました。waratapさんが8年かかった技術を一朝一夕で習得できるとは思えませんが、アドバイスしていただいたとことを頭に入れて投資していきたいと思います。ちなみに、細野さんの本は僕自身は割と読んで良かったと思いました。興味がありましたら図書館にでも置いてあるかと思います。 ただどう見ても株のカの字も知らない初学者用なので、waratapさんには必要ないとは思いますが(笑) 「株が上がるか下がるかなんて分かりません」という言葉には目から鱗でした。上がる株を知識や最新情報をもとに探そうと目論んでいた自分にとって前提を覆されたような気分ですが、株を始める前に方針転換できて良かったです。どうもありがとうございました。