- ベストアンサー
眼圧が高い!仕事に悩む私の症状とは?
- 眼圧が高く、視神経も両目ともくぼんでいる部分があるそうです。
- 朝目の回りと頭が鈍痛がし、仕事の後は右目が見えにくいと感じています。
- 拡大鏡で精密機械を検査しているため、眼圧の影響が心配で仕事にモヤモヤしています。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
緑内障の者です。 緑内障は、「眼圧」(眼球内を満たしている「房水」の圧力)が高すぎることが原因で、 視神経が圧迫されて壊死し、その結果として視野が欠損していく病気です。 http://www.santen.co.jp/health/ryokunai.shtml 視神経が死ぬと、眼底を見ると「視神経乳頭陥凹」というへこみが大きくなっていきます(質問者さんの聞いた「くぼんでいる部分」とはこのことです。くぼみ自体は誰にでもあり、緑内障になるとくぼみが大きくなっていくのです)。 視神経に影響が出る眼圧には個人差がありますし、陥凹の大きさにも個人差がありますので、眼圧や眼底だけで緑内障と診断されることはありません。視野検査も含めて総合的に判断します。 眼圧が高い、陥凹が大きい、といっても、緑内障ではなく、単に「眼圧が一般人に較べて高い」「陥凹が一般人に較べて大きい」だけという可能性もあります。 その場合は、何の問題もありません。おそらく質問者さんはそういう状況なのでしょう。 ですが、眼圧が高い場合、今後緑内障になるリスクが高いのは確かですので、「1年後に検査受診をしてください」ということになったのだと思います。 緑内障は、治療せずに放置したとしても、年単位で視野欠損が進行し、10年単位で失明にいたるような進行のゆっくりとした病気です。 ですから、まだ緑内障になっていない緑内障予備軍の段階では、年一回程度の検査で十分です。 そのような進行のゆっくりとした病気ですから、それこそ緑内障予備軍の段階では短期的な眼圧の上昇は気にする必要はまったくありません。 また、眼圧の高さというのは、体質というか体格的なところに原因があります。 骨格的に背の高い人もいれば背の低い人もいるように、 眼球の構造的に眼圧の高い人もいれば眼圧の低い人もいるのです。 ですから、日常生活において、「○○したら眼圧を下げられる」ようなことはありませんが、 「○○したら眼圧があがってしまう」ようなことは何もありません。 今まで通り普通に日常生活を過ごしてください。 以下、ある眼科医のコラムからの引用です。 http://www.kawamotoganka.com/tayori/back002.html --- 日常生活と眼圧 眼圧を上げないために日常生活でどういうことに気をつけたら よいでしょうか。これはとても多い質問です。 私の答えは「ふだん通りの生活で結構です。とくに変える必要はありません」 というものです。残念ながら、患者さんの努力で眼圧をコントロールできる 余地はほとんどありません。 確かに、「水を1リットルも飲めば眼圧が上昇する」とか 「うつぶせを1時間続けると眼圧が上昇する」とかいった事実は 知られていて、そのことを根拠に「お茶をあまり飲まないように」 「寝るときは仰向けで」といった指導がされることがあるのですが、 私は意味がないと考えています。 なぜなら、たとえ水分を多量に摂ってもすぐに尿になって体外に 出ていきますし、うつぶせで眼圧が上がってもあくまでも一時的なもので、 うつぶせをやめればすぐ元に戻るからです。眼圧は数日・数週間・数ヶ月と いった長期にわたって持続的に高いときにはじめて視神経の変化を きたすわけで、短時間の上がり下がりは気にしなくてよいのです。 むしろ、日常生活に不必要な制限を加えることのデメリットのほうが 大きいと思うのです。 --- 寝るときという長時間のうつぶせですら必要はないと言っているぐらいですので、仕事中の数時間程度のかがんだ程度の格好はまったく気にする必要はないかと思います。 あとは、質問者さんの症状についてですが、 慢性の緑内障で少々眼圧が高くなっても、頭痛のような症状は出ません。 また、緑内障によって死んだ視神経は生き返らせることはできませんので、 「一時的に見えにくくなる」といったことはありません。 質問者さんの症状は緑内障とは無関係だと思います。 また、少々目を酷使したからといって眼圧どうこうなることもありません。 そして、万が一緑内障になったとしても、視野欠損は通常、周辺から始まりますので、注目している中心部分はそれこそ失明直前の末期でも全然問題なく見える場合が多いです。 (そのことが逆に、自覚症状に乏しく発覚した時には手遅れということになりがちで、そのために緑内障は日本人の失明原因の第一位になっている要因だったりします) ですから、今の仕事を続けられても、全然問題ないかと思います。 緑内障は、一度失った視野は取り戻すことができない、「失明への一方通行」な「不治の病」です。 そのため、失明直前の末期に発覚した場合には取り返しがつかないのですが、 適切な治療によって視神経に影響が出ないレベルにまで眼圧を下げることで、発覚時の視野をその後もずっと維持できる場合が多いです。 ですから、早期発見できれば、「一生付き合う必要がある」病気ではありますが、全然怖い病気ではありません。 まだ緑内障になっていないうちからネガティブに考えたりせず。 「緑内障予備軍と判明してよかった」「緑内障になってしまった時は、できるだけ早期に発見できるように検査を欠かさないようにしよう」とポジティブに考えるのが大切だと思います。
その他の回答 (1)
- frosty-yggdrasil
- ベストアンサー率50% (87/173)
今のお仕事は目にだいぶ負担がかかるように思いますし、総合的に考えて、お辞めになった方がよろしい気がいたしますが……。 どうぞお大事に。